3881. 造形運動:体験と経験および人間発達
時刻は午後三時半を過ぎた。これから近所の河川敷のサイクリングロードに散歩に出かけようと思う。今日はすこぶる天気が良いので、昨日と同様に、歩く距離を幾分か伸ばそうと思う。 昼食前に曲を作っている最中に、私たちの内側に存在している絶え間ない造形運動について考えていた。それは私の...
3874. 固有の体験とそれを綴ること
今朝は六時過ぎに起床した。時刻は七時を迎えようとしており、この時間帯は、もう空がダークブルーに変わり始めている。 日の出の時間もそうだが、日が沈む時間も随分と変化が見られる。それらは共に春の到来を予感させる。 昨日の入浴前に見た夕暮れ時の空がとても美しかったことを思い出す。...
3838. 経験と学び:可能性が開かれることへの恐れ
時刻は午前11時を迎えた。穏やかな土曜日がゆっくりと進行している。 今日も天気に恵まれ、今は朝の柔らかい日差しが部屋に差し込んでいる。風もほとんどなく、非常に穏やかな天気であるため、今日も午後に、ランニングと散歩を兼ねて外出しようと思う。今日は、近所のノーダープラントソン公...
2886. 固有の体験の貴重さ
フローニンゲンもすっかり夏らしくなった。確かに早朝は涼しく、いつもその時間帯には散歩に出かけたくなるが、時刻が昼に向かうにつれて気温が上がってくる。 今日は昼食前に近くのノーダープラントソン公園へランニングに出かけた。本日の気温はいつも以上に高いためか、公園内に人はあまりい...
2527. 経験と叡智
一つの週が終わり、新たな週がやってきた。今日は六時に起床し、六時半を迎える少し前から一日の活動を開始した。 月曜日ということもあってか、昨日とはまた異なる時間がフローニンゲンの街に流れているように思う。今日も雲ひとつない快晴であり、早朝の優しい太陽光が赤レンガの家々の屋根を...
1626. 経験の発酵と醸成
昨日と同様に、今朝は遅めの起床となった。七時に目を覚ました時、突如として、オランダで過ごす残りの一年間に経験することの重さを知った。 残りの一年間の中で、自分は多様な経験を積み、それらの一つ一つが大きな総体の一部になっていくだろう。そんな確かな予感があった。...
1181. 知識と経験のネットワーク
ここ数日間は、早朝の日課であるカントの哲学書の音読と、就寝前の作曲の学習と実践を意図的に控えている。二つの最終試験と共に、一つの論文提出が迫っていたからである。 最終試験の準備の過程で、結局のところ、論文を音読し続けることを行っていたが、やはり早朝に哲学書の音読をするという...
1159. 80年続く内側の中心主題
午前中に計画していた論文を全て読み終えた私は、近所のスーパーに四日分の食料を購入しに自宅を出た。部屋のドアを開けてみると、夏を彷彿とされる熱気に包まれた。 その熱気は、螺旋階段の下から上に向けて上昇するような渦を持っているように思えた。自宅の中はあれほど涼しかったのに、部屋...
1134. 変化・時間・経験・環境
今朝、カントの“Critique of Pure Reason (1781)”を音読していると、いくつかの箇所で少しばかり立ち止まった。一つは時間に関する箇所であり、もう一つは変化に関する箇所であった。 特に、変化の箇所に差し掛かった時、音読するのを少し止めてあれこれと考え...
932. 旅の経験から教えられた重要なこと
オーストリアからフローニンゲンに戻ってきてから、起床直後に10分ほど体を動かす際に聴く音楽が変わった。旅行中においても、その他の朝の習慣的な実践ができなくても、身体を活性化させることだけは行っていた。 精神的な実践よりも先に、必ず身体的な実践がなければならないと私は思ってい...