「発達理論の学び舎」をいつもご覧になってくださり、どうもありがとうございます。
2015年に翻訳出版させていただいた、オットー・ラスキー著 “Measuring hidden dimensions: The art and science of fully engaging adults (2011)”の販売権を2016年10月1日よりIDM出版から譲り受け、こちらのウェブサイトを通じて販売させていただくことになりました。
『心の隠された領域の測定:成人以降の心の発達理論と測定手法』の販売ページ
本書の形式はPDFです。どのような中身になっているのかをご確認いただくために、第一章のPDFを共有させていただきます。
内容
現在、何らかのプロフェッショナル職に従事しているのであれば、「今よりも質の高い仕事を成し遂げるための洗練されたメソッドがあると有益なのだが」と思ったことはないでしょうか?もしそうした思いを持っているのであれば、本書は格好の手引書になると思います。本書は、長年の調査・研究に基づいた発達理論と測定手法を紹介し、読者のコンサルティング&コーチングサービスの質的向上を促し、読者自身の成長を支援することを目的にしています。
本書の特徴
・コンサルタント、コーチ、人事担当者、人材開発・人材育成担当者、組織開発プロフェッショナル、調停者、ファシリテーター、心理学者、法曹などあらゆる種類のプロフェッショナルを対象としている。
・既存の方法論では成し遂げられない深いレベルで、クライアントにサービスを提供するための発達論的なフレームワークを紹介する。
・このフレームワークに習熟すると、自分のプロフェッショナル領域で実際に活用することができる生きた知を習得することができる。
・本書で紹介している発達測定手法は、個人だけではなく、組織やチームなどにも活用することができる。
・本書を通じて、自らの発達過程を内省し、現在の自分の発達段階を省察する機会を得ることができる。
・本書は、これまで学習してきたことがらや受けてきたトレーニングなどを再評価することに役立つ。
本書の構成(342ページ)
序論
第一章:私たちはすでに成人以降の心の発達が何かを知っている
第二章:他者の話に耳を傾ける際に立てる仮説
第三章:クライアントの意識構造はどの発達段階にあるか?
第四章:「単なる」傾聴から仮説に基づいた傾聴への移行
第五章:発達リスクとポテンシャルの測定方法:移行段階の区別
第六章:発達的葛藤をどのように理解するか?
第七章:強力な会話の構造:行間を読み取る聴き方
第八章:発達測定インタビューにおける仮説の検証方法
第九章:発達論に基づいたコーチング
第十章:欲求/圧力分析
第十一章:組織における発達的課題・問題
終論
添付資料A:章末確認問題
添付資料B:社会的・感情的発達段階判定表
添付資料C:社会的・感情的発達インタビュー分析シート
用語解説
参考資料
簡易検索