top of page

10714-10717: フローニンゲンからの便り 2023年8月12日(土)



その他のカリンバ即興演奏曲はこちらからご視聴いただけます。

8617個のピアノ曲・箏曲の全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。


下記のアートギャラリー(Instagram)より、本日のアート作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。


成人発達理論とインテグラル理論を楽しく学んでいただける「成人発達コラボラジオ」を2023年7月14日より始めました。

タイトル一覧

10714. 今朝方の夢

10715. サイケデリクス研究に伴う存在論・認識論/身体を通じて知ること

10716. 今朝方の夢の続き

10717. 今日の終わりに


10714. 今朝方の夢


時刻は午前6時を迎えた。今、小鳥の鳴き声が聞こえてきた。耳を澄ませば、キッチン側には鳩がいるようだ。今朝は日の出よりも前に起床した。今、空には雲が覆っているが、遠くの空には朝日の光が見える。昨日は28度まで気温が上がり、その影響もあって、2階の温度はいつもよりも数度高い。それでも長袖長ズボンを着用しているが、体感としては上は半袖でいいかもしれない。


天気予報を見ると、今日は昼前から雨が降り、正午過ぎには激しい雨が降るようだ。書籍の受け取りに近所の玩具屋に正午過ぎに行こうと思っていたが、雨のようなので様子を見て行くかどうかの判断をしたい。


今朝方の夢をいつものように振り返り、そこから呼吸法とアニマルフローの実践を行って身体を目覚めさせようと思う。


夢の中で私は、小中高時代の友人(HY)と一緒に外国の街にある体育館でアニマルフローを行っていた。友人の彼もどこで学んだのかは不明だが、アニマルフローの原理を押さえていて、すでにいくつかの動きを習得しているようだった。ある動きに関して彼の方が習熟しているように思えたので、それについて彼から教えてもらった。彼も私も上半身裸になって練習をしていたので、お互いの身体がどれほど鍛えられているのかが一目でわかった。彼は細身の体であったが、筋肉はしまっているように思えた。しばらくアニマルフローの動きを彼と一緒に練習していると、気がつけば港近くのレストランにいた。4人掛けのテーブル席に座っている自分に気づくと、目の前には高校時代のクラスメートの女子がいた。そして私の左横にもクラスメートの別の女子がいた。対角線上の席はまだ空席で、これから誰かやって来るようだった。その誰かを待ちながら、3人で雑談をしていた。すると、自分の左の脹脛にトイレットペーパーが付着していることに気付いた。先ほどアニマルフローの練習で汗をかき、そこにトイレットペーパーが何かの拍子で付着してしまったようだった。それに気づくと私はすぐさまそれを取ろうと思ったが、汗でピタリと付いてしまったトイレットペーパーはなかなか剥がすことができなかった。立ち上がってそれを取ろうとすると、目の前に座っていたクラスメートに笑われてしまったが、それもまたご愛嬌かと思った。そこで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2023/8/12(土)06:29


10715. サイケデリクス研究に伴う存在論・認識論/身体を通じて知ること


耳を外の世界に傾けると、そこには静かな音の世界が広がっている。静謐な音の世界には主役も脇役もなく、全てが主役であり、全てが脇役である。あるいは全てが1つでその世界を形作っていると言えるかもしれない。


空には雲が覆われていて、雲の色からすると、それは雨雲のようだ。今は雨は降っていないが、天気予報によると、昼前から雨が降ってくる。激しい雨を降らすような雨雲ではないように見えるが、今のところの天気予報では昼過ぎから激しい雨が降るとのことである。正午にゼミナールを終えて、様子を見て玩具屋に行って書籍の受け取りをしたい。今日もゼミナールの開始まで、朝の時間帯は読書に勤しみたい。


サイケデリクス哲学と神経神学という分野に出会って、また自分の探究が大きく前進し始めた。とりわけサイケデリクスに関する存在論と認識論には関心がある。具体的には、サイケデリクスを摂取した時に開示される高次元のリアリティの実在について探究をするというのはまさに存在論の範疇であり、そうしたリアリティをどのように認識するのかというのは認識論の範疇である。高次元のリアリティがあるということをどのように証明していくのか。またその性質はどのようなものかという問いを存在論的に扱っていきながら、高次元のリアリティをどのように認識しているのかという問いを認識論的に扱っていく。そうした哲学的なアプローチに加えて、神経神学が主戦場とする神経科学の知見を組み合わせていくと、サイケデリクスにまつわる内的現象について随分と多くのことが明らかになっていくであろう。今のところは、これまで自分が学んできた成人発達理論の枠組みを活用して、発達測定を研究の中に組み込むことも検討したい。その場合にはインタビュー形式の手法を活用してもいいだろうし、文章完成テスト的な手法を活用してもいいだろう。


昨夜から、ジョン·エフ·ケネディ大学時代によく読んでいたクリスチャン·デクィンシー教授のインタビュー動画を視聴始めた。残念ながらJFK時代には彼の授業を履修することはできなかったが、当時から彼の書籍の大半を購入しており、デクィンシー教授の仕事には大いに感銘を受けていた。インタビューを聞きながら、身体の認識論というものをより大切にしていく方向性について考えていた。頭脳で何かを知るというのではなく、身体全体を通じて何かを知ろうとする試みをより大切にしたい。身体を通じて知ることを涵養していけば、他者への共感能力も自ずと高まるだろう。現代の情報社会において、頭脳偏重型の知覚が自然と行われている状況を鑑みると、身体全体を通じて対象を知るという重要性がより見えてくる。フローニンゲン:2023/8/12(土)07:23


10716. 今朝方の夢の続き


朝の静けさに心が落ち着く。静謐さの中で黙想的な気分に浸っている。つい今し方、モーニングコーヒーを淹れた。今からもう1つ日記を書き留め、その執筆が終わったら朝の読書に取り掛かろう。


今朝方の夢の続きを改めて思い出している。夢の中で私は、外国の街にいて、その街の3階建ぐらいの小さな建物の中にいた。そこの1室が日本の学習塾になっていて、私はそこに通っていた。すると、小中高時代の女性友達(YY)もその塾に通っていることがわかった。彼女は学年でも成績がピカイチで、私と学年首位をよく競い合っていた。彼女は基本的に塾に通わないようなタイプだったので、まさか一緒の塾にいるとは思ってもおらず、彼女が教室に入ってきた時には驚いた。教室に入ってきた彼女は私の隣に腰掛け、いつもと変わらず自然な雰囲気で私に話しかけて来た。宿題で出された理解の問題が解けたかどうかを彼女が尋ねてきたので、その問題は確かに難しかったと述べた。


すると、女性の先生が教室に入ってきた。私は直感的に、その先生は理科を専門としておらず、実は音楽を専門としていて、塾に入ってから理科を学び始めたのだと気付いた。実際に先生が理科を教え始めてみると、専門的な知識に関しては少しあやふやな印象を受けて、先生に対する信頼はさほどなかった。また先生の教え方もイマイチで、扱っている問題集も暗記がメインになっており、あまり面白くなかった。教室の机はコの字型になっていて、先生は並べられた机の内側の空間を移動しながら生徒たちの解答を採点していった。私はやはり扱っている問題集に満足できず、先生の教え方にも不満があったので、それを態度で示し、教室から出ていくことにした。


すると気がつけば、先ほどまで教室で一緒だった女性友達と私は駅にいた。何やら今から、駅から西の海岸でイベントがあるらしく、そこに行ってみようということになった。駅からそこまでは歩いて30分ほどだったので、それほど遠くなく、良い運動になるかと思った。しかしイベント開始時間が迫ってきているようだったので、少し急いでそこに向かう必要があった。駅は大きく、近未来的な雰囲気を発していて、イベント会場がある西の方を見ると、遠くに海がぼんやりと見えた。フローニンゲン:2023/8/12(土)07:46


10717. 今日の終わりに


時間がまるで流れていないかのような感覚に包まれている。時計に目をやると、時刻は午後8時半を示していた。今日は正午までゼミナールのクラスを行っていて、今日もまた言霊学をテーマにして大いに盛り上がった。とりわけ、受講生の1人の方がシェアをして降った50音に対応した色と形の表は見事であり、それをもとに話をしていると、話題に欠くことはなかった。


クラスを終えて昼食を摂り、いつものように歯磨きをして仮眠を20分取った。仮眠を取っている最中には、もう外は雨だった。早朝の天気予報の通り、正午過ぎから雨脚が強くなった。しかし思ったほどの強い雨ではなかったので、仮眠から目覚めたら玩具屋に行き、5冊ほどの書籍を受け取った。


そこからは届けられた書籍を眺めながら、瞑想的な意識の中で考え事をずっとしていた。すると静けさがやって来て、静けさの海の中で浮かんでいるような感覚があった。そこからは、思考のシフトが起こり、これまでの自分の思考の檻から飛び出すような体験をした。瞑想の体験にせよ、サイケデリクスの体験にせよ、宗教的な体験にせよ、それらの体験の最中に脳内で何が起こっているのかを科学的に詳細に分析していきたいし、それだけではなく、固有の現象学的な知覚体験の性質や中身についても入念に調査をしていきたいという思いを新たにする。


今日はまたの始まりの日だったように思う。今日という1日を十全に生きれたことに感謝したい。そして明日もまた今日と同じだけ輝きを持って生きたいと思う。フローニンゲン:2023/8/12(土)20:43

Comments


過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page