2504. 科学・哲学・芸術の両立に向けて
早朝の九時を迎えた。辺りが春の幻想的な雰囲気に包まれている。 色彩に富み、生命力に満ち溢れた景色が目の前に広がっている。雲ひとつない爽快な青空、青々と茂る木々、躍動的に飛び交う鳥たち。 そうした一つ一つの要素がこの幻想的かつ生命力に溢れた一つの景観を生み出している。そうした...
2258. 攻撃性と創造性
昨夜の睡眠時間は申し分なかったのだが、今朝方に見た夢は少々暴力的な内容だった。夢の中の身体のみならず、夢の外の身体にも攻撃的なエネルギーが強く宿っていた。 今朝の正式な目覚めは、そうした攻撃的なエネルギーを発散した直後であったことを改めて思い出す。私はこうした夢を時々見るの...
2116.「学会発表旅行」
ここ数日にかけて、オットー・ランクの“Art and Artist: Creative Urge and Personality Development (1932)”を読み進めており、先ほど一読目が終わった。400ページを越す大著であるが、この書籍は本当に数多くの洞察をも...
2058. 創造行為の社会性
夕食を摂り終え、これから一日が終わりに向かっていく。今日はアーネスト・ベッカーの書籍と時系列データ分析の書籍を読み進めた。 両者は全く異なる学問分野の書籍だが、今の私の日常は絶えずこのように全く異なる分野の専門書と論文を読み進めることで形作られていく。それは学術的な探究のみ...
2064. 創造プロセスについて
作曲実践に取り組めば取り組むほど、曲を作ることの奥深さを知る。確かに、曲を作るプロセスには意識的な箇所と無意識的な箇所の双方が伴う。 作曲実践の経験を積めば積むほどに、意識的に生み出されるものと無意識的に生み出されるものの両方の質が高まっていくという現象は大変興味深いことで...
1782. 絶え間ない創造行為と絶え間ない失敗
昨日、ある論文をきっかけとして、創造行為を通じた学習の意義について考えを巡らせていた。 私たちは、単に実践に従事する中で学びを深めていくだけではなく、それ以上に、実践を通じて何かを創造する過程の中で喜びや楽しさを感じ、それが私たちの学びを深めていくのだと思う。...
1712. 創造と共有
今日は五時前の起床から夜の今に至るまで、密度の濃い時間が過ぎていった。このように日々を生きることができるのなら、他に望むことは何もない。 絶えず読み、絶えず書き、絶えず創る生活。夕方に、夕日に照らされた辺りを眺めながら、近い将来の自分の姿を思い描いていた。...
1706. 創りながら学ぶ: “Learning by Creating”
とても濃密な土曜日が終わりに近づいている。振り返ってみると、今日は一日中、能動的な読書に従事し、その合間合間に文章を書くという実践を行っていた。 夕食後からは、いつもより早い時間に作曲実践に取り組むことができている。先ほど、少しばかり作曲実践を行い、これから就寝までの時間を...
1650. 創造から始まり、創造に還る
この二日間で5,000時ほどの論文を執筆したことに並行して、英文日記と日本語での日記が止まることはなかった。止まるというもむしろ、文章の淀みない流れが自分を取り巻いていた。 今日、グレン・グールドが演奏するバッハの楽曲を聴いている最中、バッハの音楽が白色と黄色が混じった音を...
1647. 絶え間ない創造活動の中で
起床直後、心身ともに自分の調子が極めて優れていることに気づく。その充実ぶりは自分でも驚くばかりである。 今朝は六時前に起床し、六時を少し過ぎたあたりから今日の仕事を開始した。何かを創造していく活動を全て自らの仕事だと見なしているが、果たしてそれを日本語の「仕事」という言葉で...