721. 今学期に向けて
昨夜就寝前に、今学期履修する「複雑性科学とタレントディベロップメント」と「創造性と組織のイノベーション」というコースの概要について確認していた。 前者のクラスを通じて、「複雑性と人間発達」に引き続き、ダイナミックシステム理論の観点から人間の発達について考察を深めるとともに、...
713. 来学期に向けて
昨日、「複雑性と人間発達」のコースの最終試験を終え、ザーニクキャンパスを後にし、試験問題についてあれこれ振り返りを行いながら歩いていた。特に、解答が思うようにいかなかった問題について考えを巡らせていた。 それらの問題については、後日改めて自分の知識を確認しておく必要があるだ...
708. 最終試験に向けての雑記
いよいよ明日は、「複雑性と人間発達」のコースの最終試験がある。試験に向けて、先週から今日にかけて集中的にコースの振り返りを行っていた。 前回の「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの最終試験は、試験時間二時間の中で六問の記述問題に回答することが要求されたが...
611. 何気ない日常より
一昨日、哲学科に在籍しているキューバ人のシーサーとカフェで談話をした。シーサーは、もともとキューバの大学で哲学を教えていたこともあり、哲学全般に関する造詣が深い。 一昨日は、彼の専門である認識論を中心に、終始こちらから質問を投げかけていた。フローニンゲン大学には、哲学に関す...
557. 研究仲間
今日は午後から、心理学科に所属する修士課程の学生を対象にした「研究倫理」に関するレクチャーに参加してきた。これは、私が所属しているプログラムの中のコースの一つではなく、所属学科が修士課程の学生に義務付けているレクチャーである。...
511. オランダの大学院の成績評価について
今朝起床すると、同じプログラムに所属のエスターからテキストメッセージが届いていた。なにやら、先日実施された「タレントディベロップメントと創造性の発達」のコースの最終試験の結果が出たとのことである。 エスターは親切にも、メッセージの中に彼女のスコアを記載していた。天体物理学を...
510. オンラインゼミナールより
本日の午前中に、『卓越性研究の最前線』という新オンラインゼミナールの最初のクラスを開催した。初回のクラスの終了後、受講生の皆さんと同様に、自分でもあれこれと今日のクラス内容について振り返りを行っていた。 私たちが「才能」という種を「卓越性」という果実に育んでいくためには、一...
505. 知識体系と外国語
フローニンゲンの街は、すっかり冬らしくなった。夕方、書斎の窓から景色を眺めると、ほのかな光を放っている夕日が目に飛び込んできた。極めて淡いオレンジ色の光を放っている夕日を眺めていると、社会学者のタルコット・パーソンズが知識をスポットライトに見立てた比喩を提示していたことを思...
504. 自己と道
「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの最終試験が無事に終わり、一息つこうと思ったが、そうもいかなかった。実際には、一息つきたいと思うような気持ちよりも、とにかく自分の仕事と向き合いたい、という気持ちが勝っていたのだ。...
502. オランダの大学院の試験
さて、今日は午後から、「タレントディベロップメントと創造性の発達」というコースの最終試験を受けに行ってきた。試験は、以前紹介したように、フローニンゲン大学が擁するザーニクキャンパスという広大な敷地内にある建物で行われた。...