2097. 一日の最後に
気がつくと今日も就寝時間まであとわずかとなった。先ほど、夕方のツショル教授とのミーティングで話題として取り上げた「トレンド除去変動解析(DFA)」について再度専門書と論文を読み進めていた。 夜もこの時間となると、なかなか集中力を高く保って文章を読むことが難しいが、枝葉末節に...
2091. 七日目のインターンに向けて
今日はとてもゆっくりと起床した。一旦早朝の四時に目が覚めたのだが、少しばかり早いと思い、そこから再度寝ることにした。 すると、次に目を覚ましたのは七時を少し過ぎた頃だった。起床してみると、外はすでに薄明るくなっていた。 昨日は突発的に雪が降ったが、今日は一日中晴天らしい。た...
1796. オンライン学習に関する新たな研究に向けて
今日は午前中に、来年の学会発表用の論文を完成させ、昼食前にランニングに出かけた。先日、秋晴れの日がほとんどないと述べたが、今日は午前中から午後にかけて雲一つなく快晴であった。 一週間に一度晴れの日があるぐらいの割合であるため、その日にはできるだけランニングに出かけるようにし...
1056.楽譜の到着と今後の研究へ向けて
昼食前にランニングを済ませ、自宅の前に戻ってきた時、隣の棟に住む老父婦が私に声をかけてきた。なにやら、私宛に郵便物が届いているとのことであった。 オランダでは、郵便物の受け取り主が不在の場合、近所の人がそれを受け取ることになっている。奥さんから郵便物を受け取った時、見た目の...
1026. SSGに関するワークショップを振り返って
再び日々の生活が落ち着いたものになりそうだ。数日前に開催されたワークショップについて少しばかり振り返っていた。 このワークショップは、私が現在の研究に適用している「状態空間グリッド(SSG)」という手法に関するものだ。この手法を開発したのは、マーク・レヴィスという発達心理学...
895.焦点を絞った探究活動
昨日は、論文アドバイザーのサスキア・クネン先生とのミーティングがあった。「創造性と組織のイノベーション」の最終回のクラスが終わった後、少しばかり大学図書館で時間を潰し、クネン先生の研究室へ向かった。 いつもは、先生とのミーティングを月曜日の午前中に行うのだが、先日の日記で書...
873. 春の予感がする頃に
フローニンゲンの街も非常に春らしくなってきた。近所の公園や街路に植えられた植物たちが、春の訪れを告げている。 今週から来週にかけて、気温も上昇する一方である。ようやく長く暗い冬を抜け、光に満ちた春に入る。まさに明後日からサマータイムに入るため、日本と仕事をする際の時差に注意...
861. 交差再帰定量化解析(CRQA)に関する優れた論文
早朝の突発的な雨が降り止んで以降、今日は一日を通して良い天気に恵まれた。息抜きと気力の充電を兼ねたランニングをするために、昼食前に家を出た。 帰宅後、研究論文の続きを執筆していた。その中で、今回の研究で用いる「交差再帰定量化解析(CRQA)」というのは、つくづく面白い手法だ...
860. 交差再帰定量化解析(CRQA)について
今日は午前中から、修士論文の “Method”セクションにおける「交差再帰定量化解析(CRQA)」について文章を執筆していた。これまで、「状態空間グリッド(SSG)」に関する “Method”セクションと “Results”セクションの執筆に従事していたが、今日からはいよい...
845. ある土曜日の暮らしぶり
週末の二日間を自分が望む形で過ごすことができるというのは、何にも代えがたい喜びをもたらしてくれる。しかも今日は土曜日であるため、もう一日ほど、自分の探究活動に没頭できる日が残されていることを考えるだけでも、喜びの感情がもたらされる。...