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10164-10167: フローニンゲンからの便り 2023年4月9日(日)



No.4628 静謐さの神_Kami of Serenity


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本日の3曲


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タイトル一覧

10164. イメージトレーニングの大切さ

10165. 今朝方の夢

10166. 社会の美化と楽化に向けて

10167. 英語学習の楽しさに包まれて


10164. イメージトレーニングの大切さ


時刻は午前7時を迎えた。今、静けさに包まれた日曜日の朝の世界に小鳥たちの鳴き声がこだましている。それは音の波を作りながら遠くの方へ遠くの方へと向かっている。小鳥の鳴き声のような素晴らしい音が届けられること。それは贈り物が届けられたのと同じような喜びがある。


今朝方起床した時に、今日もまたIELTSとGREの対策ができることを喜ぶ自分がいた。それらに対してはもう対策という言葉は適切ではなく、自分の英語世界を拡張させる最良の学びの機会がそこにあると述べても言い過ぎではないだろう。IELTSの対策は最終局面を迎え、いよいよ来週の木曜日が試験本番となる。今回は初めてIELTSを受験することもあり、会場もズヴォレの初めての場所なので、当日は早めに自宅を出発して余裕を持って会場に到着したいと思う。IELTSの対策は木曜日までとなるが、そこからはGREに向けた勉強を楽しむ機会がある。実はすでに単語学習に関しては勉強を始めていて、それがすこぶる楽しい。語彙が増えれば増えるだけ、見えてくる世界が広がるし、自分の表現も広がる。まさにチャールズ·サンダース·パースが述べていたように、語彙と内面世界というのは足並みを揃えて拡張していくのである。GREをきっかけにして、語彙の拡張に努め、内外世界の認識をさらに深めていきたいと思う。


すでにIELTSの対策は最終調整の局面に来ている。今日も即興性と創造性を働かせながら、楽しみながらIELTSのスピーキングの模擬試験を少なくとも2セット取り組む。これは脳への良い刺激になっているし、自分の英語での発話表現の見直しとブラッシュアップの良い機会になっている。今日もゆっくりと話すことを心掛けて未知な問題に取り組む。自分の声を録音し、その録音を聞くことによって初めて自分が早口で話す傾向にあることに気づけたのは大きかった。今日もゆっくりと言葉を紡ぎ出すことを意識して、本番でもそのような語りができるようにしたい。本番ではどのようなことが問われるか分からないという未知に対してワクワク感を感じながら、どんな質問でも大歓迎であるというどっしりした気持ちで臨みたいと思う。


スピーキング以外には、今日はライティングの問題を解かず、表現の復習に時間を充てる。タスク1とタスク2の双方で使いたい語彙や文法項目を確認するのと、それらをそれぞれの文章のどのような場面で活用するのかもイメージトレーニングしておく。文章の構成についてはすでに確固たるものがあるが、もう一度構成を含めて、本番でどのような手順でどのような構造を持った文章を書いていくのかもイメージトレーニングをしておく。ここから本番に向けては、新たに問題を解くというよりも、イメージトレーニングに時間を充てることの方が賢明だろう。それはリーディングやリスニングにおいてもそうで、どのような問題形式が出題されたら、それらにどういう風に取り組むかの戦略の確認をイメージトレーニングを通じて行っておきたい。フローニンゲン:2023/4/9(日)07:21


10165. 今朝方の夢


耳を澄ませば、小鳥たちの鳴き声がうっすらと聞こえてくる。先ほどまでは庭の梅の木のところに小鳥が1羽いたが、今はキッチン側の木に1羽の小鳥がいるようだ。そのように思っていたら、引き続き梅の木の方にも小鳥がいて、今は家の両側で小鳥たちが各々鳴き声を上げている。きっと彼らは意思疎通をし、共鳴し合っているのだと思われる。共感という感情が希薄になるこの現代社会において、私たちが小鳥たちから学ぶことは多い。


今日はうっすらとした雲が空を覆っている。それがまたなんとも言えない静けさを醸成している。そんな世界の中で、今朝方の夢について振り返っている。夢の中で私は、見知らぬ外国のリゾート地にいた。そのリゾート地は海が近くにあり、その海はとても綺麗だった。私はそのリゾート地のランドマークでもある高層ビルの中に入っていった。そこにはデパートを含め、色々な商業施設が入っていて、観光客と地元住人で賑わっていた。私は特に何か買い物をしようと思っていたわけではなかったので、とりあえず高層階に行ってそこからの眺めを楽しもうと思った。27階に展望台があるとのことだったので、そこに向かうことにした。すると、途中の階で手荷物の検査が行われていた。それはまるで空港のセキュリティーチェックのようだった。5列ぐらい検査機械が並んでいて、人々は次々にそこを通過して行った。私も無事に通過できたのだが、そこからさらに上の階に行くことにあまり気乗りがせず、再び地上に降りて海辺に行くことにした。するとそこでは、数多くの外国人たちが思い思いに寛いでいた。ちょうど夕日が出てくる頃で、海面に夕日が当たる光景はとても美しかった。しばらくその光景を眺めていると、大柄な中年の外国人女性に声を掛けられ、その場で談笑をした後、彼女の家に行って話の続きをすることになった。今朝方はそのような夢を見ていた。もう少し記憶を掘り返してみると、また違った夢を見ていたようにも思う。そちらの夢では数人の見知らぬ日本人が登場していたように思うし、感情としても何か興奮しているような自分がいたように思う。その夢を見ながら一度目覚めた時、少し寝汗をかいているような気がしたので、起床後には新しい服に着替えることにした。フローニンゲン:2023/4/9(日)07:48


10166. 社会の美化と楽化に向けて


チチチ、チチチ、と引き続き小鳥たちが美しい鳴き声を上げている。あと1時間ほどしたら正午の時間を迎える。


先ほど、IELTSのスピーキング対策として模擬試験の問題を1セットほど解いた。最近はどのような問いが来てもスムーズに自分の考えを展開することができており、これもまた訓練の賜物かと思う。普段の生活では尋ねられないようなことをIELTSのスピーキングセッションでは改めて尋ねられることがあるので、そのおかげで脳に新たな刺激がもたらされていることを実感する。夕方にもまた1セットほど問題に解答していきたいと思う。即興性と創造性を働かせ、そして未知の問題との遭遇を楽しむことは本番でも同じである。そのような意識で本番に臨めば、きっと良い結果が自然と得られるだろう。


午前中にふと、「美しい国」という言葉を単に掲げるのではなく、本当の意味で物理的にも精神的にも美しい国になるように母国に関与していきたいという思いが日毎に高まっている自分の存在に気づいた。倫理学·価値学·神学·公共政策の柱を通じて行いたいのはそれであり、トランスヒューマニズムという思想運動は美しく楽しい国の醸成に繋がるようにしたい。「美しさ」と「楽しさ」のどちらか一方ではなく、どちらも希求したい。片方ではダメなのである。取り組みそのものもそうだし、変革後の社会が楽しいものにならなければならない。万民が美しさを楽しさを感じられる社会の実現に向けての学習と実践をこれからも日々続けていく。


社会を美しくする方向性を社会の美化と呼ぶのであれば、社会を楽しくする方向性をなんと呼べばいいのだろうか。「社会の楽化」と呼ぶことができるだろうか。それは社会を生きることが楽しいことに加えて、楽な気持ちで生きることも示唆しているように思えるため、その言葉は最適かもしれない。生きづらさの積もるこの社会において、社会の楽化は1つの最重要課題として存在しているように思う。フローニンゲン:2023/4/9(日)11:07


10167. 英語学習の楽しさに包まれて


時刻は午後7時を迎えようとしている。今、穏やかな夕日が地上に降り注いでおり、猫がゆっくりと庭を歩いている。振り返ってみると、今日もまたとても充実した日曜日だった。この日記を書き終えたら、即興演奏を含めて、箏の稽古を楽しもうと思う。即興演奏は自分にとって、その場での作曲実践に他ならず、楽譜と向き合って曲を作るのとはまた違った感覚と楽しみがある。


楽しさの感情で言えば、ここのところは本当に英語学習が面白い。それもIELTSとGREのおかげである。ここ数年間は確かに毎日英語の学術書を読んでいたが、自分にとって英語の学術書は和書よりも親しみやすいものであり、それを読むのは当たり前になっていたので英語学習という感覚は一切なかった。それはそれで素晴らしいことであるが、逆に自分の英語力を再度内省するような機会が欠落していたとも言える。そこにやって来たのがIELTSであり、この試験のおかげで、とりわけスピーキングとライティングに関して色々と学ぶことがあった。GREに関してはスピーキングはなく、むしろライティングはIELTSよりも難しいので、ここからさらにライティングの力を高めることができるだろう。それはきっと今このようにして綴っている日本語での文章執筆にも良い影響を与えるはずだ。


GREの勉強で一番楽しいのはやはり単語学習である。また、verbalセクションのtext completion問題とsentence equivalence問題は、言語的なパズルの問題を解くかのようで面白い。こうした面白さの感情を元にして学習ができているのは本当に喜ばしいことである。とりわけ単語学習においては、知らない単語に出会う喜びと、これまで知っているのとは違う意味を持っている単語と出会った際に芽生える驚きの感情が記憶を刺激し、学習効果を高めている。今日もIELTSの最終調整に加えて、GREに向けた単語学習をしていたのだが、気づけば300単語ぐらい学習していた。先日届いた単語集は、再来週からのローマ·フィレンツェ旅行の前には十分に1周しているだろうから、旅行に持って行って隙間時間に単語学習を進めたいと思う。注意点としては、単語の学習は根を詰めると学習効果が大きく下がり、脳にも良い影響を与えないので、単語の学習は夕食前までと決め、夕食後はその日に知った新たな単語の復習に時間を充てることにしたい。そのルールを守って日々学習していけば、GREの本番までに大幅に単語力が強化されているだろう。単語学習においては常に実用を意識し、実際に自分がその単語を使って話をしたり、文章を書いたりしていることを想定した具体例を単語集に書き込んでいくと、とても実用的な学びが実現される。フローニンゲン:2023/4/9(日)19:07


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2554, A New Celebration

I’m just grateful for a new manifest celebration.

Every moment in my life is succulent now.

Groningen; 08:25, 4/9/2023


No.2555, After the Memory

After a specific memory disappears, a new opportunity and possibility would come.

The world is what it is like that way.

Groningen; 10:51, 4/9/2023


No.2556, Nonpareil Supremacy

The afternoon world embodies its supremacy.

But it’s not incomparable.

It’s nonpareil for sure.

Groningen; 13:20, 4/9/2023

過去の曲の音源の保存先はこちらより(Youtube)

過去の曲の楽譜と音源の保存先はこちらより(MuseScore)

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