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1667. 余白と学習


良質の睡眠を取ることができたためか、今朝の目覚めは非常に良い。基本的に就寝時間はいつも一定だが、その日の心身の状態に応じて、若干睡眠時間が変化する。

今朝はいつもより遅めの六時半の起床となった。質の良い睡眠を取ることは、何をすることにおいても重要だと思う。

学習に限って見ても、学習した知識や技術を文字通り寝かせ、自分の内側に定着させる際にも良質な睡眠が大切となる。人間発達や学習について探究を進めていると、必ず身体や脳についても知る必要が出てくる。

最近特に、脳についての探究をいつか本腰を入れて行う必要があるかもしれないと思っている。昨日、教育科学に関する論文を読んでいた時に、「私たちは効果的な学習についてほとんど知っていない」という記述を目にした。

ここで述べている「私たち」というのは、主に学習者を指している。学習者である私たちは、効果的な学習方法を習得する訓練を積んでいないのではないだろうか。

学習対象となる知識項目を学ぼうとするだけであり、それらの知識項目をどのように学んでいくのか、という方法論を習得する機会と訓練が、多くの場合に欠落しているように思う。その結果、学習者は効果的な学習方法ではないやり方で知識項目と向き合うことになる。

それが結果的に、知識項目の不十分な習得を招いてしまっていることが多々あるだろう。一つは冒頭の話とつながっており、例えば、知識項目を学習する際に、いかにそれを寝かせるか、ということである。

教育哲学者のパウロ・フレイレが警鐘を鳴らしていたように、銀行型教育を採用してはならない。これは単純な知識の詰め込みであり、学習者が真に知識を獲得し、それを活用できるようになることを妨げる。

ここでふと思ったのは、一見すると、自分が日々の探究活動の中で行っていることは知識の詰め込みと言えなくもない。日々、文献を通じて、かなりの量の知識項目と向き合う生活をしている。

しかしそれは、フレイレが指摘した銀行型教育のような意味での詰め込みではない。フレイレが批判していたのは、一つの知識項目から次の知識項目へと、一切の余白なく知識を流し込もうとする学習方法であり、ある知識項目と向き合った際に、それを咀嚼するような内省実践、とりわけ文章を書くというような能動的な学習の欠如を批判していたのである。

昨日は、ある知識項目から別の知識項目へ移行する際に、意図的に余白を設けるようなことを行っていた。ある程度のまとまりを持つ単元の探究を進めたら、そのまま次の単元に行くのではなく、そこで一度休息を挟むのである。

そこでの休息は、文字どおり、身体を軽く動かすというような休息もあれば、学習した単元に対して文章を書くという実践も含まれる。特に、後者の文章を書くという実践は、学習した単元の知識を咀嚼し、自己に定着させる効果を持つ。

先ほど学習した項目に対して文章を書こうとすると、自ずと学習内容を再想起することになり、自分の言葉で文章を書く際には、自分の理解度をそこで検証することができる。こうした学習内容の再想起と理解度の検証を行うために、学習内容を自分の言葉で書くということはとても効果的だろう。

逆に言えば、こうした実践を行わなければ、知識項目が真に我が物になることはない。最後に、こうした文章執筆に加え、余白を設ける実践としては、一つの項目の探究をある程度行ったら、探究項目を大きく変えてみるというのも一つの手だろう。

昨日は、教育科学についての論文をしばらく読んだ後、作曲に関する学習を行っていた。そして、しばらくしてまた教育科学の文献に戻ってきてみると、作曲の学習が自分の中で能動的な余白として機能しており、その前後の教育科学の探究にも随分と好影響を及ぼしていることがわかった。

このように、学習内容について文章を書くという実践と、探究項目を意図的に大きく変えるということは、探究項目間に余白を作ることになり、さらには、それらの探究項目の習得を促進するような働きがあるように思える。2017/10/20(金)07:21

No.312: Dark Blue Sky The start of today was a little bit late. I got up at 7:00 and began today’s work at 7:30.

The dark blue sky is spreading out in front of my eyes. I often have a neutral feeling to the dark blue sky.

Yet, I have a positive feeling today. The more I am looking at it, the more tasteful the sky becomes.

The adjective of “tasteful” may not correct. The perfect one might be “tasty.”

The dark blue sky is tasty today. However, it is difficult to find out a perfect word or phrase to articulate the taste.

In that sense, the dark blue sky transcends me. Therefore, I cannot detect a word to describe it, and at the same time, I have a positive feeling toward it. 08:25, Saturday, 10/21/2017

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