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10270-10273: フローニンゲンからの便り 2023年4月30日(日)



No.4700 朝のエリジウム(その1)_Morning Elysium (Part 1)


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本日の3曲


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タイトル一覧

10270. 今日からのGRE対策

10271. 今朝方の夢

10272. カリンバとスピリットの次元での交流を希求して

10273. 今日からのGRE対策


10270. 今日からのGRE対策


時刻は午前7時を迎えた。今、室内には暖房が自動で入っていて、部屋を温めてくれている。今の気温は4度で、日中は14度まで気温が上がる。この間のローマ·フィレンツェ旅行を振り返ってみると、やはり自分は暑い場所よりも寒い場所を好むようだ。寒い場所の方が色々と過ごしやすく、気が引き締まって細胞が内側から活性化させられるのを実感する。


昨日は体調が優れなかったが、昨夜は早めに就寝することによって、体調は再び元の状態に戻った。体調不良の根本的な原因がまだわかっていないことは少し気になるが、とりあえず体調が元に戻ったことは嬉しく思う。今のところはやはり旅から帰って来て疲れが出たというのが一番可能性の高い理由であり、それに付随して身辺でいくつかの重大な出来事があったことが考えられる理由だろうか。いずれにせよ、しばらくは無理をすることなく自分のペースで生活を進めていこうと思う。それでいくと、今日からは再びGREの対策をしていく。2日間休息としてGREの勉強からは離れていたが、今日からはまたその勉強を楽しみながら進めていく。まず取り掛かりたいのは、verbalセクションのreading comprehensionの問題集である。これまでパートごとに対策をしたことはなく、今回はかなり気合が入っていることがここからも窺える。reading comprehensionに特化した問題集を購入したので、1問1問丁寧に解いていく。その時に、問題のパターンごとにどのような戦略が有効かを考えていき、それを適用していく。今のところ、長文のパッセージが短く、問題が1題しかない場合には、先に問題を読んで該当箇所や解答に必要な箇所を探すような読みをしていく。この読み方は問題が2問の場合にも適用できるかもしれない。一方、問題が3問ある場合には、文章の方から読んでいくようにする。ここはまだ戦略が定まっていないのだが、あるいは問題が3問あっても最初にざっと何が問われているかを問題文を読んで確認するのもいいかもしれない。このあたりはどちらの戦略が自分にとって望ましいのかを問題演習を通じて判断していきたい。問題数に関係なく大事なことは、著者の主張が何であり、それをどのような具体例や論理展開で提示しているのかを理解していくことである。細部の情報に囚われるのではなく、大枠の主張と論理展開を押さえることが何よりも重要であり、そのためには1文1文のセンテンスの機能を押さえていくことが重要になる。


ライティングの対策も早速始めていこうと思っている。IELTSのライティング対策で行ったのと同じく、5.5点以上の高得点と思われる質の高い模範解答を音読していくことから対策を進めていき、文章の構成や単語や文法を含めた表現方法を身体的に掴んでいくことから学習を始めていく。ライティング対策用の2冊の書籍はそれぞれパート1とパート2に対応しているので、それらの書籍の模範解答例を1日に少なくとも5つずつ音読していくことからライティングの対策を進めたい。そしてこれはIELTSの時と同様に、単なる試験突破のための対策ではなく、自分のアカデミックライティング能力を高めていく素晴らしい機会だとみなして学習を進めていく。このような形でGREの対策も自分のこれからの学術生活をより充実したものにしてくれるという意識で取り組めば、その過程は楽しく実りあるものになるだろう。フローニンゲン:2023/4/30(日)07:20


10271. 今朝方の夢


今朝は少し雲が空に見える。そして何より肌寒さがある。2階の部屋には自動で暖房が入っているが、それでも足元から少し冷える。5月を目前にしながらも、まだまだフローニンゲンは寒い。


この日記を書き終えたら、いつものように創作活動を少し楽しんで、そこからGREの対策を進めていこうと思う。兎にも角にもまずはverbalセクションに特化し、その中でもreading comprehensionの問題の対策を進めたい。このパートの戦略さえ確定すれば、あとの2つの問題形式に対しては既に戦略が確定しているので、このセクションでも高得点が期待される。出題された文章の内容を楽しむ気持ちを思って、センテンスとパラグラフの役割と機能を把握する能力を研ぎ澄ませていきたいと思う。それは今後学術論文や学術書を読む際にも有益だろうし、日本語の書物を読む際にもきっと生きてくるはずだ。また、GREの2つあるライティング課題の1つはargument essayと呼ばれるもので、このパートの対策を進めていくことは、著者や発話者の暗黙的な前提を特定していく訓練になり、これも今後日常の様々な場所で生きてくる能力になるかと思う。今後有益になる能力の開花に期待しながら、これから2ヶ月弱GREの対策を楽しみながら進めていきたい。


今朝方の夢をいつものように振り返っている。夢の中で私は、殺伐とした大地にいた。そこは中央アジアの大草原のような雰囲気を持っていながらも、どこか侘しい感じがした。そんな場所に、いくつか家が点在していた。家の方に近づくと、家はとても古びていて、およそ人が暮らしていけるようなものではないと思った。ところが、家の中から自分と同い年ぐらいの男性が出て来たので話を聞いてみることにした。どうやらその男性は韓国人らしく、話を聞いている途中に彼の妻である韓国人の女性も家から出て来た。2人の表情を見る限り、楽しく暮らしているようだったが、生活が厳しいことは確かなようだった。経済的には厳しくても、そこは文明の影響から免れているような場所でもあったので、お金を必要としない生活が実現されているように見えた。彼らの生活の厳しさは、今年は不作であったことから、食べ物の量が例年に比べて低いことに原因があるようだった。その話を受けて、自分には不作の土地を肥沃な土地に変える力があることを思い出し、それを2人には直接告げず、2人を来年驚かせる意味で、翌年の豊作を祈りながら、私は枯れた大地にそっと手をかざし、自分が持っている不思議な力を大地に送った。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/4/30(日)07:56


10272. カリンバとスピリットの次元での交流を希求して


一点の雲もない晴れ渡った空が広がっている。潔白な青。全てを優しく包むかのような青空が広がっている。今日は正午過ぎに、両親と緊急でズームで話をした。一昨日にこの世を去った愛犬の話を聞くためであり、まだ実家に安置されている愛犬の顔を見るためである。愛犬がこの世を去ってから2日ほど経つが、やはりこの2日間は静かに自分なりに愛犬との思い出を振り返っていた。振り返ってみると、自分は動物を飼ったことはなく、またこれまで身内の亡骸を見るということもなかったので、今回始めて火葬前の生き物の姿を見た。愛犬はとても静かにあちらの世界に行ったようで、どことなく穏やかな雰囲気でベッドに横たわっていた。これは自分の想像でしかないが、きっと心穏やかに息を引き取ったのだと思う。愛犬と17年以上一緒に暮らして来た両親はもちろん寂しさもあるだろうが、こちらが思っていたほどには落ち込んでいないようだったのでホッとしている。今後愛犬は近くの斎場に永代供養されるとのことだった。一時帰国する際には可能であれば毎回そこに立ち寄りたいし、今後も命日には愛犬のことを思い出すだろう。物理的なこの世界からいなくなった愛犬が、今後は心の世界の中で元気に楽しく生き続けてくれることを願う。


両親との話の中で、ここ数週間以内に父がアフリカの民族楽器カリンバを購入したという話題が出た。実際にその楽器を見せてもらい、音を奏でてもらったところ、とても音色が美しく、自分も関心を持った。何よりこの楽器はコンパクトでどこにでも持ち運びできるところがいい。メンテナンスも楽そうなので、自分も箏に加えてカリンバを演奏してみたくなっている。17音のものがベーシックなようで、音色はオルゴールの音のように優しく綺麗な響きがする。古来この楽器は、先祖の霊や精霊との交信のために使われていたらしく、神聖な役割を持つものだったそうだ。父が愛犬が亡くなる少し前にこの楽器を購入したのも何か意味があるのかもしれない。ボディを持つ愛犬はスピリットと化し、もう愛犬と肉体を通じた交流はできないが、お互いのスピリットを媒介にした交流ならどこまでも深く無限に行うことができる。自分もカリンバにも注目しながら、引き続き箏の演奏では愛犬とスピリットの領域で交流することを目的にして稽古に励みたいと思う。フローニンゲン:2023/4/30(日)15:00


10273. 今日からのGRE対策


時刻は午後4時半を迎え、夕方の時間帯となった。太陽の日差しはまだ強く、正午過ぎのような力強い明るさがある。気温はいまだに低いフローニンゲンだが、太陽の輝きとその力は立派に初夏のそれである。小鳥たちが夕方の音楽を奏でていて、今彼らの音楽に耳を傾けている。それを行いながら、今日のGREの対策を振り返っている。


今日は正午から両親と1時間弱話をし、そこから仮眠を取った後に1つ動画を作成した。その動画はこの間の阿世賀淳さんとの対談に参加してくださった方々に向けたもので、箏を即興演奏する形のプレゼント動画を作った。それ以外の時間はGREの対策に充てていた。今夜か明日にGREの試験の予約をしようと思っているのだが、試験本番の6月末までは基本的にGREにかかりっきりになるだろう。後半に余裕ができてくればトランスヒューマニズムに関する書籍の翻訳プロジェクトを前に進めてもいいが、やはり試験が終わってからの方が集中してそれに取り掛かれるように思う。ここから試験対策がどれだけ順調に進むのかに応じて翻訳を試験前から始めるのか否かを判断したい。


さて、今日はまず最初にreading comprehensionの対策から始めていった。使っている問題集はまずは試験の作り元であるETSではない機関が出版したものを使っていて、ここで形式や問題の解き方に慣れてから、ETSが発行した本家本元の問題集を解いていくことにしている。そうしたこともあり、今解いている問題集の問題はやはり質的に本番のものと少し異なることが既に感じられているが、戦略を確立するという目的と形式に習熟するという目的では極めて優れている。4つのパッセージの問題をまず解き終え、合計で136パッセージほどあるので、毎日7題ずつのペースで進めていけば、20日以内で終えることができる。今は戦略確立期であり、また1つ1つの問題を吟味してじっくり解いていくことが重要なので、1日に大量に解きすぎないことが重要だ。多くても7つか8つのパッセージまでに留めようと思う。その次にtext completionの問題も同じ発行元の問題集を使って3問ほど解いた。この形式の問題は130問ほどあり、こちらもreading comprehensionと同じ数を明日から毎日解いていこうと思う。verbalセクションを構成する最後の問題形式としてsentence equivalenceというものがあり、こちらはtext completionと同じく自分の中では得点源になっている問題で、合計で120問ほど問題集に掲載されている。こちらは毎日5題ほど解いて、知らない単語に出会ったら、問題を解いた後にそれらの単語を調べ、使っている単語集にそれらの単語を書き込んでおきたいと思う。直前期にその単語集を見直せば、さらに単語力が強化されるだろう。今から数問ほどこの形式の問題を解いて、本日のGRE対策はそこまでとし、散歩がてら近所のスーパーに買い物に出かけようと思う。GREの対策も無理をすることなく、集中力高く取り組むことが大事なので、その勉強は必ず夕食前に切り上げて、夕食後にはその日に解いた問題を改めて復習しようと思う。フローニンゲン:2023/4/30(日)16:54


本日の自由詩(free verse)

No.2917, A New Flavor

I can sense a new flavor.

It adds joy and pleasure to my daily world.

Groningen; 08:29, 4/30/2023


No.2918, A Joy of Samurai

A phantom of samurai is visible to my eyes.

I’m wondering how many people can perceive its joy.

Groningen; 12:53, 4/30/2023


No.2919, A Royal Moment

This moment is royal.

It’s a precious gem.

Once we open it, we would be embraced by eternity.

Groningen; 19:31, 4/30/2023

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