1608. 発達理論を活用した作曲学習
昨夜は記憶に残るような夢を一切見なかった。今朝は六時の起床とともに、心身の良好な状態を確認した。 昨日は、学術研究と作曲実践の双方に時間を多く充てることができたため、充実した土曜日であったように思う。特に後者の作曲実践に関しては、過去に履修していた、シンガポール国立大学の作...
1405. タイプ論と発達理論
早朝に日記をいくつか書き留めた後、そこから夕食前まで一切の日記を書くことはなかった。いつも日記を書く分量や時間帯を固定しているわけではなく、書かざるをえない時に書くべき量だけを書くようにしている。 例えば、起床直後は昨日の体験事項が自分の内側の奥底に沈んでいき、内面世界の上...
1137. 多様な領域の関係者と協働する専門家が持つべき三つの特性
今日は早朝に、日本を代表するある企業の方と、成人発達理論をもとにした人財育成プログラムに関する打ち合わせをした。協働者がその業界に精通し、なおかつ日本の人財育成が抱える構造的な問題を的確に捉えている場合、特に協働の進めやすさという点において大変有り難く思う。...
1135.「認知的資本主義」の進展に伴うMOOCが抱える問題
この五年間、私はオンラインで成人発達理論に関するゼミナールを細々と提供してきた。また、日本国外に長らく居住地があるという都合上、企業組織に対してトレーニングを提供する際にも、オンラインを用いることが多かった。 日本と接点を持つための手段として、オンラインを活用することは避け...
1123.『成人発達理論による能力の成長』の序章における主題:「意識の発達論的還元主義」
昼食後、仮眠を取り終えた私は、午後からの仕事に着手する前に、埴谷雄高氏の『死霊』を読んだ。午後からの仕事を始める前についついその作品に手が伸びてしまった、と言った方が正確だろう。 本日をもって、全九章にわたる作品のうちの第一章を読み終えた。二日に一章のペースで読み進めること...
1031. 第二弾の書籍の副題について:「実践的」という実践的でないものに関して
夕方から第二弾の書籍の再校に修正を施す作業に取り掛かった。現在は第一章に対して修正を加え、二章から五章にかけては編集者の方から再校を送っていただくのを待っている。 とりあえず今の自分にできる作業を進めていった。初校になる前の原稿と比較してみると、再校は随分と余分な肉が削ぎ落...
1020. 発達理論と音楽で繋がる縁
私は頻繁に、何か意味があるに違いないというような偶然性と必然性を多分に含んだ出来事に遭遇する。今日もそうだった。 一つには、午後に書き留めていた日記の中にあるように、一冊の書籍と出会ったことである。60年前に出版された書籍が自分の目の前に大切なものとして現れた偶然性。名前の...
1004.「金槌」と「釘」の関係を彷彿させる日本を取り巻く発達理論の現状
今日は、昼食後の仮眠を終えてから、修士論文の修正に取り掛かった。昨日の続きから作業を始め、計画通りの修正を施すことができた。 “Discussion”のセクションに関して、昨日は少し観点の抽出と論理の運び方に苦労していたが、今日はそれらの点が支障となることはなかった。時間に...
980. 第二弾の書籍に持たせた一つの役割:日本で普及しつつある「意識の発達理論」の盲点と幻想
先ほど夕食を摂りながら、今回の第二弾の書籍に込めた意図について思いを巡らせていた。書籍を執筆する際には、著者の中に必ず何かしらの主題があり、表現したいものがある。 前回の作品においても私なりの主題があり、主題を持つというのは今回の作品においても同じである。改めて今回の作品に...
889.「経路依存性」と己の道について
今日の午前中は最初に、 “Principle of system science (2015)”に取り掛かった。実のところ、今朝はこの書籍を読むのではなく、まずは論文の執筆を進めようと思っていた。 だが、思いの外、早朝に時間があるような気がしたので、その書籍の一章分を読んで...