716. 連弾による懐古と教示
人生というのは、やはり偶然性と必然性の数珠から構成されているのだとつくづく思う。 偶然性や必然性に関する問題は、今の私には手に負えるものではなく、偶然だと思っていたものが、それを超えた視点から眺めてみると必然であったり、必然だと思っていたものが、それを超えた視点から眺めてみ...
714. フローニンゲン大学へのコンサルティングサービス
昨日に今学期の最終試験を終えたばかりなのだが、今日も早朝から、普段と全く変わらない生活リズムで仕事に取り組んでいた。 昨日の最終試験であった「複雑性と人間発達」というコースでは、必読文献以外に、担当講師のラルフ・コックス教授から15本程度の参考論文を紹介してもらい、さらに、...
713. 来学期に向けて
昨日、「複雑性と人間発達」のコースの最終試験を終え、ザーニクキャンパスを後にし、試験問題についてあれこれ振り返りを行いながら歩いていた。特に、解答が思うようにいかなかった問題について考えを巡らせていた。 それらの問題については、後日改めて自分の知識を確認しておく必要があるだ...
712. 久々の手書き試験
今日は昼食後、「複雑性と人間発達」のコースの最終試験を受けるために自宅を出発した。今日は随分と気温が高く、二月初旬にもかかわらず、最高気温が10度を超えていた。 これまで気温の低い日が続いていたので、このように暖かい日が一日あるだけでも、なんだか心が温まる気がした。そのよう...
708. 最終試験に向けての雑記
いよいよ明日は、「複雑性と人間発達」のコースの最終試験がある。試験に向けて、先週から今日にかけて集中的にコースの振り返りを行っていた。 前回の「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの最終試験は、試験時間二時間の中で六問の記述問題に回答することが要求されたが...
705. 実証的教育学とMOOC
フローニンゲン大学での二年目の生活について、少しばかり進展があった。二年目の生活において、どのプログラムに在籍しながら自分の研究を進めていくかに関して、二つの選択肢で揺れていたことを以前言及したように思う。 具体的には、「産業組織心理学」のプログラムに在籍しながら、ネットワ...
704. 経験の中と原点回帰
自己の形成にせよ、知識体系の構築にせよ、そこには不断の繰り返しがやはり必要だと思った。毎日、日々の出来事を振り返り、そこから自分の中で新たな気づきを獲得し、自己の内側で種々の体系を構築することを強く意識し始めるようになってからしばらく経つ。...
703. 書物との出会いを大切にすること
昨日は、「複雑性と人間発達」の最終試験に向けて複数の文献を読み込んでいた。文献というのは繰り返し読めば読むほど、理解が深まり、知識の体系が徐々に分厚くなっていくということを改めて実感した。 最終試験への準備がひと段落したところで、今回のコースの内容をさらに深掘りしていくため...
701. トレンド除去変動解析とフラクタル解析
昨日は、夕方から就寝前にかけて、「複雑性と人間発達」で取り上げた実習内容を再度もう一度自分の手で行っていた。実習の中で取り上げられた、ダイナミックシステムアプローチや非線形ダイナミクスの手法のうち、いつくかはエクセルで行えてしまうものもある。...
691. 交差再帰定量化解析と親知らずの抜歯
今日は早朝より、研究に関して昨日閃いたアイデアを早速実行に移してみた。具体的には、オンライン教室空間における教師と学習者の行動をカテゴリー分類し、定量化したものに対して、交差再帰定量化解析(cross recurrence quantification...