2859. バロック時代の二人の巨匠テレマンとバッハ:ワークライフバランスについて
早朝の作曲実践を先ほど終えた。今日はここ数日間と同様に、バッハのコラールに範を求めた。 現在はまだ二声のコラールを参考にして曲を作っている段階であり、楽譜に収められた69曲の全てを参考にした後は、371曲ほどの四声の曲を参考にしていく。一日の始まりの作曲実践と一日の終わりの...
2761. バッハに範を求めて:イタリアとエジプトへの旅行の再考
時刻は午後の八時に近づきつつある。この時間帯はまだ夕方のような明るさである。 西日が街路樹の葉を照らしており、葉は穏やかな風に揺れている。遠くの方から小鳥の鳴き声が時折聞こえてくる。 今日一日を振り返ってみた時、非常に充実した一日だったと言える。チーズ屋でお決まりのチーズと...
2741. 【ロンドン滞在記】芸術と音楽に溢れる日々
ロンドン滞在の三日目の朝を迎えてから数時間が経った。時刻は午前八時を回り、ロンドンの街はこれから少しずつ動き出していくだろう。 大都市ロンドンもこの時間帯は静かで落ち着いている。昨日に引き続き、今日も晴天に恵まれ、気温も実に爽やかだ。...
2733. 【ロンドン滞在記】英国王立音楽院博物館を訪れて
ロンドンの初日の観光を終えて、今は宿泊先のホテルでゆっくりとしている。ロンドンを訪れた感想についてたくさん書き留めておきたいことがあるが、明日の観光に備えて今日は早めに就寝しようと思っているので、とにかく今書き留めておきたいことだけをここに書き記しておく。...
2613. 個性と創造性
薄く曇った空。近くの家の前で工事が始まった。どうやら家を壊し、新しい家を建てようとしているようだ。創造からの破壊と、破壊からの再創造。 ゴミの収集車がやってきて、溜まったゴミを取っている。オランダのゴミ捨て場は一風変わっていて、金属製のボックスが地面に埋め込まれており、近隣...
2591. 祝日の朝に
今日は五時半過ぎに起床し、六時あたりから一日の活動を開始した。今朝の起床時には、寝室から鮮やかな朝焼けが見えた。それは赤紫色の輝きを放っていた。 時刻は午前七時に近づきつつある。今、雲一つない青空が広がっており、爽やかな風が吹いている。今日は一日中晴れたのようだ。...
2587. ゲオルク・フィリップ・テレマンについて
早朝の七時を過ぎた頃、ようやく太陽の光がフローニンゲンの街に注ぎ始めた。空を覆っていた薄い雲はどこかに消え、今日は一日を通して良い天気に恵まれるそうだ。 今は部屋の気温が少し低いが、これから徐々に暖かくなっていくだろうと思われる。昨夜、偶然にもゲオルク・フィリップ・テレマン...
2574. 作曲語法の確立に向けて
昨日の作曲実践では、再びバッハの曲に範を求めた。作曲実践をするときはいつも誰かしらの作曲家の楽譜を手元に置き、そこからインスピレーションを得る形で曲を作っていくことが習慣になっている。 どの作曲家のどの曲を参考にするかはいつも行き当たりばったりである。厳密にはそれはランダム...
2570. 光の波と色彩の変化
相変わらず今日も早朝からバッハを聴き続けている。バッハの音楽と深く共鳴する自分がいることは疑いようのないことである。 では、バッハの音楽の一体何に自分は共鳴しているのだろうか?という問いに対する明確な答えは今のところない。想起される回答はどれも自分の表面をなぞるようなものば...
2565. 二つの世界が溶け合う時
小鳥のさえずりが落ち着いた様子で響く時間帯になった。不思議なもので、自分の気持ちというものが時間の流れに応じて変化しているためか、起床直後に聞く小鳥たちの鳴き声と、起床後しばらく経ってから聞こえる鳥の鳴き声は異なった質感をもって聞こえてくる。...