615. 執筆後の感覚
今日はいつもより多くの睡眠時間を取り、七時に起床した。起床後、朝の習慣的日課を済ませてから、書籍の執筆に取り掛かった。 午前中に最終章の前半を書き上げたところでランニングに出かけた。午後からは、最終章の後半に取り掛かり、本日をもって無事に一通りの文章を書き上げることができた...
610.知的抱腹絶倒を常に感じて
今日は、「複雑性と人間発達」というコースの第四回目のクラスに参加した。本日のクラスを担当したのは、ダイナミックシステムアプローチに造詣の深い物理学者のラルフ・コックス教授である。 私の論文アドバイザーを務めるサスキア・クネン教授とコックス教授が交代で担当するこのコースに対し...
608. 適切な距離感
昨日は、ほぼ一日中、第二弾の書籍の執筆に取り組んでいた。当初の予定通り、毎日決められた分量を着実に執筆していく、という方針に従っている。 当初の構成案に従って、重要なことをだけを盛り込むようにしていても、書籍の中に盛り込みたい内容が無数に湧き上がってきてしまう。「何を書くか...
607.文章の執筆について
昨日は、午前中のオンラインゼミナール終了後から、就寝までの時間にかけて、第二弾の書籍の執筆に取り掛かっていた。フローニンゲン大学の講義や研究の方も今は落ち着いており、冬休みに入る雰囲気が漂っているため、書籍の執筆に取り組む時間的な余裕がある。...
601. 再帰定量化解析と言葉の開花
今朝も朝一番の日課であるオランダ語の学習に取り組んでいた。オランダ語に費やす学習時間は、ほんの数十分に過ぎないのだが、これを毎日継続していると、気づいたときには、自分の学習の蓄積を感じられることがある。 今学期は日程的にオランダ語のクラスを受講することができなかったため、毎...
552. 天気とダイナミックシステム
起床直後、目を開けた瞬間に、今日は最良の身体・精神状態にあることがわかった。先日から天気予報を確認しながら、今日は久しぶりに快晴になることを知っており、実際に、起床直後から仕事を始めてしばらく経つと、辺りに立ちこめていた闇が早朝の太陽光に照らされる形で晴れ渡るのを目撃した。...
551. 変動性と分散の違い
先週末のオンラインゼミナールで「変動性」という概念を取り上げ、受講生の皆さんに、日々の自身の変動性について観察をしてみる、という実践を提唱して以降、自分も同じようにこの実践をより意識的に行うようになっている。 仏教の世界においても、全てのものは時間の経過に応じて移り変わる、...
548. 知識体系
夕食後、再び幾つかの論文を読みながら、発達上の構造的な変化について考えを巡らせていた。特に、一つの知識が、一つの大きな知識体系に変化するプロセスについて考えていた。 この背景には、そもそも知識体系を作る前に、一つの知識を自分の内側で構築することの難しさについて考えていたこと...
545. 風に揺られる木々を見て
今日も昨日と引き続い、冴えない天候である。外の気温は極めて低くなり、日照時間も少なくなり、冴えない天候が続くというのは、北ヨーロッパに特有の冬の姿なのかもしれない。 今日は特に午後から、激しい風が吹き始めた。激しいが風が、自宅に面したストリートの街路樹を大きく揺さぶっている...
542. 意味世界を開くことについて
今日は午前中のオンラインゼミナールのクラスを終え、昼食前にランニングに出かけようと思った。しかし、天候があまり良くなかったので、ランニングに出かけることをやめ、代わりに今日は、書斎の本棚にある気になる本を、無計画に気の済むまで読むことにした。...