top of page

10401-10404: フローニンゲンからの便り 2023年5月27日(土)



その他のカリンバ即興演奏曲はこちらからご視聴いただけます。

8617個のピアノ曲・箏曲の全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。


下記のアートギャラリー(Instagram)より、本日のアート作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

タイトル一覧

10401. カリンバの即興演奏作曲を始めて

10402. カリンバの即興演奏作曲を始めたことによる喜びに包まれながら/今朝方の夢

10403. 箏の奏法の基本に立ち返って/今朝方の夢の続き

10404. 絶え間のない死と再生のプロセスを感じながら


10401. カリンバの即興演奏作曲を始めて


時刻は午前7時を迎えようとしている。今日は少しゆっくり目に起床したのだが、起床してすぐに日記を書く前に、作曲実践をした。だが、その作曲実践はこれまでとは異なるものだった。先ほどは、カリンバという楽器の音を使って作曲をしたのである。これまではピアノや箏の音色を用いて作曲していたが、今日からはカリンバで作曲をすることにした。作曲方法についてもこれまではまるっきり異なるものとなった。これまではMuseScoreというソフトを用いて、五線譜上に音符を置きながら作曲していた。しかし、今日からの作曲は五線譜上に音を置いていくのではなく、「キーリンバ」というカリンバのアプリを用いて、即興演奏する形で作曲をしていくことにした。そのアイディアはすでに昨夜の段階からあり、昨夜もアプリをダウンロードしてすぐさま5曲ほど即興演奏をしながら曲を作った。なので即興演奏作曲をし始めたのは昨日が記念すべき初日であり、MuseScoreを使うのを卒業してキーリンバのアプリで即興演奏作曲に切り替えたのは今日が初日である。その初日の朝に、即興演奏がしたくてうずいていたのですぐさま先ほど1曲作った次第である。


カリンバの即興演奏作曲を始めることに大きな影響を与えてくれた3人には大いに感謝している。1人は父であり、父がカリンバの演奏を始めなければこのアフリカの民族楽器について知ることなどなかっただろう。明日に父と母とZoom上で話をすることになっており、その時に改めて父にはお礼を述べたいと思う。そしてもう1人がオランダ人の親友のメルヴィンである。彼とは5週間に1回髪を切ってもらいながら話をするたびにいつも色々と刺激をもらっている。とりわけ霊性的·創造的な刺激を彼からもらっていて、彼のフリースタイルラップには大いに啓発されている。そしてメルヴィンに教えてもらったアメリカのフリースタイルラッパーのハリー·マックにも大いに感謝している。彼の目の前の人を喜ばせるラップは秀逸であり、人に癒しと活力を与えるラップというものがあるのだということを彼から教えてもらい、ゾーンに入って完全に即興で目の前の人や環境とインタラクションしながらラップをする異次元の技芸にはいつも大きな刺激を受けている。今述べた3人の存在がなければカリンバで即興演奏作曲をしようと思わなかったであろう。もちろん引き続き毎日箏の演奏を鍛錬し、箏の即興演奏の技術も高めていくが、そちらは高性能の録音機器がないので録音がしづらく、今のところ広く共有する予定はないが、カリンバの即興演奏作曲はアプリからすぐに曲を保存して、ウェブサイト上にアップできるので、今後はカリンバの音色を用いた即興演奏作曲の曲を共有していこうと思う。また新しい楽しみが増えたことによって、ここからの日々がまた新たな輝きに包まれるだろう。フローニンゲン:2023/5/27(土)07:06


10402. カリンバの即興演奏作曲を始めたことによる喜びに包まれながら/今朝方の夢


「キーリンバ」というカリンバのアプリを用いて即興演奏作曲を今日から始めたわけだが、これが自分の即興性と創造性をここからどれだけ育んでくれるのかとても楽しみだ。これまでMuseScoreを使った作曲は、即興演奏しながら作っていたわけではなかったので、どちらかというとその創作プロセスは幾分機械的なものになりがちだった。だが昨夜から始めたカリンバの即興演奏作曲は、演奏プロセスそのものがとてもダイナミックで、どんな音色が奏でられるのか自分でも全く予想できないので、未知の中で未知に向かっていくなんとも言えない楽しさがある。この楽しさを味わいながら、即興演奏技術を高めていければと思う。実際のカリンバも購入したいと思うが、テクノロジー哲学を探究する身として、今後のテクノロジカルな未来を見越したら、最初からカリンバのアプリを用いて即興演奏作曲に習熟していくことの方が自分の性に合っているような気もする。テクノロジーの恩恵に感謝しながら、今日から旺盛に即興演奏作曲をしていきたい。このアプリを使うと、普段箏の演奏ではそれほど頻繁に使わない左手をよく活用することを通じて、右脳を刺激することもできているように思う。両手を使いながら演奏したり、あえて縛りを設けて左手のみで演奏することなども試してみよう。いずれにせよ、新しく何か実践を始めることは脳へ新たな刺激を加えることでもあり、脳が喜び、それに呼応して全細胞も喜び、心も喜ぶ。今その喜びに包まれた形で自分がいる。


そのようなことを思いながら、今朝方の夢の断片を思い出した。夢の中で私は、疲労と睡眠に関する研究発表を見慣れない部屋の中で聞いていた。どういうわけか発表者の顔は見えず、発表の言語は日本語だった。研究結果によると、自分の睡眠に向かう在り方と寝方は望ましいものらしく、これからも睡眠の質を維持向上させていくために、その習慣を続けていこうと思った。研究結果から今後少し変更を加えてもいいと思ったのは、寝具である。寝具については改善の余地があり、それこそ安眠をもたらすベッドや枕はたくさん存在していて、それらの中から自分の体にフィットしたものを今後ゆっくりと吟味していこうと思った。睡眠の質もまた自分の日常の心身の状態に大きな影響を与え、それはひいては即興性や創造性にも影響を与えるであろうから、睡眠には絶えず細心の注意を払い、夢の世界を充実することを改めて思った。そのような夢を見ていた。


この夢を受けての今朝方の目覚めは良好であった。確かに昨夜は少しばかりカリンバの即興演奏に興じ過ぎてしまっていて、寝る前には創造性における興奮状態にあったが、幸いにもカリンバの音色がリラックスできるものなので、心身そのものはリラックス状態にあった。カリンバとは誠に不思議な楽器である。今日は少しGRE対策を緩め、休憩する日としよう。単語学習とライティング学習に留め、今日は何か問題演習することは寝かせておく。いかなる学習も実践もそうだが、熟成期間というものが必要で、今日は問題演習を控えることを通じてその技術を1日寝かせてみようと思う。フローニンゲン:2023/5/27(土)07:20


10403. 箏の奏法の基本に立ち返って/今朝方の夢の続き


昨日箏の即興演奏に興じている際に、箏の即興演奏の技術をさらに高めるために、改めてもう一度全ての箏の奏法を確認し、それらを何度も練習していこうと思った。基礎は何事においても重要で、基本に立ち返ることを行いと思ったのである。基礎的な奏法のみならず、応用的な奏法も練習していき、箏の可能性を最大限に活かすような即興演奏ができたらと思う。さらには、1音1音綺麗に響かせることを意識してこれからの練習に取り組んでいこうと思った。そのような気づきを昨日に得ていた。なので今日からは、再び箏の奏法に関する基礎動画を視聴していき、それを自分の即興演奏にどのように活かせるかを考えていきたいと思う。今日はGREの対策を少し緩めて、創造的な活動に没頭する1日としたい。GREが無事に終われば、そこからは学術研究と創造的な活動に激しく没頭する日々がやって来る。今からそれが待ち遠しいのだが、GREの学習そのものも自分の創造性を高める機会として捉えている自分がいるので、GREの対策の機会にも感謝しながら本番までの時間を過ごしていこうと思う。学術的な事柄の英語での説明をまるでフリースタイルラップを行うかのように自由自在に即興的に話すためには、GRE対策を通じて培っている語彙力は非常に役に立つだろうし、文章読解方法を改めに見つめ直したことも活きて来るはずだ。


今日の活動に本格的に取り掛かる前に、今朝方の夢の続きを思い出している。夢の中で私は、画家の知人と話をしていた。そこは外国の静かな町で、周りは自然豊かでありながら、町そのものは芸術性が豊かであった。何やら彼女が新しい書籍を出版したらしく、その書籍を自分も購入したいと伝えたら、どうやらかなりの売れ行きらしく、書店では在庫切れとのことだった。それを聞いてとても残念に思っていると、彼女が自分のために記念に買っていた書籍を自分に手渡してくれた。その時に、それは自分用に購入していたものだったので、誰か他の人に渡す予定はなかったため、彼女は少し寂しそうな表情を浮かべているように思えた。自分のものを手放す際に生じる一瞬の寂しさのようなものを感じ取ったので、本当にその書籍を自分が受け取っていいのかを念を押して確認した。中身を開くと、扉のページに彼女がサイン代わりに書いた言葉が綴られていた。そこには世界の幸せを祈る意味が込められているのか、「幸」という文字が入っていた。その言葉を見て、これはきっと彼女が自らの絵画を世界の幸福の実現のために描いていくという意思を表明したものなのだと思い、そんな意思表明の言葉が刻まれた書籍を自分が受け取るのはやはり気が引けた。なので私は彼女にその書籍を返すことにした。すると彼女は少し笑みを浮かべて、今度増刷されたら書籍を献本すると約束してくれた。その時に、そのやり取りはマネージャーを通して行って欲しいと念を押された。私は彼女の連絡先のデータも含めて、スマホからLINEの連絡先が全て消えてしまっていたので、改めて連絡先を教えてもらった。そこからは数人の見知らぬ人が会話に加わり、しばらく談笑をした。その中で、献本をしてもらえるのは有り難いが、彼女の書籍をすぐに読みたい気持ちもあり、同時に彼女が自らの意思表明が刻まれた書籍を手放したくはないという気持ちも理解できていたので、何か複雑な気分でいた。フローニンゲン:2023/5/27(土)07:47

10404. 絶え間のない死と再生のプロセスを感じながら


時刻は午後4時半を迎えた。今日は朝から怒涛のような充実感の流れの中にいたような気がする。早朝の即興演奏作曲実践に始まり、午前中にはオンラインゼミナールの第31回のクラスがあった。そこでの受講生の方々とのやり取りがいつものように洞察に満ち溢れたものであり、それがまた自分の創作活動にも良い影響を与えてくれていることを実感する。


今日のクラスの内容を振り返ってみると、ちょうど昨夜にこれまでの作曲実践が一つの区切りという死を迎え、それによってまた新たなスタイルでの作曲実践が始まったことは、本日のクラスの中でのやり取りの内容とつながるものがある。学習や実践そのものも絶えず死と再生を繰り返しながら進んでいくものなのだ。そうした絶え間のない死と再生のプロセスが自分の内側で常に進行していることがありありと感じられる。これからさらに死生観が涵養されればされるだけ、自分の内側で常に進行している死と再生のプロセスをより微細に捉えることができるようになるだろう。ミクロな死と再生に気づけば気付くだけ、それがもたらす力の恩恵に与れるような気がしている。


今日は少しGREの対策を緩め、単語学習とライティングの模範解答の分析をしていくことに留めている。明日からはまたこれまでのようにGREの対策を創造性を働かせながら取り組みたい。また、実際に問題に解答していく際には、これまで養った能力を問題の種類に応じて即興的に発揮していくことが求められるので、自らの即興性を発揮する楽しみもそこにあることを忘れたくはない。GREの対策でさえもが創造性と即興性を養う機会と化すのであり、問題演習の際には自らの即興性を発揮できるのだ。ライティングの問題であれば、そこに創造性を働かせる余地もある。数学の問題であれば、解法に自らの創造性を発揮させることも可能である。あぁ、こうして日々のありとあらゆる事柄が自分の創造性と即興性を育むことにつながってくれているのだと思うと感謝しかない。今日はまだ時間があるので、就寝までの時間を創造性と即興性を育む活動に従事する形で楽しく過ごしていこうと思う。フローニンゲン:2023/5/27(土)16:39


本日の自由詩(free verse)

No.2998, Morning Serenity

It is morning serenity that enables my soul to further develop.

My soul would continue to seek a serene place forever.

I’ll just follow my soul’s decision.

Groningen; 06:57, 5/29/2023


No.2999, A New Beginning

Something that used to be important would end someday.

It transpired to me.

So, I’ll dive into a new adventure.

Groningen; 18:34, 5/29/2023


No.3000, Prayer for the Entire Eternal World

I pray for the entire world so that it can acquire an eternal life.

All souls would be able to live forever in the everlasting world.

Groningen; 18:37, 5/29/2023

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

bottom of page