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1150. 最終試験へ向けて


今朝は普段以上に長い睡眠時間を取った。それは意図していたことでは決してなく、私の身体と精神がそれを欲していたからであった。

昨日は、「タレントアセスメント」の最終試験へ向けて、もう一度課題論文を全て読み直すという作業を開始した。一つ一つの論文を丁寧にもう一度読み返すという作業は、以外と骨の折れるものであり、初読のときに見落としていた箇所や、初読の際には理解できなかった箇所を改めてじっくりと考えながら読むということを行っていた。

昨日の午後から就寝前にかけてそのようなことをずっと行っていたにもかかわらず、自分が計画していたほどの論文を読み返すことができなかった。そうしたこともあり、就寝前の私は、少しばかり焦りのような気持ちを持っていたのは確かだ。

計画通りに進まなかったという速度の問題と、それよりも深刻なのは、それらの論文の内容に対する理解の問題があった。心理統計学の基礎的な概念やアセスメントに関する論点に習熟してきたとはいえ、どことなくそれらの理解の浅さを実感している。

そもそも、論文を読み返す速度と内容理解についてそれほどまでに問題視しているのは、「タレントアセスメント」の最終試験で出題される自由記述形式の問題が一筋縄ではいかないと理解しているからだろう。

最初の修士号を取得した米国の大学院に比べて、フローニンゲン大学の修士課程における成績評価は非常に厳しい。友人のインドネシア人の留学生が、あるコースの試験に不合格となり、追試にも落ちたという話を聞いた。

彼女はこの夏に補完するコースを受講しなければならないそうだ。今回私が受講している「タレントアセスメント」や「成人発達とキャリアディベロップメント」のコースにおける最終試験も通過の難易度はほとんど変わらないだろう。

それぐらいに、研究大学院であるフローニンゲン大学のコースの試験に通過するのは難しい。私が米国の大学院に留学することなく、フローニンゲン大学に留学することになっていたのであれば、単位を取得できていたかどうかすら怪しい。

今日は早朝から論文を読み返すことを行い、本日中に少なくとも七本の論文の理解を深めたいと思う。2017/6/9

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