2705. マルティニ教会でのパイプオルガンコンサートに向けて
今日は六時前に起床し、六時を少し過ぎたあたりから一日の活動を開始した。最初に行ったのはいつもの通り身体運動であり、その後すぐにデッサンをした。 早朝の内的感覚をすぐさま絵として表現してみること。それが習慣になりつつある。...
2531. 曲が持つ自己組織化力
名前の知らない木の葉が夕方の風に揺られている。葉の揺れに伴って、夕日に照らされた木の輝きが瞬間瞬間変化している。 時刻は夕方の七時半を回った。相変わらず外は明るい。一日一日と夏に向かっていくに従って、日は延びるばかりである。...
2378. 研究と自己に伴う揺れ
今日は風がなく、とても穏やかな一日になりそうだ。目の前に見える赤レンガの家の煙突から白い煙がゆっくりと上空に立ち昇っている。 今朝のフローニンゲンの空は本当に綺麗だ。遠くの空は薄紫色に照らされていて、手前の空はライトブルーの様相を呈している。...
1396. 公案的笑い
夕方の仕事に取り掛かる前に、少しばかり休憩をとった。行きつけのチーズ屋で購入したナッツ類を食べながらコーヒーをゆっくりと飲む。 食卓の窓からぼんやりと外の景色を眺めてみる。午前中の雨雲が消え去り、今は晴れ間が広がっており、まばゆい太陽光が辺りに降り注いでいる。...
1394. 集合意識に浮かぶ船
外の世界がピタリと止まっている。それはまるで静止画ようだ。一昨日、昨日とは異なり、今日は風がない。 書斎の窓の外に広がる景色がとても穏やかに見える。いや、それは一切の動きがないがゆえに、不気味にすら思えるほどだ。 空全体にうろこ雲が覆っている。雲と雲のかすかな隙間が白く輝い...
1355. 所有を超え、幸福感になるということ
昨夜は就寝前に、聞きなれない音が外の世界に響き渡っていた。それは鳥の鳴き声でもなく、何かがはじけるような音であり、それが絶え間なく聞こえていた。 寝室から外の様子を見ても、それが何かわからず、書斎の方に駆け寄って外を眺めてみると、それが花火であることがわかった。それに気づい...
1214. マルチフラクタルトレンド除去変動解析と埴谷雄高著『死霊』
今朝は少しばかり早く起床したためか、午前中の仕事の合間を縫って、先ほどソファの上に腰掛けながら、しばらく目を閉じていた。およそ10分ほどであろうか。 目を閉じていると、夢の世界の入り口の前にたたずんでいるような感覚に包まれた。実際に、言葉にならないような映像が自分の脳裏に浮...
1138. 滑稽な夢
ここのところ、連日連夜何かしらの夢を見ている。夢を見る日と見ない日の自分の状態特性については未だ謎なことが多い。 確かに、自分の精神状態の変動性が激しい時に夢を見ることが多くあるが、一方で、自分の精神状態が安定している日においても夢を見ることがある。そうしたことからも、単純...
867. 探索と関与を通じたキャリアディベロップメント
昨日の「複雑性とタレントディベロップメント」のクラスで行われたグループ課題について少しばかり振り返っていた。この課題は、まずは各人が自分のキャリアディベロップメントの変遷を振り返ることからスタートした。 具体的には、12歳から現在までの年齢を横軸に取り、「探索(explor...
835. 研究の進捗状況
早朝起床してみると、ようやく朝の六時あたりに日が昇り始めるようになった。朝の習慣的な実践を済ませる頃には、あたりはすっかり光の世界に変貌し、闇夜の世界はもはやそこにはなかった。 薄い青色の空に、真っ白い見事な月が浮かんでいるのが見えた。それを眺めた時、自分の心も白く浄化され...