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1507. 昨夜の夢と音楽と脳


起床直後、今日の仕事に向けた心身の準備が整ったところで日記を書き始めた。すると、昨夜の夢の内容が自ずと思い出された。

非常に断片的な記憶になりつつあるが、昨夜の夢の中でもまた実家にいる愛犬が登場した。この数ヶ月間で何度か愛犬が現れる夢を見ており、それはこれまであまりなかったことであるからとても不思議だ。

夢の中で、愛犬と私は別々の部屋におり、私は何かに集中して取り組もうとしているようだった。そのため、愛犬が部屋に入ってこないようにガラス扉を閉めていた。

すると、愛犬が私の部屋に近寄ってきて、ガラス扉に顔を張り付け、尻尾を振りながらこちらの様子をうかがっている。その様子を見て思わず私は愛犬の方に駆け寄り、床に伏す形で、顔をガラス扉に張り付ける愛犬と同じ高さで自分の顔をガラス扉に張り付けた。

ガラス扉を開けることなく、扉越しに愛犬と意思疎通を行っていたのである。とても暖かく、心休まるような気持ちに包まれながら、次の夢の場面が現れ始めた。

次の夢の場面では、高校時代の友人が何人か現れ、二人一組で担任教師にプレゼンを行っていた。今、二人の女子生徒が担任教師に向けてプレゼンを行っている。

内容はいまいち分からないのだが、学校内の何かを改善するための案のようだ。担任教師は部屋の中央の机に腰掛け、厳しい表情をしている。

彼女たちがプレゼンをしている最中も、しきりに厳しいコメントを発している。どうやら、彼女たちのプレゼンで用いられている言葉に迫真性がなく、とても空虚に聞こえるようだ。

実は私のプレゼンはすでに終わっており、最初にプレゼンを行ったのが私だった。二人一組でプレゼンを行うはずなのだが、私は一人でプレゼンを行っていたようだった。

担任教師は、今浮かべているような厳しい表情ではなく、私のプレゼンの際にはご満悦な表情を浮かべていた。そこから一転して、今はとても厳しい表情を浮かべながら、二人の女子生徒のプレゼンを酷評している。

担任教師からの厳しいフィードバックはその後も続き、終わりを見せることなく夢から覚めた。 今朝のフローニンゲンの空は晴れ渡っており、一つ筋の飛行機雲が北から南に真っ直ぐに伸びているのが見える。赤レンガの家々の屋根に朝日が照らされ、レンガ造りの家々のこうした表情はこの時間帯にしか見ることができない。

起床直後にかけていたエドヴァルド・グリーグのヴァイオリンソナタが全て終わり、今度はグリーグのピアノ曲を流すことにした。少しばかりグリーグの曲に耳を傾けていると、昨夜就寝前に別の作曲家のピアノ曲を聴いていた体験を思い出した。

以前に書き留めていたように、脳と音楽の関係性を示唆するような体験だった。昨夜印象的だったのは、高音の音が跳ね上がるような形で奏でられる時、特定の脳の部位が跳ね上がるような感覚がした。

最初は少々驚き、少しばかり違和感を引き起こすような感覚であったが、跳ね上がる高音に呼応するかのように、脳の特定部位が跳ね上がる形で刺激されているのは面白い現象であった。これまで受講していた音楽理論に関するMOOCのコースでは、たびたび耳を鍛錬するような課題が課せられていた。

また、購入した音楽理論のテキストにも耳を鍛錬するCDが付属しており、音楽を深く学ぶためには耳を鍛錬する必要があるのだということに気づかされる。

今後も耳を鍛錬することを継続させていけば、昨夜のように、ある高音の一音が脳の特定部位を局所的に刺激していることを掴めるだけではなく、一つ一つの音が脳のどこの箇所を刺激しているのかすらも感覚的にわかるようになるような気がしている。

脳内にピアノの鍵盤が立ち現れ、曲の進行によって鍵盤が押される姿を脳内視覚で捉え、そこで奏でられる音が脳のどこの場所を刺激するのかを特定することは十分に可能であろう。

昨夜は、前頭前野の右側の部分が刺激されていた。今後は一つの音をまずは大雑把に、脳の1㎤単位の部位に対応させるようなことを行ってきたい。2017/9/4(月)

No.153: Analysis on Schubert’s Piano Works Franz Schubert, whom I admire from my heart, died quite young.

Coincidentally enough, his age when he passed away is my age when I determined to devote myself to music composition.

Today, I received his music scores of his 21 piano sonatas. His prolific composition work always inspire me.

I will respectfully and carefully analyze the chord progressions and melodies of his piano works. Since I am “Schubertian,” I want to compose music based on his composition techniques and philosophy of music. Thursday, 9/7/2017

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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