「成人以降の心の発達理論が、日本社会で認知してもらえるきっかけとなれば」という思いから、オットー・ラスキーにお願いして本書の翻訳権を獲得したのは、今から2年以上も前であり、当時を懐かしく思います。このたび、翻訳完成から1年経ってようやく出版されることになりました。
下記のウェブページに本書の詳細説明が記載されており、また第1章を無料でダウンロードすることができます。本書の販売形式は電子書籍(E-Book)で、実際の物理的な書籍という形式で販売されるのは、もう少し先という見通しを立てています。成人以降の心の発達理論にご関心があれば、是非目を通していただけると幸いです。 ⭐️第1章無料ダウンロードおよび購入ページ
《紹介文》 オットー・ラスキーの著書「心の隠された領域の測定:成人以降の心の発達理論と測定手法」は、コーチや人材開発に携わるプロフェッショナルの成長を 促すことを主眼にしています。特に本書は、人間は「意味を構築する生き物」であるという観点から、他者と自己に対する洞察を深めるための格好の書となります。
本書の中で、ラスキーは、ハーバード大学教育大学院教授ロバート・キーガンの発達理論を洗練させると共に、より効果的なコーチングや人材開発をする上で不可欠な発達測定のための諸々の技術と理論的枠組みも紹介しています。
本書で紹介する「社会的・感情的発達測定」は、古典的なアセスメントを補完し、それらをより意義のあるものとする価値を持っています。本書で記載されている理論や技術を活用し、読者それぞれのフィールドで人間の発達に寄与する試みがおこなわれることを祈っています。