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10521-10523: フローニンゲンからの便り 2023年6月24日(土)



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タイトル一覧

10521. 今朝方の夢

10522. 翻訳プロジェクトを開始して/絶え間ない実験の中で

10523. 明日からの旅行に向けて/オンラインゼミナールの第35回のクラスの振り返り


10521. 今朝方の夢


時刻は午前6時を迎えようとしている。遠くの空にオレンジ色に輝く朝日が立ち昇っている。ここからゆっくりと朝日は色を変えていき、その輝きは力を増していくだろう。鳩がホーホーと鳴いている。その鳴き声に耳を傾けながら、今日の天気予報を確認したところ、今日は午後に26度まで気温が上がるようだ。午後には少し雲が出てくるようだが、それでもそれくらいの気温に到達するらしい。明日はいよいよプラハ·ミュンヘン旅行が始まる。旅行に向けて、今日は午後に部屋の掃除をしておこうと思う。幸いにも明日の出発の時間は全く早くなく、フライトが午後4時過ぎのものなので、自宅を出発するのは昼前ぐらいでいいだろう。空港に到着したら、いつものようにラウンジに行き、そこでフライトまでの時間を過ごす。明日のフローニンゲンは気温が31度を越すほどの猛暑になるようだが、なんとか涼しい時間帯に出発できそうだ。その翌日の月曜日には気温が9度ほど下がり、それ以降も涼しい日が続くらしい。気温の差が結構激しい日が最近続いている。完全に夏に入る前の準備を行なっているかのようだ。


今朝方の夢を振り返っている。今朝方は2つほど記憶に残る夢を見ていた。1つには、格闘ゲームのあるプロゲーマーの方と格闘ゲームの価値観について話をしていたものだ。その方には格闘ゲームに関する確固とした美学があり、それについて話を伺っていると、こちらの美学も刺激され、お互いに会話が弾んだ。その方の話を受けて、自分も格闘ゲームをしてみたいという気持ちが高まったが、他者と競争するようなゲームはやはり自分の性に合わないと思って、別のゲームを何かしてみたいと思った。だがそこでも自分が毎日行っている創作活動や学術研究がまるでゲームをしているような感覚を引き起こすので、取り立ててゲームをする必要もないかと思った。


次に覚えている夢もゲームに関するものだった。私は見慣れない旅館に宿泊していて、そこで小中学校時代の2人の友人(YU & KF)と一緒に時間を過ごしていた。彼らが聞き慣れないゲームについてのルールを話し始め、今からそのゲームをやってみることになった。それは対戦型のゲームで、私にとっては初めてのプレーになるが、2人の友人にはどういうわけか負ける気がしなかった。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/6/24(土)06:07


10522. 翻訳プロジェクトを開始して/絶え間ない実験の中で


今朝はまだ小鳥たちの鳴き声が聞こえていない。そう思ったらきっとすぐに鳴き声を上げてくれるのが彼らの特徴だ。朝の世界はとても穏やかで、涼しげな風が吹いている。


昨日から、トランスヒューマニズムに関する書籍の翻訳を本格的に始めた。せっかくなので翻訳のプロセスを画面共有して動画で共有することにした。それはまるで「翻訳実況中継」のような形であり、作成した動画はいつものようにゼミナールの方に共有することにした。今日は第35回のクラスがあり、今日からは日本人の死生観について扱っていく。クラスまでの時間は翻訳作業に取り掛かりたいと思う。そこでも昨日と同じく翻訳プロセスを共有する動画を作成していこうと思う。


昨日にふと、カリンバの即興演奏作曲において、今使っている17音から21音に変更し、3つのスケールを活用してみようと思った。7音かける3つのスケールでちょうど21音になり、3と7は自分が好む素数であり、21の素因数分解の結果として3と7に分けることができるので、自分の数学的感性にも合致するかと思った。この日記を書き終えたら朝の呼吸法と動的ストレッチを行い、その後に即興演奏作曲をしていく予定だが、その時から3つのスケールの活用を試してみよと思う。一番低い音の領域は通常の調を選択し、残り2つを教会旋法のスケールを活用してみようと思う。自分の好きな教会旋法がいくつかあるので、当面はそれらを選択しながら、気持ち良いの音の世界を味わいたいと思う。このように、日々色々と実験をしながら創作活動をするのは大きな楽しみである。学術研究も同様の姿勢で日々取り組むことができているので、自分は兎にも角にも色々と実験しながらそこから学びと発見を得ていく人間なのだとつくづく思う。フローニンゲン:2023/6/24(土)06:21


10523. 明日からの旅行に向けて/オンラインゼミナールの第35回のクラスの振り返り


時刻は午後7時半を迎えた。今、夕涼みをしている小鳥たちが鳴き声を上げている。先ほどフライトのチェックインを終え、ボーディングパスをダウンロードした。明日のフライトは午後4時過ぎのものなので時間にゆとりがあるが、念のために自宅を午前10時に出発し、フローニンゲン中央駅でコーヒーを買って少し寛ぎ、そこからスキポール空港に向けた列車に乗車しようと思う。そうすれば空港には午後1時前に到着することができ、セキュリティーを抜けてラウンジでゆっくりすることができる。明日からの旅行中には、今年の公共政策大学院への出願に向けた提出書類の準備をしていこうと思う。今年は神学大学院にも並行して出願する予定だが、それは昨年作成した書類がすでにあるので最終バージョンにするのはもっと後でいい。明日に向けては、プラハの空港から市内のホテルまでの道のりを確認し、地図をダウンロードしておいた。幸いにも空港から市内まではノンストップのシャトルバスが通っているようなので、中央駅まではそれで行く予定だ。


今日は午前中から正午にかけて、ゼミナールの第35回のクラスがあった。今日のクラスから日本人の死生観について取り扱うことになった。ある受講生の方から、私たちがこうして死生観について語り合うことの本質的な意味は何かと問われたことが印象に残っている。自分にとって死生観を取り上げ、それについて対話をすることは、少なくとも対話を通じて自分の死生観を見つめ直し、それを磨くことを通じて、より良き生の実現を希求しているのだと思われる。死について無自覚であることは、死を抑圧することを招き、それにより自分の生命エネルギーが奪われているような感覚がある。逆に死と向き合うことを通じて、自分なりの死生観が醸成されてくればされるほどに、死への恐怖が和らぎ、より今を生きれるような気がするのだ。その在り方がその瞬間の自分に活力をもたらしてくれるように思う。明日からの旅行中も、折を見て死生観について考えるのではないかと思う。旅は自分にとって新たな刺激をもたらしてくれる最良の存在であり、思索を深めてくれる大切な友である。明日からはそうした友と一緒に時間を過ごすことになり、それが今からとても楽しみである。フローニンゲン:2023/6/24(土)19:44

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