3070.【北欧旅行記】アテネウム美術館を訪れて
今日もまたヘルシンキでゆっくりとした時間を過ごすことができた。今回の旅行ではヘルシンキとストックホルムの双方の町でゆったりとした時間を過ごし、今回の旅を通じて北欧の文化と自然を存分に満喫することができたように思う。 明日の午前中にホテルを出発し、午後の便でフローニンゲンに戻...
2737. 【ロンドン滞在記】大英博物館を訪れて:文明の巨大な流れ
今ようやく大英博物館を後にして一息休憩を入れている。膨大な書物を一気に読んだ後のような感覚が今の自分を包んでいる。 大英博物館の体験をどこからどのように述べたらいいのかわらかないが、とにかく大量の文献の中に身を置いたような感覚だったと言うのが一番正確だろう。古代エジプト文明...
2101. 科学と哲学の両極
今日も昨日に引き続き、早朝から晴れ間が見える。柔らかな冬の青空を見ることが、これほどまでに自分の心を落ち着けるのだということを改めて思う。 遠くの空はほのかな紫色を発している。早朝の青空を眺めると、一羽の鳥が優雅に舞っていた。...
628. 名園と名画の共演:足立美術館へ訪れて
島根・鳥取旅行の二日目は、足立美術館を訪れた。この美術館も、七年前の社員旅行の際に足を運んだことがあるのだが、当時は時間の都合上、ゆっくりと展示されている作品を閲覧することができなかった。 七年振りにこの美術館を訪れてみて、大きな感銘を受けた。足立美術館が持つ庭園はどれも格...
444. 時空の交差と文脈
緯度の高いヨローッパ地域に特有の晴れの少ない冬に入りかけているのを感じている。そうした最中、朝一番の仕事を終えた後、ノーダープラントソン公園へランニングに出かけた。目を凝らして観察をしながら公園内を走っていると、前回のランニングとは違うわずかな変化を、公園内の自然から見て取...
324. 欧州小旅行記:ルーブル美術館で見た哀れな『モナ・リザ』
昨日の段階でパリ滞在の目的をすべて果たし終えたため、最終日はルーブル美術館をゆっくり巡ろうと思った。「ルーブル美術館は一日で見て回ることができない」という言葉は、各方面から頻繁に耳にするが、果たしてどれほど大きな美術館なのかを確かめてみたかった。...
290. 欧州小旅行計画
今日は先ほど、久しぶりに天気雨に見舞われた。空は晴れているのに雨が降るというのは不思議だな、と思っていた幼少時代のある記憶が鮮明に蘇ってきた。この記憶を再想起したことはおそらく初めてだったので、オランダのこの予測のつかない天候に対してある意味感謝をした。...