3334. 理解を生む原動力
気がつけば、今月もあと少しで終わりとなり、新たな月がやってくる。11月に入ると、フローニンゲンはぐっと冷え込むことが予想される。 フローニンゲンで生活を始めてから迎える三回目の11月なのだから、これからどのような気候になるのかは把握しているつもりだ。時刻は午前七時に近づきつ...
3327. 記述を嫌う体験主義者の矛盾した行動
時刻は午後の五時半を迎えた。今日からサマータイムが終了し、日が暮れるのも随分早くなった。この時間帯はちょうど夕日が西の空に沈む間際だ。 夕方に作曲をしている最中、輝く夕日を眺めながら、静かな波のような感情エネルギーを感じていた。外面世界と内面世界が相互作用し合い、そうした内...
3326. ルーミーの詩集とシュタイナーの書籍の往復
今日は本当に天気がいい日曜日だ。時刻は午前11時を回った。 今朝方は普段よりも幾分早く起床したと思っていたが、よくよく考えてみると、今日からサマータイムが終了し、一時間ほど時刻に変動があったことを思い出した。そのおかげで今日はいつもより早く起床した結果になったのだと思う。...
3325. 教育哲学に関するジャーナルの精査
昨日就寝する前に、今日は芸術教育の哲学に関する書籍を積極的に読んでいこうと思った。とりわけ、ルドルフ・シュタイナーの芸術教育思想に関する5冊ほどの書籍を読み返す計画を立てた。 それらの書籍は以前に一度読んでおり、今日もまた自分が関心を持っている主題に絞ってそれらの書籍を読み...
3315. 望む場所へ流れるように
今朝は六時に起床し、六時半から一日の活動を始めた。天気予報を確認すると、今日は午前中から夜まで雨が降るようだ。 明日も早朝から夕方まで小雨が降るような天気とのことである。どうやらこの二日間は家でおとなしく過ごしておいた方が良さそうだ。昨日にランニングに出かけ、チーズ屋に立ち...
3303. 理解のプロセスと知の習得プロセス
時刻は午後の五時半を迎えた。今日は晴れたり曇ったりを繰り返すような一日だった。夕方の今は太陽が雲に隠れているが、遠くの空は夕日に明るく照らされている。 今日は午後に、ネルソン・グッドマンの“Language of Art...
3302. シュタイナーの認識論
早朝の空を覆っていた雲はどこかに消え、今は晴れ間が顔を覗かせている。穏やかな風が吹いており、紅葉した街路樹が揺れている。 そのような光景を眺めながら、ふと、自分の人生が無数の重なる線で織り成されていることに気づく。それらの線は絶えず変化している。そうした変化が自分の人生その...
3301. 認識論を探究する意義とルソーの書籍
昨日に引き続き、今日も積極的に読書を進めていこうと思う。具体的には、シュタイナーの書籍とグッドマンの書籍を読み進めていく。 前者に関しては、先日ボストンの古書店に訪れた際に購入したものであり、直感的な認識方法について扱っているものである。本書の序文を読んだ時、シュタイナーが...
3285. 意思の表れとしての日記
平穏な雰囲気が辺りを包んでいる今日のフローニンゲン。季節はもうすっかりと秋なのだが、今日は桜の風が吹いてきそうな雰囲気である。特にそれは早朝の時間帯においてそうであった。 今はあいにく雲が空を覆っているが、それでも穏やかな雰囲気であることには変わりない。先ほどランニングから...
3271.「対象的思惟」と作曲実践
たった今夕食を取り終え、これから就寝に向けて本日最後の取り組みに従事していく。今日は早朝に、非常に断片的な夢を見ており、その後、夢の世界の不思議さと現実世界の不思議さを比べてみようとする自分がいた。 どちらの世界においても、自分の認知を遥かに超えた現象が絶えず内包されている...