top of page

1592. 何かに追われる夢


昨夜の夢は、就寝前の自分の思考を象徴するものであった。昨夜は毎日の日課である作曲実践をほとんど行うことができず、そうした状態で就寝に向かった。

しかも、寝室に横になってから、こなす必要のある諸々の課題について考え始めてしまったのである。それが影響してか、夢の中でも何かに追われる場面に出くわした。

それは形を変えて、人に追われるというシンボルとして夢の中に現れた。夢の中で私は、比較的大きいが、豪華だとも言えない一軒の家で開催されたパーティーに参加していた。

そのパーティー会場は、山を切り開いた住宅地の一角にあった。パーティーの途中で、私は帰らなければならない用事を思い出し、突然パーティー会場を後にすることにした。

会場の外には自転車があり、どうやらそれは自分のものらしかった。その自転車に乗り、自宅に向けて足早に出発した。

道はとても整備されているのだが、自転車を漕ぐのに少しばかり疲れてきたので、私は自転車から降り、自転車を押して行くことにした。自転車を押して進み始めると、前方に歩道をとぼとぼと歩く一人の男性の姿を見かけた。

その男性は、なにやら背中に重い荷物を背負っており、その男性は道端にある一軒の八百屋のドアを開けた。ドアを開けた男性は、静かに一言つぶやいた。 重い荷物を背負う男性:「ジャガイモありますか?大量の」 八百屋の店主は特に驚く様子もなく、その男性にジャガイモが置かれている場所を指差した。その男性の表情が緩み、少しばかり嬉しそうな顔をしていた。

男性はその八百屋で大量のジャガイモを購入し、それらを重たそうなリックに詰め、それを背中に背負った姿を見た。その姿を確認したとろで、私は再び自転車に乗って進み始めた。

走っている坂道の傾斜はそれほどでもないのだが、どうにも足が前に出て行かない。私は少しばかり疲弊しているようであり、明らかに自分のエネルギーが足りていないことを痛感していた。

しかし、私はあることに気づいていた。それはパーティー会場を後にした瞬間から、誰かが自分の後を追いかけてきているということだった。

私はその人物に追いつかれないように、どうにかして少しでも前に早く進むことを考えていた。それはある種の焦りにも似た感情だった。

前に進みたいが、自分のエネルギー不足のためになかなか思うように前に進むことができず、不甲斐ない気持ちになっていた。すると、進行方向の左側の道の脇に、先ほどとは異なる八百屋があることに気づいた。

私はその八百屋に入り、何か食べ物を買おうと思った。ここの店主は中年の女性だった。

その店の中で目に留まったのはキムチであり、早速それを購入しようと思い、レジに向かった。ちょうど私がレジにたどり着いた時に、私の後ろに主婦と思われる女性が列に並んだ。 店主:「このキムチは美味しいのでお勧めですよ」 :「そうなんですね、それは良かった」 後ろに並んだ主婦:「そのキムチよりも、国産の具材で作られたこちらのキムチの方が安くて美味しいですよ」 店主:「確かにそちらのキムチも美味しいですよね」 :「ちょっと迷いますね。でも最初に選んだ方にします」 私が購入したキムチは、どうやら具材は国産ではないらしかったが、全て有機野菜で作られている。購入したキムチは一パック800円だった。

私の後ろに並んでいた主婦が勧めてくれたキムチの値段は、500円だということがわかった。どちらにせよ、少々値段の張るキムチなのだと思った。

私は店を後にし、再び自転車に乗って自宅に戻ろうとしていた。その時には不思議と、私の後を追ってくる人物を意識することはなく、自分のペースで前に進もうとしていた。そこで夢から覚めた。 今朝のフローニンゲンはまた寒い。うっすらとした曇り空が広がり、辺りは少しばかり霧がかかっている。

そのような景色を眺めながら、昨夜の夢が示唆する事柄に思いを馳せていた。2017/9/27(水)07:32

No.237: Harmonic Inner Rhythm I reconfirmed that writing and composing music created inner space.

The day before yesterday, I did not have enough time to write and compose music. It affected the state of my consciousness before going to sleep.

Writing and music composition are equal to my breath to generate a harmonic inner rhythm. 07:55, Thursday, 9/28/2017

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page