top of page

690. アインシュタインに関する記事より


今日はいつもより30分ほど早く起床した。起床直後、朝の習慣的な実践を行い、その後にアインシュタインの創造性に関する簡単な記事に目を通していた。

先日からしばらく、連想的な思考について気になっていたため、アインシュタインが述べていた「組み合わせ思考」という言葉に共感するものがあった。アインシュタインは音楽をこよなく愛し、実際にピアノやヴァイオリンを演奏していたらしい。

科学的な探究の合間合間に音楽の演奏を挟むことによって、一見関係のように思える科学世界と音楽世界を架橋するようなことを行っていたのだろう。そうした組み合わせは、アインシュタインの独創的な発想の種になっていたのだと思った。

記事を読んでいると、アインシュタインの思考様式は、自身が述べているように、やはり合理的な思考形態に依拠するのではなく、イメージとして思考を進めるような思考形態——米国の思想家ケン・ウィルバーが提唱した思考形態「ヴィジョンロジック」——を活用していたことがわかる。

まさにイメージとして思考を躍動させていくという特徴を持っていたがゆえに、アインシュタインは音楽のみならず、絵画作品もこよなく愛していたようであった。自分自身の日々の生活を振り返ってみたときに、書斎の中では常に音楽と絵画に囲まれて仕事をしているため、アインシュタインが述べているようなことが体験的にわかる気がした。

今の私が少しずつ開拓している能力というのは、もしかすると、形式的な言葉を超えて、一つの映像として全体を把握するような思考のあり方なのではないかと思っていた。そのような関心事項があったがゆえに、普段は朝から読まないであろう今回のような記事を熱心に読んでいたのだと思う。

今日は午前中に、昨日の夕方に閃いた「交差再帰定量化解析(CRQA)」を自分の研究データに適用してみたいと思う。「複雑性と人間発達」のコースで言及されていたように、この分析をプログラミング言語のRを用いて行うことが可能であるとわかったので、今朝は試しに早速その分析を行ってみたい。

その分析がひと段落ついたところで、「複雑性と人間発達」の最終試験に向けて、これまでの講義内容を要約する作業に取り掛かりたい。今回は、テキストと必読論文を試験場に持ち込めるということなのだが、試験中にそのような資料を調べる時間的余裕などほとんどないことが予想されるため、それらの資料の重要箇所は全て頭に入れておきたいと思う。

細かな知識は問われないということなので、最初の学習ステップは、各講義の主要論点を洗い出し、それについて自分の言葉で説明できるように理解を深めていくことだろう。ダイナミックシステムアプローチを正面から扱った今回のコースは、今後の自分の研究や実務に対して、非常に重要な役割を果たすことになる。

そのため、主要論点について理解を深めることができたら、自主的に細かな知識も習得していくように、テキストと論文を丹念に読み込みたいと思う。この試験が終われば、いよいよ第三学期に入る。2017/1/27

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page