1643. 発達科学・教育科学・システム科学・ネットワーク科学
数日前に、大学キャンパスで偶然にも、博士課程に所属している仲の良いドイツ人のヤニックと出会った。何やら、どこかの学会で行ったポスター発表のポスターを、自分の研究室の前に張りに行こうとしている最中とのことだった。 そこで少しばかりヤニックと立ち話をしていた。彼は発達心理学科に...
1128.『成人発達理論による能力の成長』の一章における主題:「能力開発物語からの脱却」
穏やかな風と優しい太陽光が降り注ぐ金曜日。今朝は最初に、複雑性科学と教育哲学との架橋を試みた“Complexity Theory and The Philosophy of Education (2008)”を二章ほど読み進めた。 中でも、13章の “Complexity...
439. カート・レヴィンの理論より
発達心理学者のハインツ・ワーナーが指摘しているように、学習や発達の本質には「差異化」という現象がある。これは生物の進化のように、現在の特性がどんどん分化されていく形で私たちの学習や発達が進むことを示している。 先日、組織に関する研究で多大な功績を残した心理学者のカート・レヴ...
407. 所属プログラム内の興味深い研究プロジェクト
先日、論文のスーパーバイザーを務めてくださるサスキア・クネン教授とミーティングをしたのと同様に、私の同僚たちも今週中に各々のスーパーバイザーとミーティングを行うそうだ。フローニンゲン大学は研究大学としての確固たる地位を築いており、ここにいる研究者たちは絶えず実務家と交流を図...
400. 現代社会における「ストレスマネジメント」や「レジリエンス」について
今日の空を象徴するかのように晴れ渡った気分のまま、近所のノーダープラントソン公園へランニングに行った。早朝から取り掛かっていた研究データの翻訳作業がひと段落し、今日の天気も後押ししたこともあって、体を動かそうと思った。 ちょうど来週は、平日のすべての曜日にクラスも含めて外出...
390. タレントディベロップメントとパフォーマンスを決定づける心理的特性
(The Overpowering Effect Of Social Comparison Information-2014 Heymans Talk-prof.dr. N. van Yperen) 今日は「タレントディベロップメントと創造性の発達」の第二回目のクラスがあっ...