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10477-10480: フローニンゲンからの便り 2023年6月13日(火)



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タイトル一覧

10477. 今朝方の夢

10478. 今朝方の夢の続き

10479. 対策講座の最後の数学の模擬試験を解き終えて

10480. 箏の稽古(75):ハーモニクスの技法を習って


10477. 今朝方の夢


時刻は午前6時を迎えようとしている。今、遠くの空に朝日が神々しく輝いている。太陽の光の強さが増すのはこれからだが、もうその片鱗が見えている。今日もまた天気が良いようなので何よりである。今の気温は14度で、そよ風もあるのでとても清々しい。ここ2日間は連続して30度を超えていたので、室温も結構上がっていた。今、特に2階の部屋を冷やすべく、2階の両側の窓を開けて風を通している。1階は常にひんやりとしていて、特に夏は心地良く、寝る際にも暑さで苦しむことがないことは幸いだ。今日の最高気温は25度とのことなので、適温だと言えるだろうか。さすがに30度を超えると2階が暑くなるのであまり好ましくなく、25度ぐらいが一番気持ち良く過ごせる。もちろん気候はこちら側のニーズで変わってくれるものではないが、しばらくはこれくらいの気温で過ごせる状態が続いてくれればと思う。


今朝方はこれまで見たことのない夢を見ていた。それは何かというと、格闘ゲームをしている場面があったことである。過去にはもちろん格闘ゲームをしたことはあったが、のめり込むほどでは決してなく、そんな私は夢の中で、格闘ゲームのある日本の有名なプロゲーマーの方から指導を受けていた。その方はプロゲームの世界を開拓した第一人者で、その方の学習や実践に関する思想には大変共感するものが多く、こうして一対一で指導してもらえることに有り難さを感じていた。メンタル面に関しては、自分はもうその方と同じような考え方を持っていたので特に指導されることはなく、技術面に絞って指導を受けていた。すると徐々に難易度の高い技や技のコンビネーションをうまく出すことができるようになって来た。ここからも改めて、その道のプロから指導を受けることの大切さを実感した。自分は指導をしてくれる人につくづく恵まれていると思ったところで夢の場面が変わった。


その他に覚えているのは、日本人か外国人かは定かではないが、毛むくじゃらな女性が近くにいた場面である。自分は病院の診察ベッドのようなものの上に仰向けになっていて、毛むくじゃらな女性が私の左横に立っていた。その女性は私に何かするわけではなく、単に立ってこちらを見て微笑んでいた。正直なところ、それはあまり心地の良いことではなく、また彼女がなぜ猿のように毛むくじゃらなのかも気になっていた。そのような夢を見ていた。彼女は進化の過程のものが自分の中にあるということを示唆しているのだろうか。自分の中の女性性がここからさらに進化していくことの現れだろうか。確かに夢の中の自分はその女性に対してあまり心地良さを感じなかったが、今改めて振り返って見ると、それは別に不快な感情だったわけではなく、驚きがあっただけなのだと思う。あの女性が自分の中の女性性の象徴だと過程してみると、その他に何が考えられるのか。それについて少し考えてみよう。フローニンゲン:2023/6/13(火)06:10


10478. 今朝方の夢の続き


時刻は午前6時を迎えた。今、小鳥の美しいさえずりが聞こえて来た。夏日で30度を超えても、フローニンゲンは朝と夜が涼しいのが幸いである。今朝方起床してすぐは、2階の気温が26度ほどあったが、部屋の両側の窓を開けると、涼しい風が入って来て、今は25度まで気温が下がった。外気は14度なので、もう少し窓を開けておけばあと1度ぐらい気温が下がるかもしれない。それにしても、今こうして半袖で過ごせていることが何か不思議だ。先週まではまだ3枚着をして、下にはヒートテックを着て、靴下も履いていたのに、今はもうそんなことはせず、半袖と薄い生地の長ズボンを履いている。ここから、季節というものが非線形的な跳躍を見せることが見えてくる。連続的に小さな変化を繰り返しながら、人間が季節の変化を感じるという大きな変化は非線形的に突然やって来る。この現象は人間の成長·発達においても全く同じである。今日もまた自分は、非線形的な跳躍に向けて、今の自分ができる取り組みに連続的に従事していく。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがある。夢の中で私は、見慣れない部屋にいた。そこは建物の中だが、外の様子が見えて、外には公園があるのがわかった。その部屋で私は、円形に座った外国人たちに日本語を教えていた。実は最初はそのようなことをするつもりは全くなく、自分も円の中にいる1人に過ぎなかった。しかし自己紹介をいざ始めてみると、自分の右隣の男性が日本語で、「ワタシはイアンです」と自己紹介をし、自分の左隣の女性も日本語で自己紹介をした。そこから他の全ての人もどうやら日本語が幾分話せるらしく、日本語で自己紹介をしていった。すると、自然と円を囲んだ私たちの話は日本の文化の事柄になり、日本人の私が教師役になって、色々と日本について、そして日本語について教えることになったのである。説明をする中で日本語で伝えるのが難しいことは、英語で説明するようにした。そちらの方が彼らの理解の助けになると思ったからである。しばらく話をし、ふと自分の手元を見ると、そこに1冊の詩集があった。円形に座っているみんなの視線が自分に集まっている。どうやら彼らは私に詩集を開けて、何か詩を読んで欲しいのだと察した。なので私は詩集のページをくることにした。そして直感的に選んだ詩を読み始めたとき、突然涙がこぼれて来た。それは感動の涙で、その詩の日本語と意味がワッと自分の内側から込み上げて来る感覚に合わせて感動の渦がやって来た。その場にいた人たちは、私がなぜ涙を流しているのかの意味をわかっているようで、みんな黙って私の方を優しい表情で見つめていた。そこで夢から覚めた。夢から覚めた自分の目には涙の跡があった。夢の中のサトルボディの涙を受けて、夢を見ていたグロスボディの自分にも涙が流れているようだった。夢の中の涙は間違いなく、日本語の言霊の力によるものだと思う。フローニンゲン:2023/6/13(火)06:24


10479. 対策講座の最後の数学の模擬試験を解き終えて


時刻は午後9時半を迎えようとしている。早朝にまずはGREのverbalセクションの対策を行った。それはペーパーベースの公式問題集で過去に間違えた問題の復習として行った。その後、道徳実在論に関する音声ファイルを今日もいくつか作成していき、それがひと段落したところで、オンライン対策講座の最後の数学のセクションの模擬試験を解いた。結果として、9分時間を余らせて、1問間違いだった。やはりまだ間違いが生じる。今回の場合にはそれがケアレスミスで、選択肢の中から正解となるものを全て選ぶ問題なのに、1つ正解を見つけた段階でそれを選んで次の問題に移ってしまった。確かに、対策講座上の模擬試験は公式サイト上の模擬試験や本番と画面のインターフェースが異なるので、正解となる全ての選択肢を選ぶことが伝わり難かったが、ちゃんと問題文にはその旨の指示があったので、こうしたケアレスミスは本当にもったいないと思う。明日の最後の模擬試験では、数学の最初のセクションは満点をなんとしても取得し、次の難易度が上がったセクションでも最大2問間違いにとどめたい。前回は2つ目のセクションのタイムマネジメントを完全に誤ったので、明日はそのようなことが起こらないようにする。具体的には、最初の問題群で時間を使い過ぎないようにすることが重要だ。それらはAとBの大小比較を要求するもので、すぐさま大小比較ができなければ、いったん答えを仮置きし、次の問題に進み、最後に余った時間でそれらの問題に取り掛かることを徹底させるようにする。明日はそれを強く意識して数学の2つ目のセクションの問題に取り掛かる。フローニンゲン:2023/6/13(火)09:48


10480. 箏の稽古(75):ハーモニクスの技法を習って


時刻は午後1時を迎えた。今日もまた雲がほとんどなく、見事な青空が広がっている。今の気温は26度で、今日はこの気温が最高気温のようだ。確かにこれ以上気温が上がるとむしろ暑さが優位になってしまうので、この気温が最高気温で留まってくれることに感謝したい。


今日は正午前まで箏のオンラインレッスンを受けていた。こちらからの要望で、箏の可能性を深く知るために、先生にお願いして、箏の技法の一覧のPDFを送っていただき、今日はそれに基づいてレッスンを受けた。5ページの資料のうち、今日は最初の1ページの合計で19個ほどの技法を1つ1つ見ていった。もちろんその中にはすでに習ったものもあるが、過去に習ったものでも改めて先生に指導していただく箏で演奏上の新たなコツがわかったり、即興演奏において今後このように活用してみようというアイデアを得ることになった。


一番印象に残っているのはハーモニクスと呼ばれる技法である。この技法には自分の知らない箏の性質が隠されていたので、とても興味深く思った。これまで、箏柱から龍角に近づいて来るほど音が高くなり、硬質な音になることは知っていたが、箏柱と龍角のちょうど中間に、その弦の音より1オクターブ高い音が存在するということは知らなかった。ハーモニクスとはまさにその中心を見つけて、そこを押さえておいて演奏する技法である。先生曰く、左手でその箇所を押さえるのが一般的だが、中には右手の小指などで中心を押さえ、中心の左側を演奏する人もいるようだ。兎にも角にも、一瞬で中心を見つけて、1オクターブ高い音を見つけるには相当な訓練が必要だし、耳を養っておく必要がある。もちろん楽譜を見て決められたハーモニクスを鳴らすのであれば、事前にその箇所に印を付けておけばいいのだが、即興でハーモニクスを演奏するとなると相当に高度な技術が要求される。今回初めてハーモニクスの技法を習ってみて、中心にある1オクターブ高い音を見つけることの楽しさと、そこを押さえながら音を鳴らした時の何とも言えない響きがとても魅力的で、この技法はしばらく毎日練習したいと思う。その他には、裏連の技法もまだコツが掴めておらず、音を綺麗に鳴らすことが難しい。しかし、カチャカチャとした音が鳴る原因として、右手の人差し指と中指をまっすぐ弦に当てておらず、角度が付いた状態であったことが原因であると判明してからは少し綺麗な音が鳴らせるようになって来た。夕方に再度練習する際には、その点に特に注意したいと思う。ここからは引き続き、箏の可能性を探究しながら、すでに存在している全ての技法をここで改めて学び直していき、自分なりの技法を考案したいと思う。フローニンゲン:2023/6/13(火)13:13

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