1174. 西暦3000年に向かって
「タレントアセスメント」のコースの最終試験を終えた私は、自宅に戻ると、すぐさま「成人発達とキャリアディベロップメント」のコースの最終試験に向けて、取り上げられた21本の論文を読み返すことにした。 この歳になってようやく、知識というものがどのような性質を持つものであり、どのよ...
1157. 爽快かつ鈍重な朝
心地の良い音楽のような小鳥の鳴き声が、吹き抜けるそよ風に乗せられて自分に届いていくる。爽やかさの原型とも言えるような爽やかな早朝。 こうした爽快な朝がやって来ながらも、私の身体は少しばかり重かった。連日、大量の論文を読んでは文章にまとめるということだけを繰り返し行ってきたた...
1155. オランダの大学院と米国の大学院
今日は午前中のうちに計画していた通りの数の論文を読み終えた。「タレントアセスメント」のコースの最終試験に向けて、午前中のうちに、パーソナリティアセスメントを含めた、非認知的能力のアセスメントに関する論文を六本ほど読み終えることができた。...
1145. 睡眠中の意識の中で進行するものと切断されぬ鎖
今日は朝から雨が降り注ぐ一日だった。昼食後、いつものように仮眠を取っていると、ここのところ睡眠中の意識内で興味深いことが起こっていることに気づく。 端的に述べると、睡眠中の意識の中で、私は自らの知識体系の整理と構築を同時に行っているようなのだ。午後の仮眠の最中も、覚醒意識と...
1144. 語り続ける夢:深層的な知識体系の構築
昨晩、この夏の休暇を活用して読もうと思う30本ほどの論文を、大学の電子ジャーナルを通じてダウンロードした。自分のパソコンにダウンロードした論文を大学の図書館で印刷するために、再度それらの論文を自分のメールアドレスに送った。...
1140. 知識の実装化に向けて
白と黒。生と死。死と再生。そうした対極性を想起させるような景色が書斎の窓の外に広がっている。 数日前から一日のうちのある時間帯において、少しばかり雨が降ることが続いていた。この状況は明日以降もしばらく続くようである。 今日も、午前中は晴れていたが、昼食前から小雨が降り始め、...
1130. 知識の性質
早朝より、“Complexity Theory and The Philosophy of Education (2008)”の続きを読み、掲載されている論文の全てを読み通した。中でも、今朝読んでいた “From Representation to Emergence:...
1049. 言語の彫琢と精神の陶冶へ向けて
今日は早朝から、様々な哲学書を横断的に読み進めていた。一冊の書籍を隅から隅まで読み進めるというよりも、その瞬間に立ち止まらざるをえない箇所を精読するというような態度でそれらの書籍と向き合っていた。 カント、フィヒテ、シェリングの順番に彼らの代表的な書籍を歩いて行った。特に、...
1036. 新緑の季節
目を見開かされるほどに、新緑の木々がそよ風に揺れながら輝いている。今日の午前中は曇り空が続いており、今日も先週のような晴れ間のほとんどない天気になるのかと思っていた。 ところが、正午から一気に晴れ間が広がり始めた。厳密に日数を数えていたわけではないのだが、このような晴れ間を...
1013. 階層的かつネットワーク的な生命としての知識体系
いつも何かのきっかけで突如として新たな考えを思いつくことがある。先ほども早朝の仕事を済ませ、ソファに腰掛けながら朝食のリンゴをかじった瞬間に、知識体系について新たな発想が生まれた。 これまでは、知識の体系は土台から頂点に向かってピラミッド状に構築されていくというイメージを持...