1292. ダイナミックシステムアプローチの再探究に向けて
雨雲が視界一面に広がる早朝。起床してみると、寝室の窓から薄い雨雲が広がっているのが見えた。 辺りはとても静かであり、今は激しい雨が降っているわけではない。ただし、昨夜のどこかの時間帯で、強い雨が降っていたことを示す痕跡が辺りに残っていた。...
1282. 夏期休暇のとある日曜日
今日は空が素晴らしく晴れ渡る一日だった。午前中の仕事を済ませた私は、昼食前に近くのサイクリングロードにランニングに出かけた。 今日は日曜日ということもあって、平日よりもランニングをする人が多く見かけられた。七月も中旬に差し掛かりつつあるが、気温も涼しく、今日のような天気であ...
1234. 中学生時代のあの気づきから
ここ数日間、南アフリカのポール・シリアーズという哲学者の仕事に感銘を受けている。彼の論文を読んでみて、非常に感銘を受けたため、早速彼について調べてみると、シリアーズは、若くしてこの世を去っていることを知り、非常に残念な気持ちになった。...
1088. ダイナミックシステムアプローチの真髄の会得へ向けて
今日は午前中に、「成人発達とキャリアディベロップメント」のクラスに参加した。今日のクラスで取り上げる論文の発表を私が担当するという連絡を、担当教授から事前に受けていたため、自宅を出発する前に少しばかり自分のレジュメを読み返していた。...
895.焦点を絞った探究活動
昨日は、論文アドバイザーのサスキア・クネン先生とのミーティングがあった。「創造性と組織のイノベーション」の最終回のクラスが終わった後、少しばかり大学図書館で時間を潰し、クネン先生の研究室へ向かった。 いつもは、先生とのミーティングを月曜日の午前中に行うのだが、先日の日記で書...
856.「状態空間グリッド(SSG)」について
今日の午前中に行われた、論文アドバイザーのサスキア・クネン教授とのミーティングについて、また少し考えを巡らせていた。ミーティングの最初に、今後の私の進路について話をしたことを書き留めていたように思う。 その後に続く本題では、私が先日送った論文の...
839. ダイナミックシステムに関する理論モデルの構築について
夕食後、ノートを書斎の机に広げながら、“Principles of Systems Science (2015)”を読み進めていると、非常に残念なことが起こった。 昨日の「複雑性とタレントディベロップメント」のクラスで、ルート・ハータイ教授のレクチャーによって、自ずと湧いて...
803. 心理空間の差異化と時間的拡張過程
今日はいつもより早く起床したためか、午前中に随分と多くの仕事に取り掛かることができた。その中でもとりわけ力を入れて取り組んでいたのは、エスター・セレンとリンダ・スミスが執筆した “A dynamic systems approach to the development...
771. 理論モデルと数式モデルを構築する面白さ
今日は夕方から、「複雑性とタレントディベロップメント」というコースの第三回目のクラスに参加した。このコースを担当しているのは、マライン・ヴァン・ダイク教授とラルフ・コックス教授であり、毎回のクラスを通じて、二人からは多くのことを学ばせてもらっている。...
750. ダイナミックシステムアプローチが持つ一般化の問題
今日は、早朝の五時半に起床し、最初に取り掛かったのは、エスター・セレンやリンダ・スミスと並んで、ダイナミックシステムアプローチ(DSA)を発達科学に適用することに多大な功績を残したポール・ヴァン・ギアート教授の論文である。...