1183. 病理と個性
連日連夜、学術論文を読み続ける日が続いている。ここしばらくは、専門書のような書籍に触れることはなく、愚直に無数の論文を読み進めることが続いている。 そうした日々を過ごす中で、自分の内側から日本語が流れるように出てこない状況に直面している。自分の内側には、表現したいことが依然...
1178. 神を支えるものと神に支えられるもの
今日は曇りになると予想していたが、早朝目覚めてみると、寝室の窓からほのかな朝日が差し込んでいた。太陽が沈む時間に合わせて就寝し、太陽が昇る時間に合わせて起床する日々が続いている。 フローニンゲンの長い冬の時代においては、太陽の動きに合わせて生活リズムを作ることをいくら望んで...
1169. 夢の中での祖父と祖母の会話から
早朝からモーツァルトのピアノ協奏曲が書斎の中を駆け巡る。ここ最近は、仕事をする時はいつもモーツァルトのピアノ協奏曲を聴いている。 全部で11時間半にわたるモーツァルトのピアノ協奏曲を絶えず流していると、音楽というものが私にとって、断続的に摂取する空気や水以上に大切なものに思...
1165. 向かう夢・追いかける夢・避ける夢
数日ぶりに目覚めの良い朝だった。黄色く輝く朝日が寝室に差し込み、その光がまぶたに触れ始めた時、私は目を覚ました。 目を開けてみると、身体も精神もここ数日とは異なり、適度な軽やかさを持っていた。昨日の夜は、「タレントアセスメント」で課せられている論文を大幅に修正することにし、...
1163. タレントアセスメントの想定試験問題
残念ながら、いくら思い出そうとしても昨夜の夢の内容を思い出すことができないので、眠りの意識に落ちる前に考えていたことを書き留めておきたい。それは実にたわいのないことであり、「タレントアセスメント」のコースの最終試験で提出されるであろう試験問題についてであった。...
1162. 変容と経済学
自分の無意識が馬車馬のように駆け巡り、飛翔する馬になろうとするようなイメージが突如として浮かび上がった。そもそも私の無意識自体を馬のような単一の生き物に還元すること自体おかしなことであるが、そのようなイメージが湧き上がってきたのは確かである。...
1157. 爽快かつ鈍重な朝
心地の良い音楽のような小鳥の鳴き声が、吹き抜けるそよ風に乗せられて自分に届いていくる。爽やかさの原型とも言えるような爽やかな早朝。 こうした爽快な朝がやって来ながらも、私の身体は少しばかり重かった。連日、大量の論文を読んでは文章にまとめるということだけを繰り返し行ってきたた...
1153. リフレクションの本質:「無間地獄に続く道」
昨夜の夢の印象が、私の内側にまだ留まっている。昨日はとても寒い一日であり、それと足並みを揃えるかのように、昨夜の夢の中では、大量の雪が辺りに積もっている場面に遭遇した。 とても深い雪が街中を覆い、交通の動きが大変鈍かった。そのような中、外出をしていた私が自宅に戻ってドアを開...
1144. 語り続ける夢:深層的な知識体系の構築
昨晩、この夏の休暇を活用して読もうと思う30本ほどの論文を、大学の電子ジャーナルを通じてダウンロードした。自分のパソコンにダウンロードした論文を大学の図書館で印刷するために、再度それらの論文を自分のメールアドレスに送った。...
1138. 滑稽な夢
ここのところ、連日連夜何かしらの夢を見ている。夢を見る日と見ない日の自分の状態特性については未だ謎なことが多い。 確かに、自分の精神状態の変動性が激しい時に夢を見ることが多くあるが、一方で、自分の精神状態が安定している日においても夢を見ることがある。そうしたことからも、単純...