360. オートポイエーシスとアロポイエーシス
ルートヴィヒ・フォン・ベルタランフィの主著 “General system theory (1968)”を読み終え、次にジョン・ミンガーの “Systems thinking, critical realism and philosophy...
357. 天気雨からの教示:「等結果性」と「初期状態依存性」
天気雨というのは本当に美しいものだとつくづく思う。先ほど、突然天気雨が降り出した時、私は思わず仕事の手を止めた。すぐに窓の方に駆け寄り、天気雨が降り止むまでその一部始終をただ眺めていた。 数分後、雨が降り止み、道路の地面には雨が降ったという形跡だけが残っている。その形跡だけ...
352. 未分化から生じる退行現象
オーストリアの生物学者ルートヴィヒ・フォン・ベルタランフィ(1901-1972)の主著 “General system theory: Foundations, development, applications (1968)”を一通り読み通すのに数日要した。本書は今後も折...
342. 人と組織の発達支援に向けたダイナミックシステム理論のメタファーについて
今日からオーストリアの生物学者ルートヴィヒ・フォン・ベルタランフィ(1901-1972)の主著 “General system theory: Foundations, development, applications...
251.「構造的カップリング」と「相互浸透」
オランダへの出発がいよいよ一週間を切った。オランダ到着後に必要な各種手続き(例:住民登録や銀行開設など)の流れを確認している。 4年前にジョン・エフ・ケネディ大学でシステム理論に関するクラスを履修して以降、数年間はその分野から離れていたが、再びシステム理論の探究に着手してい...