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10489-10491: フローニンゲンからの便り 2023年6月16日(金)



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タイトル一覧

10489. 今日の計画/今朝方の夢の断片

10490. 今朝方の夢の続き

10491. 夕方の空を眺めながら


10489. 今日の計画/今朝方の夢の断片


時刻は午前7時を迎えた。今朝は珍しく、救急車の音が辺りにこだましている。その音がどんどんと遠のく頃に、キッチン側の木に止まる小鳥の鳴き声が聞こえてきた。それは庭の木に止まっている小鳥の鳴き声と応答し合っている。


今日もまた朝日が見事である。それを眺めているだけで幸せな気持ちになる。空には雲1つなく、今日もすこぶる天気が良いようだ。今日の最高気温は24度のようなので、それくらいの気温であれば一番快適なのではないかと思う。暑過ぎず、そして肌寒くもない気温である。今日は夕方に中央市場に行って買い物をしてこようと思う。先週の金曜日に市場に行った時、そこにルドルフ·シュタイナーが考案したバイオダイナミクスの農法で作られた食材を扱う店があり、店員に尋ねたところ、毎週金曜日に来ているとのことだったので、今日もその店に行き、リンゴやパセリの根などの野菜を購入したいと思う。


さて、いよいよGREが来週の水曜日に迫ってきた。今日はverbalセクションの公式ガイドブックの過去に間違えた問題の復習をし、一日置きに行っているライティング対策を行おうと思う。それぞれのエッセイタイプの問題に対してアイデア出しを行い、文章の構成を言語化することを行う。その思考プロセスを音声ファイルに作成し、それもまたゼミナールの方に共有する。今日からはメタ倫理学の学術書についての解説をしていく音声ファイルを作成していく。気がつけばゼミナールで共有している音声ファイルの数は328個となり、500個に到達したら区切りが良いので保存しているフォルダを新たにして、試聴しやすくしようと思う。学術書を取り上げ、それを解説することに快楽を感じているので、きっとここからより一層音声ファイルの数が増していくであろう。当面はメタ倫理学のハンドブックシリーズの書籍を扱い、それが終わったら次に何を取り上げるかはまたその時に考えようと思うが、今のところはテクノロジー哲学に関する書籍の何かが良いのではないかと思う。


そう言えば、今朝方の夢の断片として、ヨガの英雄のポーズを取っている場面があった。見たこともないうっすらと白い霧がかかったような幻想的な場所で、日本人の知人の少し年上の女性がヨガを教えていて、周りにはたくさんの見知らぬ人がいた。そのような中で英雄のポーズをしばらく取り続けるということを行っていた。その知人の女性は私のポーズを見て美しいと褒めてくれた。手先がピンと伸びていて、姿勢も良いとのことで、引き続きその調子でポーズを取るように述べた。私はそのポーズを取りながら、そのポーズが自分の身体エネルギーの流れをどのように調節しているのかに意識を向けていた。ポーズごとに身体エネルギーの流れが異なることに気付いてからは、それがとても面白く、普段の姿勢を意識したり、色々な動きを通じて身体のエネルギーの流れを整えるようになった。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/6/16(金)07:24


10490. 今朝方の夢の続き


朝の世界は引き続き静かで美しい。輝く朝日に照らされた地上の生き物たちは、喜びの踊りを踊っている。書斎で今座っている位置から見える窓の向こうには青々とした木があって、その花に小さなミツバチたちがやって来て仕事をしているのが見える。その様子を眺めながら、今朝方の夢について振り返っている。


夢の中で私は、どこかの高校の体育館にいた。そこには生徒が集まっていて、どうやら今から生徒会長の立候補演説がそこで行われるようだった。壇上に姿を現したのは、大学時代のサッカーサークルの2人の友人で、彼らは物怖じをしない感じで壇上に佇んでいた。後ほどの投票結果によって、彼らのどちらかが生徒会長になり、もう片方が副会長になるため、2人はある意味ではライバル関係なのだが、お互いとても仲が良さそうな雰囲気を発していて、突然2人でコンビを組んで漫才を始めた。その漫才がとても面白く、その場にいた生徒全員が爆笑した。私も大いに笑わせてもらったのだが、そんな中でも冷静に彼らのことを見ている自分がいた。ここから彼らは具体的にどのような演説をするのだろうかと考えていると、突然自分のいる場所が変わり、幻想的な湖の湖畔にいた。白い霧がかかっている湖畔を歩きながら、彼らと同じ大学に通えたことに誇りを感じている自分がいた。彼は名門高校を卒業していて、彼らのような人たちと友達になるためには、それ相応の大学に進学する必要があったことを改めて考えていたのである。気がつくと湖畔を随分と歩いていることに気づき、我に返った時にふと視線を湖の方に移すと、家族連れの人たちが湖のほとりで遊んでいた。


それ以外に覚えている場面としては、高校時代の世界史の先生の授業を教室で受けていたことだ。教師はおそらく高校2年生の時の教室かと思う。そこで先生は、「ドール人」という種族について話をしていた。その種族については全く知らなかったので、先生の話を興味深く聞いていた。他の種族との争いの歴史や、その後ドール人がどのようになったのかについて色々と想像を巡らせながら授業を聞いていた。そのような場面があった。フローニンゲン:2023/6/16(金)07:44


10491. 夕方の空を眺めながら


時刻は午後4時半を迎えた。今、夕方の空を眺めながらこの日記を書いている。空には雲が全くなく、ここ最近はこのような快晴続きの空を見れてとても気持ちがいい。2階の気温が結構上がっているが、外には涼しい風が吹いているので部屋の両側の窓をいつもより大きく開けてみると、涼しい風が吹き抜けていく。もうしばらく窓を開けたままにして、室温を少し下げようと思う。


今の気温は24度とのことで、先ほど散歩がてら中央市場に出かけたのだが、気温が高いわけではなかったのでとても気持ち良かった。これから夏に向かっていくともう少し暑い日が続くだろうが、できればしばらくはこれくらいの気温を満喫したいと思う。


市場に向かうまでの行き道では、今日の午後までの取り組みを振り返っていた。GREの対策を少々行ってからは、メタ倫理学の学術書に対する即興音読と即興解説を行うことに時間を充てていた。43章のうち、イントロダクションの章と3つの章まで読み進め、ここから夕食準備の時間まで続きの章を読み進めたいと思う。1つの音声ファイルで1つの章を扱うのがなかなか大変なので、前半と後半の2つに分けて取り組むようにしている。それだと無理がなく、前半と後半で一息つくことができる。如何せんメタ倫理学は自分にとって新しい分野なので、休憩を挟みながら、適切な負荷量を自分に課して、着実に歩みを進めていきたいと思う。


ここから見ていくのは第4章で、ここではメタ倫理学における虚構主義について見ていく。虚構主義とは何なのかをまず理解し、そして虚構主義と第3章までで見て来た他の考え方とリンクさせていきたいと思う。時間があればそのまま第5章の表出主義についても同様のアプローチで見ていこうと思う。今回が初読なので、細部に入っていくことをせず、まずは全体の概要を理解するような読みをしていきたいと思う。今後メタ倫理学の書籍を読み進めていくと、今回扱っていく内容の理解がより進むであろうし、事あるごとにこの包括的な書籍に戻ってくることもできる。無理なく着実な歩みを毎日続けていった先に広がる景色を楽しみにしている。フローニンゲン:2023/6/16(金)16:58

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