

1270. 夢の中での思考
今朝は五時過ぎに起床した。五時半から書斎の机に着く。 最初に、昨夜見た夢の内容について振り返ろうとしていたが、昨夜の夢はそれほど印象的なものではなかった。もちろん、そうした解釈を下すのは、覚醒意識における私である。 そのため、昨夜見た夢の中に、覚醒意識の自分が見逃しているこ...

1265. 夢と現実世界の連鎖的流れ
早朝、目を覚ますと、少し寝すぎてしまったかと思ったが、時刻は五時半であった。そのまま起床し、寝室の窓を開け、一日を開始させた。 早速、小鳥の鳴き声が辺りにこだまし、清らかな朝だと実感した。昨夜は夢の中で、体育館で運動を行っていた。おそらくそれは、授業の一環だったと思う。...


1258. 近未来を訪れる夢
昨日の夢の印象を携えたまま、先ほど起床した。寝室に朝日が差し込むことはなかったため、どうやら今日は曇りであることがすぐにわかった。 寝室の窓を開けると、今日は小鳥の鳴き声ではなく、ハトの鳴き声が聞こえた。その鳴き声の音は低く、そして重たかった。...


1252. 散逸的な夢と統一体
散逸した精神エネルギーが統一性を取り戻そうとするかのように、昨夜はいくつかの連続した夢を見た。昨日は、私の精神エネルギーが拡散し、それが夜の睡眠の間において、一気に新たなまとまりになろうとするかのようであった。 精神エネルギーが無秩序に散逸したのと同様に、昨夜の夢の内容も散...


1249. この一年間の夕食とデカルトについて
初夏の太陽の愛情を注がれて育った赤々とした大きなトマト一つ、みずみずしいセロリ一本、北欧を彷彿とさせるニシンの酢漬け一匹。この一年間の私の夕食のほとんどは、その三つだけだ。 昼食時に多めのサラダを摂る時に、有機穀物で作られたパン一枚と行きつけのチーズ屋で購入したチーズを少々...


1244. 大海原を飛ぶ一羽の白鳥と世界の儚さ
崇高さや美しさというよりも、一点の曇りもない静けさが内側の世界に広がっていくようであった。一羽の白鳥が、その羽根をゆっくりと羽ばたかせながら、大海原を優雅に飛んでいる姿を初めて見た。 大海原の上を駆け抜けていくそよ風が、海面に静かな跡を残すように、静かな感動のさざ波が私を襲...


1242. ひとつづきの夢
「更新」について記した昨夜から一夜が明けた。起床するのが少しばかりためらわれるような一日の始まりだった。 だが、ひとたび起き上がってしまえば、また新しい一日の中に溶け込んでいくかのように、普段と変わらない一日が始まった。ここ数日間は、雨模様が続いており、寝室に朝日が差し込ん...


1232. 旅を拒否する夢と組織の発達支援に向けて
書斎の窓の外に広がる静かな世界を眺めていると、昨夜の夢の内容が自発的に思い出された。夢の中で私は、実際に自分が通っていた中学校にいた。 部活動を終え、体育館の脇を通ろうとしていると、二車線の道路に面しているその体育館の裏手側に、突如として大型客船が現れた。ちょうど、体育館と...


1227. 夢の中での誤認識
早朝未明の激しい雨は、すでにどこかに去り、今は若干の風が吹いていながらも、雨はもはや止んでいる。昨夜の夢について振り返っていた私は、改めてその夢が残した不思議な感覚に包まれていた。 夢の中の何とも言い難い感覚が、未だに自分の内側に残っているような感覚である。それよりもむしろ...


1226. 変性意識の中の変性意識:シャーマンの夢
早朝、眠りの意識と覚醒意識の狭間にいるとき、激しい雨音が聞こえてきた。寝室の窓を激しく打つ雨音は、いつもとは違った朝の始まりを知らせるには十分であった。 窓を叩きつけるような雨音は、目覚まし時計のけたたましい音とは違い、とても自然な音のように思え、不快感をもたらすことは全く...