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840. とある一日の流れ


今日の起床は、昨夜仮説的に考えていた通りのものとなった。現在、第二弾の書籍に関する原稿が書き上がり、すでに編集者の方に送っているため、そちらの作業はとりあえず落ち着いている。

しかし、学術論文の方は、自分の修士論文に加え、履修しているコースで小さな論文を執筆することが要求されており、合計で三つの論文を執筆している状況にある。そうした中、執筆している論文とは関係のない専門書や論文を読む時間を確保することが難しい。

それでもシステム科学とネットワーク科学の専門書や論文を読みたいという強い思いがあることは確かだ。そのため、昨夜、仮に“Principles of Systems Science (2015)”と“Netowork sicence (2016)”の専門書を寝室の枕元に置いて就寝したら、寝つきが悪くなるか、早く目覚めるかのどちらかであろう、ということを書き留めていたように思う。

実験的にそれを実行してみたところ、寝つきが悪くなることは一切なかった。だが、想定した通り、三時ちょうどに目が覚め、その時間から書斎に行くことは早いと判断したため二度寝をすると、五時ちょうどに目覚めた。

人間の目的意識というのは、なかなか凄まじい力を持っていると思う。二冊の分厚い専門書を枕元に置いたことが功を奏して、今日は、いつもより一時間ほど早い五時から仕事に取り掛かることにした。 早朝に、“Principles of Systems Science (2015)”を一章分読み進めたい。具体的には、システム科学の哲学的な背景、システムの特性、システムという概念について、という三つの項目に関して本書を読み進めていく予定である。

それがひと段落したら、午前中に、修士論文をさらに先に進めておきたいと思う。こちらの論文はこれまで順調に進んでおり、提出期限の三ヶ月前だが、もう完成の目処が立っている。

本日の執筆箇所は、教師と学習者間のシンクロナイゼーションの有無とその度合いについて分析するセクションである。その分析をするために、「交差再帰定量化解析」という非線形ダイナミクスの手法を活用することになるが、その手法について説明する箇所はすでに執筆済みであるため、本日執筆するのは、その分析結果についてである。

出力された図と数値を見ながら、それらが意味することを説明することに午前中の多くの時間を充てる予定だ。午後からは、「創造性とイノベーション」のコースにおける論文を執筆したい。

こちらは、四人一組のグループで一つの論文を執筆している。私たちのグループは、この課題に対して、ヴァーチャル空間で同時並行的に作業を進めるために、Google Documentを活用している。

今朝起きた時に、Google Documentを確認すると、メンバーのヤンとマーヴィンが大きな仕事をしていることに気づいたため、私も午後からは本腰を入れてこちらの論文を進めていきたいと思った。こちらの論文が落ち着いたら、またPrinciples of Systems Science (2015)”を読み進めるか、“Netowork sicence (2016)”を一章分ほど読み進めたい。

今日はそのような一日になるだろう。2017/3/17

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