3554. 浅薄さの氾濫する現代社会
時刻は午後の七時半を迎えた。たった今、夕食を摂り終えた。 夕方から雨脚が強くなり、今も雨が降り続けている。闇夜の世界に雨が降り注ぐ様子は幾分趣深い。 今日はそれほど気温は低くないはずなのだが、日中足元から冷える感じがした。少しばかりヒーターの温度を高めにして一日を過ごした。...
3293.「内省的抽象化」「階層的統合化」「階層的複雑性」について
午前十時を迎えると、早朝に空を覆っていた薄黒い雲がどこかに消え去っていることに気づいた。今は薄い青空が広がっていて、穏やかな朝日がフローニンゲンの街を包んでいる。 今日は休日ということもあってか、辺りはとても静かだ。フローニンゲンの休日を象徴するような雰囲気が滲み出ているこ...
3122. 自らの学習特性:「130円」の夢
昨夜改めて、自分の学習特性にどれだけ習熟しているかが大事であるということを考えていた。多くの人は学習や発達のプロセスについて知らないだけではなく、実は自分の学習特性についても知らないのではないかと思う。 ハワード・ガードナーの多重知性理論を引用するまでもなく、私たちには各人...
3097. 変化の根源を捉え、変化を生み出す日記
九月に入ってまだ間もないが、本当に朝が冷え込み始めた。起床してすぐに入れた温かいお茶を飲みながら、今この日記を書いている。 また、つい先ほど今日一日分のコーヒーを作り始め、コーヒーメーカーが一生懸命に仕事をしている。一日に飲むコーヒーの量を減らし、午前と午後に一杯ずつコーヒ...
2887. 内省的経験と道
つい先ほど本日二回目の作曲実践を終えた。先ほどはバッハの四声コラールに範を求めた。 昨夜の就寝前にも少し考えを巡らせていたが、四声の曲を作るための勉強を再度行いたいと思う。いくつか原理原則のようなものがあったことを覚えているが、それが厳密にどのようなものであったかがうる覚え...
2852. イデオロギーに呪縛された企業社会におけるトレーニング
今日は昨日の天気予報と異なり、どうやら終日晴れのようだ。起床直後、朝日が寝室の中に差し込んでくるのを見てそのように思った。 昨日の天気予報では、今日は昼食後に少しばかり雨が降るようだった。だが、今朝方天気予報を再度確認してみたところ、今日は雨が降らないとのことである。...
2825. 晴れ渡る早朝より
今朝はここ二日間と異なり、起床時から晴れ渡る空を拝むことができた。寝室に美しい朝日が差し込んでいる。差し込む光を見ながら私は寝室を後にし、書斎に向かった。 書斎の窓から外を眺めてみると、朝日が赤レンガの家々の屋根を優しく照らしていた。今日も少しだけ穏やかな風が吹いている。街...
2649. 絶えざる自己反省と実践
今日は午前中に一曲、昼食後にもう一曲作った。それらの曲はどちらも共にモーツァルトが17歳の時に作曲したものだ。 これまではモーツァルトがより幼少期の頃の曲に範を求めていた。それらの曲との比較で言うと、やはり今日参考にした二曲の方が洗練されている。...
2514. 充実感の溢れる日々
一羽の鳥が優雅に青空を飛んでいる。早朝の空には雲ひとつなく、今日も快晴だ。 また、風もほとんど吹いておらず、街路樹が凛とした姿でたたずんでいる。新緑の鮮やかな色がとても眩しく感じる朝だ。 私はいつも早朝に昨日の振り返りや、今日一日の活動内容について書き留めるような習慣を持っ...
2250. 内省能力の発達・組織開発など
日曜日も夕方を迎えた。遠方の空に、灰色ではなく白い雲が一筋の帯のように連なっている。 さらに奥の空は青く晴れ間が広がっている。午後から夕方にかけて、貪るように成人発達と成人学習の専門書に目を通し、休憩としてボストン経営大学院教授ビル・トーバートが随分と昔に執筆した二本の論文...