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506. デン・ハーグ訪問計画


昨日は散発的な雨に見舞われる一日であった。昨日、近所の家電量販店でインターネットの回線速度を向上させる機器を購入したおかげが、再びストレスなくインターネットを活用できるようになった。インターネットが自分の仕事や日々の生活に果たす貢献度合いと、それに依存する度合いの双方が高いことにも気づかされた。

今日は天気予報通り、晴天に恵まれている。本当であれば、今日はデン・ハーグを訪れる予定であった。しかし、その予定を変更し、今日も一日中仕事をすることにした。学期末の試験の勉強に追われ、少し仕事から離れていたため、今週はやはり仕事に集中することにした。

デン・ハーグには来週訪問したいと思う。デン・ハーグは、オランダ国王の住む街としても有名であり、その地名の由来は「伯爵家の生け垣」という意味があるらしく、古くから政治の中心としての役割を果たしている街である。

また、私が幼少の頃に憧れていた「国際司法裁判所」もデン・ハーグにあり、ぜひとも見学をしてみたいと思う。デン・ハーグに行く目的は、この国際司法裁判所を見学することと、三つの美術館を巡ることにある。

一つ目の美術館は、「マウリッツハイス美術館」と呼ばれるもので、ここにはフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」やルーペンスの「聖母被昇天」などが展示されているとのことである。

二つ目の美術館は、「エッシャー美術館」である。私はエッシャーの独特な作品を好んでおり、昨年日本にいた時に彼の画集を購入していた。デン・ハーグという街を調べるまで、エッシャー美術館がこの街にあることを知らなかったが、昨年何気なく購入した画集と共に、エッシャーには何か縁のようなものを感じている。

さらに大きな偶然としては、私の論文アドバイザーであるサスキア・クネン教授の書籍 “Identity and emotion: Development throught self-organization (2001)”というハードカバーの表紙は、エッシャー本人が水晶玉を手に持っている有名な自画像だったのだ。

私がエッシャーに関心を持ち始めたのは去年からであり、もしかすると、エッシャーに引き寄せられる形で、オランダという国で生活をすることになり、デン・ハーグという街を訪れることになったのかもしれない、と思わせるほどである。

先月の半ばにフローニンゲンで行われた学術会議の会場について、その階段や天井のデザインなどはエッシャー本人が手がけたそうであった。これらの偶然を全て含めると、やはりエッシャー美術館に足を運ぶ必要があると強く思うのだ。

三つ目の美術館は、「ハーグ市立美術館」である。ここの美術館は、モダンアートが有名であり、オランダ出身の抽象画の巨匠ピエト・モンドリアンの作品が多く所蔵されているそうだ。その他にも、ピカソなどのシュルレアリスムの作品が所蔵されているそうなので、ぜひとも鑑賞しに行きたいと思う。来週のデン・ハーグ訪問に向けて、それまでの期間は自分の仕事に専念したいと思う。

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