1646. 身体的・超越的投影執筆
ふと視線を書斎の窓の外にやると、辺りはもう真っ暗闇に包まれていた。金曜日の夜八時。 この時間には、もう辺りは真っ暗である。今日は天気に恵まれた金曜日だった。 そうした天候を尻目に、今日は一日中、「実証的教育学」のコースで課せられている最終論文の執筆に取り組んでいた。ほぼ計画...
1645. 曲の公開に向けて
昨夜は就寝前の時間を使って作曲実戦に従事していた。シンガポール国立大学が提供する作曲実戦に関するオンライン講座の資料を参考に、短めの曲を作ることに従事していた。 16小節ほどの短めの曲をひとまず形にした。これから少しずつ、完成した小さな作品を公開していきたいと思う。...
1461. 認識の翼と作曲実践
一日が終わりに近づき、それと同じように一日の自分の仕事も終わりに近づいている。今日は天気に恵まれ、とても清々しい一日だった。 八月も終わりに近づいているが、結局夏らしい暑さを感じることは全くなかった。本日ランニングの帰りに訪れた行きつけのチーズ屋の店主とも話をしていた通り、...
1051. 専門性の確立と日記について
浴槽にゆっくりと浸かることは不思議なもので、新たな考えをふともたらしてくれることがよくある。その日の夕方の仕事を終え、それまでの仕事の内容が整理され、仕事に関係のある新たな閃きが生まれることもあれば、仕事とは直接的に関係しないながらも、非常に大切な閃きを得ることがある。...
1021. 創造への目覚めと内側の鬼神
昨年の11月頃から湯たんぽを用いながら就寝しているのだが、5月に入ってもまだそれを使う日が続いている。昨夜就寝前に、しばらく仰向けになりながら取り留めもないことを考えていた。 一つには、今現在のような生活を長く継続させていきたいということであった。二つ目は、自己批判に関する...
944. ベートーヴェンが曲に込めた法則性の探究に向けて
仕事を通じた発達というテーマが、私を強く捉えていることを感じる。早朝にそのテーマが自分の内側で浮上してきていることに光を当てると、不思議なほどにそのテーマが自発的に膨らんでいるのを実感している。 そうした様子を見るにつけ、少しばかり、そのテーマに対して自分の言葉を当てる必要...
938.「創造性と組織のイノベーション」の試験を終えて
昨日は、「創造性と組織のイノベーション」のコースの最終試験を受けてきた。早朝、自宅からザーニクキャンパスまで30分ほどゆっくりと歩いている最中、先日のオーストリアへの旅を通じて得られた体験を咀嚼する現象が、自分の内側で現在進行形で生じていることがわかった。...
934. 横山大観の名作『趁無窮』より
ウィーンとザルツブルグではあれほどまでに天候に恵まれ、街行く観光客の幾人かが日中に半袖で活動していたのに対し、フローニンゲンの街は未だに寒さが残っている。実際に、今日は朝から部屋の暖房を入れる必要があった。 こうした寒さのみならず、午後からは雨が降り出し、オーストリアで傘を...
933. 創造性の四つの段階
「創造性と組織のイノベーション」のコースで取り上げられた論文を読みながら、創造性に関する発達段階モデルについて少しばかり思いを巡らせていた。この論文は、アムステルダムからウィーンに行く最中にも目を通しており、その時にもこの段階モデルが少々気になっていた。...
929. 旅を終えてのこれから
オーストリア旅行から戻ってきてからの最初の朝を迎えた。旅の途中でも時間を見つけて日記を書き留めていたのだが、正直なところ、旅を通じて得られたものの内、ごくわずかなことしか書き留めることができなかった。 また、旅の最中において、言葉にならないような真の体験に襲われることが幾度...