844. シンクロナイゼーションについての再考
今日の天気は、雨雲が空に留まり続けているのみならず、気温も低い。そういえば、春の始まりを予感させる数日前に、行きつけのチーズ屋に立ち寄った際のことをふと思い出した。 そのチーズ屋を切り盛りする二人の店主とは大変仲が良くなり、先日も立ち話を少しほどしていた。その日はとても暖か...
651. 構造的カップリングとシンクロナイゼーション
第六回目の「複雑性と人間発達」のクラスが終わり、私は図書館に向かった。図書館で幾つかの論文をプリントアウトし、そのままその場でそれらの論文に目を通していた。 年代としては少し古いが、 “Science and complexity...
641. シンクロナイゼーションの起こる時空間を生きて
単刀直入に述べると、シンクロナイゼーションが絶えず生じている時空間があるような気がしてならない。そして、そうした時空間の中を今の私は生きているのだ、という実感が強くある。 こうした実感をもたらしてくれたのは、一昨年と昨年の間、日本に滞在している期間に定期的に受けていたエネル...
561. 複雑性と人間発達:Netlogoを活用したシミレーション実習
「複雑性と人間発達」というコースの第二回目のクラスについて、あれこれと振り返りを行っていた。毎回このコースに参加するたびに、多くの学びを得ることができるため、クラスの後の振り返りの量がどうしても多くなってしまう。もちろん、これは嬉しい悩みである。...
251.「構造的カップリング」と「相互浸透」
オランダへの出発がいよいよ一週間を切った。オランダ到着後に必要な各種手続き(例:住民登録や銀行開設など)の流れを確認している。 4年前にジョン・エフ・ケネディ大学でシステム理論に関するクラスを履修して以降、数年間はその分野から離れていたが、再びシステム理論の探究に着手してい...