1408.【北欧旅行記】フローニンゲンからブレーメンへ
今、ブレーメンに向かう高速バスの中にいる。早朝の7:15のフローニンゲン発のバスに乗り、ドイツ北西部の町リアーを経由してブレーメンに向かっている。 思い起こせば、昨年もこの時期に欧州旅行に出かけ、バスの運行会社は異なれど、リアーの町に向かったことを懐かしく思う。今乗っている...
1246. 一億文字の先に広がる認識世界
昨日はあれこれと多くの論文を読み、その他の仕事を通しても、一日中、文字情報と向き合うような日であった。そうしたこともあり、何かが過度に蓄積されているような重たさを心身に感じたため、昨夜は少しばかり早く寝ることにした。 すると、こういう日に限ってか、新しく移ってきた一階の住人...
606. 出発からの出発
11月の初旬から開始したオンラインゼミナールも、いよいよ佳境を迎えた。最後の振り返りのクラスを除くと、今日は実質上、最後のクラスであった。 本日のクラスでは、この五年間において、一度も本格的に扱ったことのなかった発達心理学の巨人ジャン・ピアジェについて取り上げた。一般的な専...
542. 意味世界を開くことについて
今日は午前中のオンラインゼミナールのクラスを終え、昼食前にランニングに出かけようと思った。しかし、天候があまり良くなかったので、ランニングに出かけることをやめ、代わりに今日は、書斎の本棚にある気になる本を、無計画に気の済むまで読むことにした。...
459. 光へ向かって
天空の雲間から朝日が差し込んできた。朝日と共に、早朝のフローニンゲンを包んでいた闇が徐々に姿を消していく。紅葉した木々に朝日が照らされる時、それは別種の輝きを私の眼に送り込んでくれる。 空を見上げると、渡り鳥たちが隊列をなして飛行していた。この隊列は、動的なシステムの産物で...
309. 欧州小旅行記:ハノーファーに向かって
早朝から色々あったが、無事にリアーについた。ドイツに足を踏み入れたのは、これが人生で初めてであるが、街中の雰囲気はオランダと非常に似ており、まだオランダ語に習熟していない自分にとって、ドイツ語とオランダ語は一瞬見ただけでは区別がなかなかしにくいと思った。...
308. 欧州小旅行記:ドイツ北西部のリアーに向かって
今日からいよいよ欧州小旅行が始まった。早朝五時前に起床し、いつも通りの身体・精神エネルギーであることを確認したが、やはりこれから欧州旅行が始まるからであろうか、身体も精神も共に軽やかな感じがした。 シャワーを浴び、わずか二週間しか住んでいない今の新居に随分とお世話になってい...