1623. 教育的介入手法の評価
今日は極めて風の強い一日である。午前中は雨模様の中、激しい風が辺りを吹き抜けていた。 昼食時に食卓の窓から外を眺めると、鳥の大群たちが空を紙吹雪のように舞っていた。その動きは極めて不規則であり、強風の影響を強く受けていた。...
1620. 輪廻と因果律
闇夜の訪れる時間帯が早くなり、七時を過ぎると、辺りは静けさとともに深い闇に包まれるようになった。深い闇のため、外の世界の様子がわからないが、窓ガラスに付着する雨滴の様子を見ると、今は雨が降っていることがわかる。 夕食を終え、就寝に向かうこの時間帯は、いつも不思議な想念が湧き...
1617. 実証的教育学のプログラムとコースについて
特に何かに追われているという感覚もなく、何かに対して不安な気持ちを持っているわけではないにもかかわらず、昨夜は就寝中に数回ほど目覚めることがあった。 六時に起床してみると、夜中に何度か目を覚ましていたにもかかわらず、十分な睡眠を取っていた感覚がある。ただし、睡眠中に目覚めて...
1612. コンピューターラボでの実習に向けて
月曜日の訪れとともに、外の世界から雨の音が聞こえて来る。まだ明けない暗い闇の中、降りしきる小雨が書斎の窓ガラスにそっと吹き付けている。 天気予報によると、幸いにもこの小雨はもう直ぐ止むらしい。月曜日は最も講義の多い日であり、午前と午後に一つずつの講義がある。...
1602. 書く自分
昨日からずっと、ポルトガル出身のピアニストであるマリア・ジョアン・ピレシュの演奏を聴いている。21時間ほどに及ぶソロレコーティングを前にした時、こうした巨大な表現物に強くひかれる自分がいることを再確認した。 今この瞬間、書斎の中にはモーツァルトのピアノソナタが響いており、曲...
1567. ようやく気付いたこと
朝と夜のみならず、日中の気温も下がり始め、外出中に長袖だけでは寒くなってきた。実際に、道行く人たちのほとんどはジャケットを羽織り始めている。 今週はもう外出する予定はないから、来週から私もジャケットを羽織って出かけることにしたいと思う。今日は午前中に、「実証的教育学」の二回...
1540. 台風のような一日
今日は台風のような一日だ。先ほど午前中の講義を終え、自宅に戻ってきた途端に激しい風と共に雨が降り始めた。 自宅に戻る最中は幸運にも雨は降っていなかったのだが、どこか雲行きが怪しく、途中で小走りをしている自分がいた。天気予報では昼前から天気が崩れることがわかっており、もしかし...
1533. 鏤骨
今日は早朝から大学のキャンパスに行き、二つの講義を受けた。昨日までは『成人発達理論による能力の成長』のオンラインゼミナールの講師を務めていたが、今日からは再び学習者の立場となる。 様々な文脈の中で多様な社会的役割を担うことは、私たちの本質的な特徴であるアメーバ的可変性を刺激...
1526. 社会的に構成された社会問題と自由・不自由
午後から天気が回復し、すっかり雨が止んだ。目の前の木々の葉が小刻みに夕方の風に揺られている。 木々をよくよく眺めてみると、それらのいくつかは紅葉を始めている。紅葉を始める木々を眺めていると、彼らはすでに新しい季節に向かっての準備を始めているようだ。...
1521. 守破離と作曲における文体
早朝からの雨が止むことなしに降り続けている。雨の勢いは随分と衰えたが、それでも今日は絶えず雨が地上に降り注いでいた。 午前中に、「実証的教育学」のコースでとりあげられる論文に目を通していた。自分の過去の研究の中で、他の研究者の研究結果を包括的に分析するようなメタ分析をして論...