2642. 【アムステルダム滞在記】音色の探究に向けて
先ほど昼食を摂り終えて、今はまた日記を書き留めておきたいという気持ちになった。結局今日は自分の学会発表の直前までホテルでゆっくりすることにした。 昼食前に、発表内容に関する予行練習を何度か行った。発表時間は15分強であり、時間としては非常に短いのだが、準備は入念に行った。...
2637. 【アムステルダム滞在記】ゴッホの色彩感覚
国際ジャン・ピアジェ学会への参加に向けて、そろそろホテルを出発しようと思う。学会会場に向かう前に日記をもう一つだけ書き留めておきたい。 先ほどホテルのレストランに降り、エスプレッソをもらい、再度自室に戻ってきた。昨日お世話になったホテルマンのモレノが今朝も受付を担当しており...
2635. 【アムステルダム滞在記】三年振りのヴァン・ゴッホ美術館
ヴァン・ゴッホ美術館に訪れることができて本当に幸せに思う。ゴッホは私にとって、創造活動上の最大の模範にしなければならない。 三年振りにゴッホ美術館を訪れてみて、ゴッホの偉大さに改めて触れ、領域は異なれど、彼を表現活動上の師として仰ぎたいと思う。オランダにいる間に少なくともも...
2628. 雷雨近づく夕方に
今の気温はなんと31度を越した。これは北欧にほど近いフローニンゲンにとってみれば異常な気温である。 時刻は夕方の四時を迎え、当地において一番気温が高い時間帯に入った。太陽が燦々と輝いており、夏の様子を呈している。 まさかこれほどまで気温が高くなるとは思ってもみなかった。天気...
2625. ゆっくりと近づくゴッホ
時刻は夕方の七時半を迎えた。今日は一日を通して気温が高かった。 フローニンゲンの夏の平均最高気温は22度ぐらいであるが、今日は最高気温が29度もあった。湿気が少ない分、そうした気温でも過ごしやすいのが唯一の救いである。 今も爽やかな風が流れている。小鳥の鳴き声が遠くの方から...
2508. 絶え間ない創造行為に彩られた生活
穏やかで優しい雰囲気が早朝のフローニンゲンを包んでいる。フローニンゲンにもようやく春がやってきたようだ。 天気予報を確認すると今日は快晴であり、これから一週間晴れが続く。今日の深夜が0度近くまで冷え込むが、明日以降は最高気温・最低気温ともに暖かくなる。一つの季節が終わりを告...
2081. ヴィンセントとハンス
今日の自らの有り様に少々反省をしなければならない。Rのプログラミングコードが思ったほど書けなかったことが一体なんだというのだろうか。 オフィスを去り、河川敷のサイクリングロードを歩いている最中のあの悔しがりようは一体なんだろうか。自分はどこか純朴過ぎるのではないだろうか。...
2048. もう一人のインターンと変化について
今日はこれからインターンシップ先のオフィスに向かうが、そういえば、もう一人のインターンとはまだ一度も顔を合わせたことがない。 私は月曜日と金曜日にオフィスに行き、彼は水曜日にオフィスに通っているようだ。二人は同じ部屋を共有しているのだが、勤務日が異なるため、これまでまだ一度...
1925.『ゴッホ:最後の手紙』
昨日は一日中動き回っていたため、日記を書き留めておく余裕がなかった。今朝は五時に起床し、ようやく昨日についての日記を書き留めておこうという気持ちになっている。 昨日はまず最初に、上野のTOHOシネマズに行き、『ゴッホ:最後の手紙』を鑑賞した。公開されてからすでに時間が経って...
1923. 連続的な至福時間
起床してから二時間半が経ち、少しばかり自分の思考も落ち着き始めたように思う。早朝の六時半の東京は、すでに夜明けを迎えており、もう辺りが明るい。 この素朴な自然現象が、どれほど自分の心を落ち着けることだろうか。オランダではまだこれから二時間ほど真っ暗闇が続き、九時を迎える頃に...