3785. 書くことと発達:テクノロジーの進化と人類の平準化・家畜化
時刻は午後の八時に近づきつつある。つい先ほど、夕食を摂り終えた。 今は雨も止み、静けさの佇む世界が広がっている。そんな中、書斎にはバルトークのピアノ曲が鳴り響いている。 夕方から、バルトークの音楽を聴き始めた。そうした音楽に加えて、ギリシアのデルフォイのアポロン神殿の入口に...
2590. 直感把握と言語化との関係性
時刻は夜の九時を迎えた。この時間帯のフローニンゲンはまだ明るい。日没まであと一時間ほどの時間がありそうだ。 早いもので日曜日も終わりに差し掛かっている。この二日間の休日は普段と変わらないぐらいに充実していた。毎日が充実感と共に一瞬にして過ぎ去っていく。...
344.人と組織の発達に求められる言語記述による「自己分節」と「自己解体」
この関心事項はここ最近何度も現れているが、書くことの本質と発達の本質は相通じるものがあるため、書くという実践が発達を促進するのではないかという考えが日増しに強くなっている。 そもそも書くという行為には、言葉を用いて対象を分節するという非常に重要な役割がある。私たちは極めて高...