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10469-10472: フローニンゲンからの便り 2023年6月11日(日)



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タイトル一覧

10469. 喜び·楽しさ·気持ち良さを感じながら

10470. 今朝方の夢

10471. Verbalセクションの模擬試験を振り返って

10472. 数学の復習を通じて/選択肢の制限の恩恵


10469. 喜び·楽しさ·気持ち良さを感じながら


時刻は間も無く午前6時半を迎える。この朝日の美しさは何だろうか。目の前に神々しく輝く朝日が燦然と輝いていて、全ての生命の力を引き出しているかのようである。そんなことに感慨深く思いながら、日曜日の早朝の時間を過ごしている。


昨日は相当気温が上がり、午後からは半袖で過ごすことができた。もう靴下を履く必要もなくなり、厚着をする必要も全くなくなった。今日もまた晴天で、気温はなんと28度か29度に到達するそうだ。明日もまた最高気温は28度の予報が出ていて、日中は相当に暖かいだろう。部屋の気温が上がり過ぎないように、時々換気をしたり、窓から直射日光が部屋に入ってこないようにするためにカーテンレースを閉じたりしようと思う。


今日はジークンドーのプライベートレッスンの日の予定だったが、昨夜メールを確認したところ、ロビンさんから連絡があり、レッスンをキャンセルして欲しいとのことだった。何やら引っ越しの際に肩を痛めてしまったとのことで、その回復に努めたいとのことだった。以前もロビンさんは自転車からの転倒で手首を骨折してしまったりと、ここのところ怪我が多いように思えるので心配である。まずは完全に回復することに努めてもらうようにし、今日のレッスンはキャンセルになった。ロビンさんは新居に引っ越し、ここからまた新たな生活が始まることを喜んでいるようだったのは幸いである。以前はフローニンゲンから北に行ったところの小さな町に住んでいたが、息子のタイモン君が中学校に上がることをきっかけに、フローニンゲンの市内に引っ越してきたのである。今後はロビンさんは同じくフローニンゲンの住人となり、ご近所さんとなった。ジークンドーのトレーニング以外でもロビンさんと交流する機会も今後あるのではないかと思うので、それが楽しみである。


ジークンドーのレッスンがなくなったことを肯定的に捉え、今日もまたGREの対策に午前中は時間を充てていきたいと思う。今日は、オンライン対策講座上にあるverbalセクションの模擬試験の2セット目を解いていこうと思う。前回は80%の正答率で、本番でもその正答率が取れれば御の字であり、今のところ模擬試験でもこれくらいの成績が取れているので、今日もまた安定して80%以上の正答率が出せればと思う。模擬試験を1セット解き終えたら、ゼミナールの新しい試みとして始めた洋書を読解していくプロセスを共有する企画の続きに取り組む。今は進化論的道徳実在論を扱っていて、それに関する書籍の第2章の続きを読み進めていこうと思う。音声ファイルを逐一作成していくことによって、即興性が養われ、人に説明する前提で文章に触れているので脳がさらに活性化し、話すことによって記憶に定着するという二重·三重のメリットを感じている。そこに、喜び·楽しさ·気持ち良さの種々の肯定的感情があることがこの実践をさらに後押ししてくれている。フローニンゲン:2023/6/11(日)06:39


10470. 今朝方の夢


日曜日の朝の世界は穏やかである。そんな穏やかな世界の中で、朝日は力強く輝いていて、ここから太陽の輝きはさらに力を増していく。ようやく光に満ち満ちた季節がやって来た。この季節に目一杯太陽の恩恵を授っておきたいと思う。そこで得られたものを秋以降の取り組みに還元していき、それを世界に共有していく。


今朝方はいくつかの断片的な夢を見ていた。それらの断片がまた1つの大きな物語を作っているようにも思える。


夢の中で私は、見慣れない外国の町にいて、そこの小さな学校にいた。教室もまた小さく、実際に通っていた小学校の教室と雰囲気が似ていた。実は教室に入る前に、廊下で奇妙な光景を見ていた。外国人の若い女性たちが棺のようなものの中に入っていて、全員静かに目を閉じて眠っていたのである。私が棺に近づくと、静かに目を開ける女性もいて、私にどこかに連れて行って欲しそうな表情をうっすらと浮かべていた。棺に寝ている若い女性たちは一様に美しく、彼女たちが何を目的に棺の中で寝ているのかは定かではなかった。まずはそのような場面があったことを思い出す。


おそらく同じ外国の町だろうか。その町の郊外にはバス釣りを行える池があり、小中高時代の友人2人(SI & YU)とその池に行ってみることにした。彼らとはよくバス釣りをした仲間であり、新たな釣り場の開拓は私たちの楽しみでもあった。池に行くまでの道が少し厄介で、駅から池までは目と鼻の先のように見えるのだが、大きな道路がその間を貫いていて、迂回して行かなければならなかった。それに時間がかかりそうだなと思いながら、3人で池に向かった。時間は掛かったが、無事に池に到着すると、足元にすぐさま大きなブラックバスの影が見えた。私はそれを見て、この釣り場には大きなブラックバスが他にもいるぞと直感的に分かり、楽しみになって来た。ところが、あろうことか3人とも釣り道具を一切持って来ていないことにそこで初めて気づいたのである。私と友人の1人が釣り場を見張っておくことにし、もう1人の友人が釣竿を取りに帰ることにし、彼に交代で釣竿を貸してもらう形で釣りをすることにした。彼が来た道をまた走っていく背中を眺めながら、彼には本当に感謝しなければならないと思った。


最後にもう1つ覚えているのは、小中高時代のある親友(NK)と一緒に、プール脇に取り付けられた高いジャンプ台の上に乗っている場面である。私たちは2つの分岐した別々のジャンプ台の上にいて、数メートル下のプールを上から眺めていた。随分と高いジャンプ台で、変な形で落ちないようにする必要があった。彼とは恐る恐るプールの下を眺めていたが、途中から彼はバランスを取って、身体をジャンプ台からプールの方に投げ出しながらもうまく落ちないようにしていた。それを見て私もやってみようと思ったが、バランスを取るのはななかな難しそうだったので、しばらく彼の様子を観察していた。すると彼はバランスを保つ限界点を意図的に超えて、あえてプールに落ちてみることをした。彼がプールに落ちていく様子はどこかスローモーションで、ゆっくりと着水していく一部始終を見る形となった。それを受けて私もプールに飛び込んでみようと思った。その時に彼と同じように飛び込むのはよそうと思って、自分なりに工夫した自分らしい飛び込みをしてみようと思った。飛び込み方としては、最初の軌道はプールではなくプールサイドに落ちてしまうように見せながら、身体の旋回力を使ってプールの方に軌道を戻して飛び込むというものである。それを試すのは初めてだったが、上手くいくという確証があったので、それを試してみようと思ったところで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2023/6/11(日)06:57


10471. Verbalセクションの模擬試験を振り返って


つい今し方、GREのオンライン対策講座のverbalセクションの模擬試験の2セット目を解き終えた。今回は時間が4分も余り、順調に回答していくことができた。ただし割引いて考えなければならないのは、過去に見た問題がそこにいくつか入っていたことである。4分余った時間を見直しに使うことなく解答を終えたところ、結果としては70%の正解だった。問題セットの難易度を見ると、軒並み難しい問題が並んでいたので70%を死守することができたのは良かったかもしれないが、もう2問は正解をしておきたかったと思う。text completionの3つの空欄があるタイプの問題は今回全て間違えていた。いずれも最難易度の問題とは言え、何が間違いの原因だったかを今考えている。原因としては、もちろん語彙力による要因も多少はあるかと思うが、もうここまで語彙力を高めると語彙力に原因を還元することはできず、むしろ文章を正確に読み解く読解力と、そこから空欄を考えていく論理力の方に原因があるかと思う。1つ目に間違えた問題を見るとまさにそうで、セミコロンの前の文章の中に解答根拠があるにもかかわらず、それを見落とす形で後半の文章の中の空欄を埋めていたことは改善しなければならない行動特性である。3つの空欄問題ではいつもあと一歩のところまで来ていて、1つの空欄の間違いのために正解にならないことが続いている。そのあと一歩を埋めるべく、解答根拠は常にパッセージの中にあり、パッセージの意味と文章構造を把握することをここさらに意識したいと思う。それができれば本番では自信を持って全ての空欄を埋めていくことができるだろう。


読解問題については繰り返しになるが、兎にも角にもそのパッセージで伝えたい著者の主張は何であり、それをどのような論理展開で伝えようとしているのかの構造を把握することが重要になる。ひとたびその2つを把握したら、問題の正答率は格段に上がる。難問が出題されても、その基本に立ち返ることによって解答がしやすくなるのは間違いない。


今日はここからは進化論的道徳実在論に関する書籍を読み、その読解プロセスを音声ファイルにしていくことを主にしていく。その気分転換として、午後には数学セクションの公式ガイドブックの復習をしていこうと思う。この復習はもう最後の復習という思いで、過去に間違えた問題における間違いの原因とどうすれば正解に辿り着けたのかの道筋を真剣に考えたいと思う。フローニンゲン:2023/6/11(日)08:36


10472. 数学の復習を通じて/選択肢の制限の恩恵


今日は早朝の天気予報を超えて、気温がグングン上がり、結局32度まで気温が到達した。今もまだ31度ほどの気温で、ここから気温は下がっていくが、今日は間違いなく夏日だった。30度を超える日は本当に今年初めてであり、1年振りに味わう感覚だった。30度の日の感覚がどのようなものかを思い出すには最良の1日だったかと思う。


先ほど、気分転換がてらにGREの数学の復習を行っていった。公式ガイドブックにある過去に間違えた問題は、やはり今現在でも解くのが難しいものが多く、結局その間違いの多くは問題文の意味を正確に理解できていないことになることが改めてわかった。パターンとしてすでに判明しているのは、長考してしまう問題は往々にして問題文をきちんと理解できていないことが多いということだ。改めてそのことが今回の復習で明確なものになった。来週の水曜日の最後の模擬試験もそうだが、本番においてもとにかく問題文の文意を正確に理解することを心掛け、その把握が難しい問題は後回しにする決断を素早く行っていきたいと思う。さもなくば、無駄にその1問に時間を費やしてしまい、本来正解するべき問題に取り組めなくなってしまうだろう。それはまさにこの間の模擬試験の2セット目に起こったことである。同じ過ちを犯さないようにとにかくこの点については強く意識したいと思う。


それではここから休憩として、箏の練習をしたいと思う。夕食後にはカリンバの即興演奏作曲を楽しむ。午前中の即興演奏作曲から改めて思ったのは、音の数が多いから良い曲ができるわけでは全くないということだ。むしろ音の数の制限がある中でシンプルなメロディーやハーモニーの構造から自分の内面を満たしてくれる曲が生まれることを実感する。選択肢が多様なことが必ずしも良い結果を生むとは限らないことをこのことは示唆してくれている。選択肢の多様さの価値を主張しがちな世の中において、実はその逆に、選択肢が少ないからこその工夫や独創性が生まれ、それが結果的に良いものに結実していくことがあることを忘れないようにしたいものだ。フローニンゲン:2023/6/11(日)17:16

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