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1403. 千変万化する無数のシンボルがうごめく意識状態へ


昨夜は就寝前に、自覚的なサトルな意識状態にあった。この意識状態は主に、言葉の形になる前のシンボルを扱っている。

寝室のベッドで目を閉じて仰向けになりながら、意識内に浮かび上がる色とりどりのシンボルを観察し続けていた。人間の意識というのはつくづく興味深く、特にこのサトルの意識状態は観察しがいがあるといつも思う。

そこで立ち現れるシンボルは、いつもめまぐるしく変化し、鮮やかな無数のシンボルが刻一刻と変化する様子は圧巻だ。無数の絵巻物が絶えず意識内に立ち現れるようだと言えば伝わりやすいだろう。

自分の意識内には、絶えずこのように言葉にならない現象が生起しているのだ。それらの多彩な無数のシンボルは、サトルの意識状態の中で知覚されるものだが、実際には他の意識状態でもそれは常に現れているのだ。

夢を見る意識状態は、まさにサトルの意識状態であり、千変万化するシンボルが落ち着いた形を持つがゆえに、一連の夢のストーリーが構成されると考えている。仮に昨夜の就寝前に観察していたような、無数のシンボルが常に変化していたのでは夢という一つのまとまりになることはないだろう。

日々、印象的な夢を書き留めることを行ってきたためか、昨夜のサトルな意識状態で知覚したいくつかのシンボルを記憶に留めることができている。最初に現れたのは、古代の日本を彷彿とさせる山河である。

それが強く印象に残っており、そこからは様々な自然の情景描写がシンボルとして立ち現れた。確かに万華鏡のように、刻一刻と立ち現れるシンボルが変化するのだが、変化の速度は万華鏡よりもずっと早く、知覚されるシンボルも幾何学的な模様を含めて多種多様だ。

シンボルとシンボル同士の関係性を掴むことやシンボルを生み出しているものの中に特定の規則性を掴むことは極めて困難であり、何の脈略もないと思われるようなシンボルの波が怒涛のように意識内に流入してくる、というのがこの現象の特徴だ。

実は前々から、どのようにすれば就寝前にこうしたサトルな意識状態に入ることができるのかを知っていた。サトルな意識状態に入り、こうした千変万化する無数のシンボルを知覚する時は決まって、就寝前に身体をゆったりと整えていることに気づいた。

それは体をほぐすようにゆっくりと身体を動かすことも含まれているが、それ以上に、自分の身体の様々な箇所にゆっくりと気づきの意識を与え、身体意識を活性化させることが重要になる。昨夜も無意識的にこの実践を行っており、やはりその後にサトルな意識状態に参入した。

今夜はそれによって本当にサトルな意識状態に入れるのかを改めて確認してみようと思う。科学的な知を生み出す三つの根本的な要素である、「方法提示」「データ収集」「結果の確証」を経て、大海のようなシンボルで満たされたサトルな意識状態に参入する方法を検証してみたいと思う。

仮にその方法の確からしさが明らかになれば、これまで以上にその方法を積極的に活用し、今度は無数に立ち現れるシンボルの特性について検証をしていきたい。言葉の形にならない多種多様なシンボルの中には、一つ一つ必ず意味が梱包されている気がしてならないため、それらを一つ一つ紐解いていくような実践を試みたいと思う。2017/8/7(月)

No.48: Nested Layers of Dream and Reality I left Bergen in the morning to fly back to Groningen. This North European trip invoked a non-ordinary state of consciousness.

I feel as if I were in a dreamworld in a dream. Everything I see and feel at this moment is quasi-realistic or transcendental to me.

How can I verify that I am living outside of a dreamworld in a dream? In general, we can only notice that we had a dream after we came back to realty——except lucid dream.

Thus, we may not be able to realize that we are in the reality unless we awake from the reality that we believe. I can see the nested layers of dream and reality. Tuesday, 8/15/2017

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