2981. 魂の重さとドルナッハでの生活について
とても小さな雨滴が窓に付着し始めた。今日もこれから午後にかけて少しばかり雨が降るようであり、夕方に止むそうだ。 今日の最高気温は20度前半であり、今の気温は17度だ。カレンダーを確認すると、今日は火曜日ということで平日のはずなのだが、辺りはとても静かだ。...
2978. スイスの田舎町ドルナッハとの出会い
時刻は午後六時を迎えた。今日は時折雨が降るような一日だった。 日記の執筆、作曲、GRE試験に向けた学習、そしてシュタイナー教育に関する書籍を読む形で時間が過ぎていった。先ほど雨が降っていた時、雨粒の中にある輝きとこの世界の光についてぼんやりと思いを馳せていた。...
2955. シュタイナー教育に関する書籍の購入
今朝は六時を少しばかり過ぎた時間に目覚め、六時半頃から一日の活動を開始させた。早朝のフローニンゲンの空は晴れ渡っているが、今日は午後から夜にかけて雨が降るらしい。 この瞬間の空の様子だけから判断すると、雨が降るということが信じられない。空には雲一つないのだが、おそらく午後に...
2951. 「絶え間ない自己教育」について
シュタイナーが述べていた「絶え間ない自己教育」という言葉について引き続き考えている。雨脚が強くなり、少しばかり開けている書斎の窓から、雨の降る音が鮮明に聞こえて来る。 もうしばらく雨は降り続け、午前中に一旦止むようだ。ここ最近の日記でも言及していたが、私は日々自らにシュタイ...
2950. 雨降る朝に
早朝目を覚ますと、時刻は午前四時だった。随分と目覚めが早かったので、そこからもう一時間半ほど眠ることにした。 五時半に起床した時には、雨音が聞こえてきた。今日は久しぶりに雨のようだ。 昨日は相当に気温が上がり、今日の雨はフローニンゲンの街全体を冷やすかのように降っている。気...
2945. 成人のシュタイナー教育
時刻は午後の六時を迎えた。気づかないうちに今日もゆっくりと終わりに近づいている。起床してからこの時間になるまでの時の経過が本当にあっという間に感じられる。一日の時間が一粒の砂のように小さく、それでいて凝縮して感じられる。...
2928. 探究衝動と創造衝動の渦の中で
読みに読み、書きに書き、作りに作るという衝動が止まらない。 書斎の窓の外を眺めると、そこには爽やかな朝の景色が広がっている。小鳥の美しい鳴き声が辺りにこだまし、書斎の中にはシューベルトのピアノソナタが響いている。自分の身体を取り巻く環境は至って爽やかで落ち着きがある。...
2845. ドイツ語・フランス語:音楽という表現形式について
今日はオルガンコンサートから帰って来たらルーミーの詩集を読みたいと思う。一気に読み進めるのではなく、何編かの詩を少しばかり読むことになるだろう。 先日、マラルメの詩集を読み終えた。近々リルケの英独両方の言語が記載された詩集を読みたいと思う。...
2814. 創造性の源と霊性
時刻は午後の七時半を迎えようとしている。結局今日は一日中曇り空であった。今もまだ灰色の雲が空全体を覆っている。 午後には小雨が降り始めた。明日は早朝から午前中にかけて雨が降るようだ。 今日はテレマンの曲を参考に二曲作り、モーツァルトの曲を参考に一曲作った。結局、バッハの曲に...
2808. マラルメの詩集とシュタイナーの音楽理論
先ほど午後の仮眠を取り終え、これから再び午後の活動に取り掛かろうと思う。それにしても先ほどの仮眠は随分と深い眠りの意識に入っていたものである。 わずか20分の仮眠だったのだが、自己がコーザルの意識に完全に参入していたように思う。目覚めてみて大きな回復感を覚えたのは、やはりコ...