867. 探索と関与を通じたキャリアディベロップメント
昨日の「複雑性とタレントディベロップメント」のクラスで行われたグループ課題について少しばかり振り返っていた。この課題は、まずは各人が自分のキャリアディベロップメントの変遷を振り返ることからスタートした。 具体的には、12歳から現在までの年齢を横軸に取り、「探索(explor...
740. 丸の本質から死の本質へ
清らかな太陽が昇る朝。暖かな太陽光が優しく差し込む昼。静かな闇に包まれた夜。そのような日曜日だった。 今日は午前中に、産業組織心理学の論文を四本ほど読んでいた。それらの論文はどれも、「創造性と組織のイノベーション」というコースで課題にあがっているものである。...
730. ユーモアと笑い
今日は午後から、「創造性と組織のイノベーション」というコースの初回のクラスに参加した。このコースは産業組織心理学に属するものであり、コースを担当するのは、個人の創造性と組織のイノベーションを専門としているエリク・リーツシェル教授である。...
713. 来学期に向けて
昨日、「複雑性と人間発達」のコースの最終試験を終え、ザーニクキャンパスを後にし、試験問題についてあれこれ振り返りを行いながら歩いていた。特に、解答が思うようにいかなかった問題について考えを巡らせていた。 それらの問題については、後日改めて自分の知識を確認しておく必要があるだ...
705. 実証的教育学とMOOC
フローニンゲン大学での二年目の生活について、少しばかり進展があった。二年目の生活において、どのプログラムに在籍しながら自分の研究を進めていくかに関して、二つの選択肢で揺れていたことを以前言及したように思う。 具体的には、「産業組織心理学」のプログラムに在籍しながら、ネットワ...
671. 九月から
今日は昼食前から午後にかけて、今学期に履修していた「複雑性と人間発達」というコースの振り返りを行っていた。昨日の最終回のクラスの後半は、私の論文アドバイザーのサスキア・クネン先生が担当してくださり、「モンテカルロ法」と「リサンプリング(再標本化)」という二つの手法に関する理...
655. 秋からの進路について
今日は午前中の仕事を済ませ、昼食後に買い物を兼ねて近所を散歩しに出かけた。午前中はあいにくの雪模様であり、午後からの晴れ間を見計らって外出をした。 正味10分ほど晴れ間に恵まれたが、途中から粉雪が舞い始めた。折り畳み傘を広げると、粉雪が傘と触れ合う音が静かに聞こえ始めた。...
372. 思想や哲学
気がつけば九月も終わろうとしている。早いもので、フローニンゲンで生活を始めてから二ヶ月が経とうとしていることにふと気づかされた。十月が近づいてくるにつれ、フローニンゲンの街も徐々に寒くなり始めている。 早朝の起床は、太陽が昇るよりも早くなってしまった。薄暗闇の中、今朝も太陽...
227. 国際心理学会議(International Congress of Psychology)での発表へ向けて
渡欧前の日本での最後の仕事は、7/24から7/29にかけて横浜で開催される国際心理学会議(International Congress of Psychology)で研究発表をすることである。昨年から、日本を代表するある人材会社さんと日本のマネジャーの意識段階に関する共同研...