2674. デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園及びクレラー・ミュラー美術館の再訪に向けて
どうやら完全に外は晴れたようだ。早朝に空を覆っていた雨雲が今はうっすらとした雲に変化している。 優しいそよ風がフローニンゲンの街を時折駆け抜けていく。その風の流れに乗って、小鳥たちのさえずりが聞こえて来る。 ここ最近はバッハではなく、モーツァルトのピアノ曲を聴いている。ほぼ...
2649. 絶えざる自己反省と実践
今日は午前中に一曲、昼食後にもう一曲作った。それらの曲はどちらも共にモーツァルトが17歳の時に作曲したものだ。 これまではモーツァルトがより幼少期の頃の曲に範を求めていた。それらの曲との比較で言うと、やはり今日参考にした二曲の方が洗練されている。...
2628. 雷雨近づく夕方に
今の気温はなんと31度を越した。これは北欧にほど近いフローニンゲンにとってみれば異常な気温である。 時刻は夕方の四時を迎え、当地において一番気温が高い時間帯に入った。太陽が燦々と輝いており、夏の様子を呈している。 まさかこれほどまで気温が高くなるとは思ってもみなかった。天気...
2543. 涼しげな早朝から
今朝は五時半に起床し、六時前から一日の活動をスタートさせた。夢によって四時あたりに一度目を覚ましたが、寝室を離れたのは五時半だった。 天気予報の通り、今日は昨日よりも気温が下がっている。一方で、予報よりも少し早く、今この瞬間には小雨が降っている。...
2106. 六歳のモーツァルトから
夕食を摂り終え、これから一日を締めくくるべく、小さくライフワークを前進させていく。夕食前に、作曲上のフーガの技法に関する専門書を読み進めていた。 早朝に書き留めていたように、実践に資する知識体系をいかように構築していくかを意識することが今の自分には特に求められており、そのあ...
2074. 強烈な光に包まれる体験:サトルボディの不思議さ
今朝方の夢の中で不思議な体験をした。これまで何度か体験したことがあるのだが、夢の中の身体が強烈な光に包まれるという体験である。 夢の中の私は、今の自宅と同じような寝室のベッドの上に横になっていた。すると突然、足先から頭のてっぺんにかけて光が上昇し、身体全体が強烈な光に包まれ...
2036. バッハの曲とモーツァルトの曲
昨日に引き続き、早朝からモーツァルトのピアノソナタのある曲を参考しながら曲を作っていた。ここ数日間バッハの曲に範を求めていた時には、バッハが曲に込めた意図とその技巧に思わず唸ってしまうことが多々あった。 バッハの曲は法則の宝庫であり、ある法則を見つけることができればそれは自...
1831. マリア・ジョアン・ピレシュのコンサート(後編):鳴り止まない拍手と終わりなき感動の中で
昨夜のコンサートが終わったのは、22:30辺りであり、そこから自宅に戻って就寝できたのは23時過ぎであった。それでも今朝は七時前に起床し、七時過ぎから今日の仕事を始めることにした。 昨夜のマリア・ジョアン・ピレシュの演奏がまだ自分の内側に残っているかのようである。つまりまだ...
1770. 魂を支える景色と優れた楽譜
夕方を迎え、秋の静かな空に夕日が沈んでいく。この時間帯は最も西日が強く、カーテンを閉めなければ、書斎の手元が明るすぎて仕事にならない。 だが、カーテンを全部閉めてしまうと外の景色が眺められないので、いつも少しばかり空間を残してカーテンを閉める。昨年の今頃は、ダイナミックシス...
1676. 沈みゆく夕日の中で
晴れ間を覗かせていた太陽が、西の空に沈みつつあるのを眺めている。夕方、突如として、天気雨がフローニンゲンの街に降り注いだ。 それは、天から地上にまっすぐに降り注ぐ雨であった。太陽の光が雨滴に反射し、美しい輝きを放っている。...