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10159-10163: フローニンゲンからの便り 2023年4月8日(土)



No.4627 囁きの象徴_A Symbol of Whisper


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本日の3曲


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タイトル一覧

10159. 今日のゼミナールのクラスに向けて/IELTS対策とGRE対策の楽しさ

10160. 今朝方の激しい夢

10161. 自分の声の録音を聞くことの学習効果を実感して

10162. 新たなフェーズを迎えたゼミナールの場

10163. 今朝方の夢の続きを思い出して/内から湧き上がる徳の力


10159. 今日のゼミナールのクラスに向けて/IELTS対策とGRE対策の楽しさ


時刻は間も無く午前7時を迎えようとしている。車庫の上を眺めると、うっすらと白くなっていて、霜が降りたことがわかる。今の気温は3度と低いが、日中は13度まで気温が上がる。空には雲がなく、スカイブルーの見事な空が広がっている。今、小鳥たちが鳴き声を上げ始めた。今日もまた彼らの鳴き声に抱擁される形で1日が充実感と共に過ぎていくだろう。


今日は午前中から正午にかけてゼミナールの第24回目のクラスがある。今日も引き続き日本教をテーマにして扱っていくが、ゼミの補助音声ファイルの中で紹介した『マイスモールランド(2022)』という作品を見た受講生の方がいらっしゃるので、その方の感想を含めて色々と話を伺いたいと思う。この作品にも移民問題を中心にした日本教の性質が現れている。それに関連して、その他にも『ゆきゆきて、神軍(1987)』という作品も音声ファイルで紹介したので、そちらの作品についても簡単にクラスの中で取り上げることができたらと思う。


ゼミナール以外の時間は、IELTSの対策の最終調整とGREに向けた単語学習を楽しみながら進んでいく。後者についてはすでに試験の内容も勝手も知っているが、問題集をいきなり解き始めるのではなく、単語力を増強させた後に問題演習をしていきたいと思う。GREにおいては語彙は武器となり、問題を解くための道具であるから、それをある程度洗練させた形で備えておこうと思う。2冊ほど新たに購入した形式の異なる単語集を数周ほどしてから実践的な演習に取り掛かろうと思う。対策はかなり順調に進みそうなので、余力があれば別途問題製作者のETSが出している数学の公式問題集を購入したり、ETSのウェブサイトのオンライン対策講座を受講してみるのもいいだろう。どちらも割安なので、ゲームソフトを購入するような気持ちで購入し、それらに取り組むことそのものが新しいゲームをするのと同じぐらいの楽しみをもたらしてくれるのではないかと思う。


本日のIELTS対策は、ライティングに関しては先日から1日置きに問題を解いていくことにしており、昨日は表現を確認することに留めていたので、今日は問題をオンライン上で1セット解く。スピーキングに関しては、毎日少なくとも1セット問題を解いていて、可能であれば2セット午前と午後に分けて問題を解いている。それはまるでスポーツ選手の二部練のようである。最後に、昨日はリスニングの問題を解いたので、今日はリーディング対策として、公式サイトからリーディングの問題形式別のサンプル問題を半分ほど解いておきたいと思う。残りはまた明後日に回す予定だ。フローニンゲン:2023/4/8(土)07:12


10160. 今朝方の激しい夢


小鳥たちが清澄な鳴き声を上げていて、その背後で鳩がホーホーと鳴いている。前者の鳴き声はメロディーラインを形成し、後者の鳴き声はベースラインを形成している。こうした形での合唱もあるのだ。


まだ今朝方の夢について振り返っていなかったので、夢の内容について書き留めておきたい。夢の中で私は、実際に通っていた高校に似た学校の教室にいた。今、文化祭に向けて生徒たちが楽しく準備をしているところで、自分のクラスも出し物をすることになっていた。私は文化祭の実行委員としてクラスをまとめる役割を担っていた。小中高時代の友人(FA)も私と同じく実行委員だったので、彼と協力しあってクラスをまとめていた。文化祭の出し物の準備が無事に終わった時、教室の中で軽い打ち上げをすることになった。その時に、クラスメートは実行委員である私たちに何か言葉を述べるか一芸を披露することを求めて来た。私はそれが煩わしく、体調が優れない振りをしてその場で寝ることにした。もう1人の彼にその場をなんとか凌いでもらうことにしたのだが、クラスメートたちは引き続き私に何かをやらせようとし、乾杯の音頭を取らせようとした。私はそれすらも面倒臭く、音頭を取る気は全くなかった。すると、若い先生が教室に入って来て、私のグラスにビールを少し注いだ。クラスメートたちは高校生のはずなのだが、みんなお酒をグラスに注いでいて、先生は断る私に無理に少しだけビールを注いできたのである。私はそれに頭に来て、未成年かつお酒を断っている自分にお酒を勧めて来たことを激しく批判した。それだけでは足りず、先生をジークンドーの技で殴り飛ばし、近くにいて私にお酒を強要しようとして来た他の男子生徒たちも同じように次ぐ次と殴り飛ばしたり、蹴り飛ばしたりしていった。ジークンドーの技はどれも一撃必殺で、文字通り、それは死に至らしめる可能性もあったが、そんなことは全くお構いなしに自分に何かをさせようとした生徒たちを次から次へと攻撃していった。しばらくすると、周辺には痛みで蠢いている人だらけになり、中には脚が複雑骨折していたり、頭蓋骨が陥没しているような人もいたり、血みどろになっている人もいた。そうした光景を見て自分の心は少し冷静になったが、引き続き校長に抗議しに行こうと思った。職員室に怒鳴り込んで行き、校長に自分の意見を伝えようとした。その時に、高校はもう義務教育として通う場所ではなく、高等教育を提供する場所として学ぶことが優先されるべき所であると改めて自己認識した。そして、日本の多くの高校は形骸化しており、高校に通うことは時間の無駄であることも思ったし、不健全な高校に通い続けることは無能な適合者の証であり、高校を中退したり、不登校になったりする人間たちの方が遥かに健全であることを思った。自分も高校を今日すぐに辞めて、大倹の勉強を自分で行って、自らの力で大学に進学しようと思った。そのようなことを考えながら職員室に向かっている最中で目覚めた。フローニンゲン:2023/4/8(土)07:38


10161. 自分の声の録音を聞くことの学習効果を実感して


時刻は午前9時半を迎えた。もう少ししたらオンラインゼミナールのクラスが始まる。クラスが始まる前に、すでに今日のIELTS対策の大半を終えることができた。まずスピーキングの模擬試験を1セットほど取り組んでみたところ、話す速度に関してやはり気を付けていこうと思った。ゆっくり話しているつもりでも録音を聞いてみると、ネイティブの早口のスピーカーと同じぐらいの速度であることに気づいたのである。もう少しゆっくり話してもいいかと思う。本当にゆっくりと話す気持ちで自分の考えを展開していくと、焦りの気持ちも消えていき、それでいて十分に自分の考えを表現できる。早口になりがちな自分にとっては、ゆっくり話そうと心掛ければ心掛けるだけメリットがありそうだ。


毎日1.8倍速から2倍速で英語のポッドキャストを聴いたり、動画を見たりしていることから、自然と早口の脳内回路が形成されていたようだと気づく。もちろんそれによって脳の機能が向上していることは確かだが、相手がいる場合にはゆっくりと話すようにしていこう。IELTSの試験では、発音の明瞭性やアイデアの醸成具合なども見られるため、早口で空回りするよりも、ゆっくりじっくり話すことの方がメリットが多い。


自分の声を録音してそれを聞いて内省をするというのは大変学習効果が高い。ジークンドーの鍛錬においても自分の動きを録画してそれを見ることによって色々と発見があった。これは英語のスピーキングにおいても当てはまることである。もちろん最初のうちは自分の声を聞くのは少し恥じらいがあるかもしれないが、それに勝る学習効果がある。午後には時間を取ってリーディングの最終調整としての対策をしていき、午後からはGREの対策に向けて単語を覚えていくことを楽しんで行いたいと思う。そこでは実際にそれらの単語を色々な場面で活用することを想定して学習していこうと思う。IELTSもGREも楽しい知的ゲームなだけではなく、それが実用的で実践的であることに喜びを感じる今日この頃だ。フローニンゲン:2023/4/8(土)09:47


10162. 新たなフェーズを迎えたゼミナールの場


自分にとっての最良の癒しの権化である小鳥たちの鳴き声が辺りに満ちている。彼らの鳴き声に沐浴しながら、今日のゼミナールのクラスを振り返っている。今日のクラスはとりわけ、自分が想定している形とは違った形でクラスが進行していった。自分の中で、このゼミナールより大切な学習実践コミュニティーはない。そんなゼミナールを運営する中で、毎回自分自身がハッとさせられるような気づきや洞察を得られながらも、それ以上のことを最近の自分は希求していた。端的には、もっと実存性や霊性が揺さぶられるような場になればと思っていたのである。もちろん参加者それぞれには違った目的があるだろうが、自分もまたこの学習実践コミュニティーの一参加者の立場でこの場の意義を考えてみると、自分の世界観を押し広げ、意識の拡張をもたらしてくれる器の揺れがそこにあればと願っていたのである。しかしながら、これは言うは易し行うは難しで、実際には参加者のニーズを汲み取りながら場を運営していかなければならなかった。ところが今日のクラスを通じて、それもまた自分の未検証な思い込みに過ぎないのではないかと思ったのである。ゼミの皆さんをもっと信頼し、学習や実践上の同志としてもっと腹を割って対話をすることができると思ったのである。何よりも、今クラスの中で扱っている日本教の性質が滲み出るような形で自分がゼミナールのクラス運営をしていなかったかを大いに反省させられたのだ。もちろんその場にいる方々への配慮はしながらも、より踏み込んだ話題を踏み込んだ形で扱っていってもいいのではないかと思わされた。当然ながら自分が率先してそうした話題に関する考えや感情を表明していくことが重要になるだろう。知識を単にお勉強するだけの場ではなく、それを超えて、感情を学習や実践上のアルケミーとして活用する形で、感情も吐露していくことが重要なのだ。人は感情を持つ社会的な生き物であり、人間の学習や実践は感情によって駆動される。人は言葉を獲得したが、言葉の便利さに囚われてしまい、言葉の世界の中に閉じこもってしまうことがある。そうした檻から脱却して、無限に広がっている新たな視野や地平に立つこと。それを実現するようなゼミナール運営をしていきたいものである。もちろんそれは一夜にして実現されるものではなく、ここから毎回のクラスで試行錯誤しながら、少しずつそれを実現していきたい。フローニンゲン:2023/4/8(土)13:16


10163. 今朝方の夢の続きを思い出して/内から湧き上がる徳の力


時刻は午後7時を迎えた。とても静かで穏やかな夕方の世界が目の前に広がっている。ここ最近は随分と日が伸びて、今はまだかなり明るい。そんな夕方の世界に彩りを添えるかのように、小鳥が鳴き声を上げた。


この時間帯になってふと、今朝方の夢の続きを思い出した。夢の中で私は、両親と一緒に磯場を歩いていた。足元を注意しないと海に落ちてしまいそうだったので、話しながらではあったが、しっかりとお互い足元に気を付けて歩いていた。しばらく歩いていると、海面にぷかぷかとゴミ袋が1つ流れてきた。それを見て、一体誰があのようなゴミを捨てたのだろうかと考えさせられたが、頭の中で突然、磯場に人食いザメが現れるような予感がした。もしサメが現れたら本当に気をつけなければならず、万が一足を滑らせて海に落ちたらサメの餌食になってしまうと思った。両親にはそのことに注意するように忠告をして、もしサメが現れたら背後にあったタンスをサメに投げ付けてサメを撃退したり、少なくとも母を別のタンスの中に入れて隠れてもらっておくようにしようと思った。そのような夢を見ていたことを思い出した。この夢が自分の深層心理の何を表しているのかはわからないが、必ず何かしらのメッセージを含んだものであり、自分はそれを受け取る必要があるように思う。いつもながらではあるが、夢について書き留めた後に、静かな心でその夢を再体験するかのように内省する必要がある。


今日はこれから箏の演奏を楽しもう。それが終われば、時間を見て、IELTSのスピーキングの問題をもう1セット解くか、早々と今日学習したGRE用の単語の復習をしたいと思う。それにしても今日のゼミナールのクラスはとても印象的だった。受講生にとってどうかはわからないが、自分がまた新たなフェーズに向かうために本当に大事なことを教えてもらったように思う。今の自分の殻を打ち壊し、殻の外に出ていく準備はすでに整っているし、整っていなかったとしてもそれが促されているような状況の只中にいる。いつも自分は世界に放り投げ出されているのである。何が起こるか分からない未知で、危険性と可能性に満ちた世界に自分は投げ出されている。そんな世界を歩む同志がいることは大変心強く、そうした人間関係の基盤があることに本当に感謝したいと思う。


自分の内から湧き上がる徳の力。それは倫理的、価値的、美的な徳である。それらは全て徳に結実していく。倫理、価値、美のいずれかに結実していくのではなく、自分の場合はどうやらそれらが徳に結実していくようなのだ。この傾向と方向性についても絶えず考えを深めていき、それは自分のこれからの人生の良き道標になるに違いない。フローニンゲン:2023/4/8(土)19:32


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2351, A Morning Ensemble

Little birds, trees, and I are celebrating the morning together.

We collaborate with one another to make a beautiful ensemble.

Groningen; 08:11, 4/8/2023


No.2352, Hope of the Afternoon Sky

The hope of the afternoon sky manifests calmly.

My eyes just gaze at it sincerely.

Groningen; 12:00, 4/8/2023


No.2553, The Energy of the Afternoon World

My soul enjoys bathing in the ample energy of the afternoon world.

It is immense and infinite.

My soul becomes immensity and infinity.

Groningen; 13:05, 4/8/2023

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