858. メンタルモデルとトランジション
昨夜は就寝前に、自分の内側で構築されつつある知識体系を、心の眼を通じて眺めるようなことを無意識的に行っていた。 現在、その足取りがいかに遅くとも、自分の知識空間の中に、発達科学を中心として、システム科学、ネットワーク科学、意識の形而上学に関する知識体系がシステムとして構築さ...
855. 今後の進路について
今日は午前中に、論文アドバイザーのサスキア・クネン先生の研究室に足を運び、ミーティングを行った。普段は何気ない雑談からミーティングを開始するのだが、先日クネン先生に執筆してもらった推薦状のお礼を述べた流れで、私の今後の話から今日のミーティングが開始した。...
849. システム的かつネットワーク的な発達
昨日もついつい自分を抑えることができず、少しばかり探究活動に精を出し過ぎていたようだ。今朝の起床時間は、七時であり、いつもより随分と遅い起床時間となった。 朝から雨がしきりに降り注いでいる。そのような状態で開始されたのが、今日という日曜日であった。 ...
833. 真の探究活動と無条件の愛
昨日は、研究論文を満足のいく形で執筆することができた。計画していた項目について執筆を終え、本日の夜に再度修正・加筆をしたところで、論文アドバイザーのサスキア・クネン先生に原稿を送りたい。 今日は、そのような修正・加筆をすることに留めたいと考えているため、新たなに項目を執筆す...
801. 時系列データの予測とネットワーク科学
午前と午後の仕事がひと段落ついたため、夕方からは、これまでなかなか着手できなかった探究領域を少しずつ開拓し始めることができた。一つには、現在探究しているダイナミックシステムアプローチや非線形ダイナミクスの手法とは少し異なり、純粋に時系列データから将来予測を行うための理論や方...
781. ダイナミックシステム理論と非線形ダイナミクスの学習
先週から今日にかけて雨の日が続いている。天気予報を確認してみると、日曜日の今日から今週末にかけて天気がずっと悪いようだ。 先週における嵐のような一日しかり、それらは新しい季節がやってくる変わり目を示すかのようである。今日は午前中から、二つの書籍に絞って文献調査を続けていた。...
737. 能力の文脈依存性の正体:「超高速認知」の存在
今日の午前中は、「複雑性科学とタレントディベロップメント」のコースで課題となっている論文に目を通していた。偶然ながらその論文は、私がロサンゼルスで生活をしていた時に購入した “Toward a unified theory of development...
581. 内省(リフレクション)に関する誤解
オランダ語の初級コースが終了して以降も、オランダ語の学習を着実に進めることができているのは、とても喜ばしいことである。早朝の習慣の一つに、オランダ語の学習が確実に組み込まれていることを実感する。 語学というのは、継続が何よりも物を言う。外国語の学習は、継続的な鍛錬が確実な成...
567. カート・フィッシャーとポール・ヴァン・ギアートの仕事を辿りながら
フローニンゲンの最低気温が本格的にマイナスに入り始めた。外気の寒さに反比例する形で、自分の内側の熱気が日増しに高まっているのを感じる。 もはや自分の内面世界は、外面世界の表面的な変化に左右されることはない。内面世界と外面世界は、深層的な部分で深いつながりを持っているのは確か...
566. 後継者として
発達科学者のカート・フィッシャーが残した功績について、まだ書き足りないことがあったようであり、フィッシャーが発達科学に与えた貢献についてしばらく考え続けていた。特に、優れた理論が持つ応用力について考えを巡らせていた。 ここで述べている理論モデルの応用力というのは、実務の世界...