472. 何気ない日常から
今日は午前中から夕方にかけて、研究プロジェクトを進めていた。次回のクネン先生とのミーティングに向けて、定量データをカテゴリー化する案をいくつか考えておきたいと思う。同時に、論文提案書も前回の指摘をもとに修正を加えておきたい。...
469. 深海と個の発見
起床してから日が昇るまでの時間が日増しに伸びてきている。今日は朝の五時に起床し、日が昇り始めたのは八時前であった。日が昇ったのを確認すると、「タレントディベロップメントと創造性の発達」のクラスに参加をするために支度をした。...
424. 創造性の街フローニンゲン
起床直後、両腕に激しい筋肉痛があることに気づいた。それもそのはずで、昨日は大量の書籍と論文が梱包されたダンボールを持ち運びしていたからである。このように普段行わないような力仕事をしてみると、自分の身体のどこが鍛えられておりどこが鍛えられていないのかが一目瞭然である。...
423. 企業組織における個人の創造性とイノベーション
普段であれば、その日の出来事や授業の内容をその日のうちに文章として書き留めているのであるが、昨日は例外であった。日本から届いたダンボールの開封と書籍の陳列に時間を取り、昨日の授業の振り返りをその日中に行うことができなかった。...
376.「タレントディベロップメントと創造性の発達」:第一回目のクラス
今日は「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの第一回目のクラスがあった。フローニンゲンに到着してから一ヶ月強の時間が経ち、ようやくプログラムが本格的に動き始めたのを感じる。 フローニンゲンに到着後、このコースが始まる前から、人間の知性や能力が卓越に至るプロ...
300.「美」と「組織のイノベーション」に関する脱神秘化
——学術論文とは、人類への手紙である——ウンベルト・エーコ 森有正先生の全集のどこかで、バッハの音楽は主観的・直感的に生み出されたものではなく、客観的に秩序化された音楽的方法論に基づいて生み出されている、というような記述を見かけたことを記憶している。つまり、バッハは自分の音...
294. 組織のイノベーションについて:創造性理論とシステム理論の観点より
この日は午前中にジル・ドゥルーズの “Difference and repetition”を読み、午後からミハイ・チクセントミハイ(1934-)の “The systems model of creativity: The collected works of Mihaly...
288. 卓越性の起源
関与と恩寵。それは世界からの多様な関与と恩寵の賜物なのだ。 今日の午前中は、ここ三日間読み続けている「タレントディベロップメントと創造性」というクラスで課題文献とされている “The complexity of greatness: Beyond talent or...