1235. 能力の統合化と差異化について:ダイナミックシステム理論の観点より
日本の梅雨と共鳴現象を起こしているのだろうか。フローニンゲンもこの一週間は天候が冴えない。 こちらの雨はずっと降り続けるようなものではなく、降ったり止んだりが続くような断続的な性質を持っている。また、体感としてじめじめした感じはなく、むしろ朝夕は依然として寒いぐらいである。...
1073. 言語的麻痺
今日は早朝から、「成人発達とキャリアディベロップメント」のクラスに参加した。このコースもちょうど半ばを超え、最終課題と最終試験が少しずつ近づいてきている。 それにしても、このコースはいつも不思議な感覚を私に引き起こす。このコースは、産業組織心理学科に属するものであり、産業組...
983. 集合的な観点から個人の発達を捉えること
今日は午前中に、「成人発達とキャリアディベロップメント」という産業組織心理学のクラスに参加した。このコースのタイトル通り、クラスで取り上げられる内容は、私が専門としている発達心理学とも大きなつながりがあり、仕事を通じた人間発達という現象をまた違った観点から考えを深めることに...
957. 日記と個人の無限性
昨日、「成人発達とキャリアディベロップメント」という産業組織心理学のクラスに参加するためにキャンパスに向かって歩いていると、ふと自分が毎日書き残している日記の量に考えが及んだ。 歩きながら計算してみると、一日に平均して四千字ほどの日記を書き残していることがわかった。単純な計...
946. 晴れた日曜日の朝に
昨日は雨が断続的に降っていた。今日は昨日のような雨雲もなく、晴れた一日になりそうだ。早朝の爽快な空を眺めていると、今日は確実に晴れた一日になると確信していたのだが、天気予報を確認すると、午後から天気が崩れるらしい。 正直なところ、それが信じられないほどに、今この瞬間の空は美...
943. 仕事を通じた発達に対する関心
昨日と同様に、今日も論文を執筆し続ける日になりそうだ。昨日の段階で、「創造性と組織のイノベーション」に関する共同論文の方には目処が立ち、今日の午後あたりに昨日書いた文章をもう一度読み返し、修正・加筆を行いたい。 また、修士論文に関しては、昨日中に随分と試行錯誤をし、教師と学...
939. 一年間に読んだ論文の量について
昨日は、「創造性と組織のイノベーション」の試験を午前中に終え、そのコースで課せられている共同論文の執筆に向けたミーティングを行った後、社会科学キャンパスに足を運んだ。いよいよ来週から、フローニンゲン大学での最初の一年目の最後の学期となる。...
934. 横山大観の名作『趁無窮』より
ウィーンとザルツブルグではあれほどまでに天候に恵まれ、街行く観光客の幾人かが日中に半袖で活動していたのに対し、フローニンゲンの街は未だに寒さが残っている。実際に、今日は朝から部屋の暖房を入れる必要があった。 こうした寒さのみならず、午後からは雨が降り出し、オーストリアで傘を...
899. 静かな土曜日の小さな計画
今日は一日中、幾つかの論文と専門書を読み進めたいと思う。修士論文の執筆に関する目処が立ち、論文アドバイザーのサスキア・クネン教授からも、提出期限までゆとりがあるため、焦る必要はないという助言を先日のミーティングで得ていた。...
868. 束の間の休息に
先ほど無事に、「創造性と組織のイノベーション」のコースで課されている、グループ共同論文の最初のドラフトをメンバーと一緒に担当教授に提出した。この課題に取り組むにあたって、産業組織心理学を専攻しているルクセンブルク人のヤンとドイツ人のマーヴィンに随分と助けられたように思う。...