2578. 今朝方の夢とシュタイナー
時刻は昼食前となり、起床してから随分と時間が経ったが、今朝方に見ていた夢をまだ覚えている。そういえばまだこの夢について書き留めていなかったことを思い出す。 夢の中で私は、大学時代の先輩三人と共に、大学の同級生の自宅に向かった。その友人が私たち四人を招待してくれ、彼の家で昼食...
1221. 日本で根強いピアジェの発達段階理論に関する誤解
先日、知人の方から、日本の教育学者の方たちが、ピアジェの発達段階理論を極端に否定する傾向にあることを聞いた。実際にいくつかの議論を教えていただいたところ、その議論の進め方は、非常に乱暴であったことにひどく驚いた。 ピアジェが発達段階理論を提唱して以降、ピアジェの理論に対...
85. モンテッソーリ教育への批判
これまで、モンテッソーリ教育の特徴について紹介してきましたが、いくつかの批判的な意見が存在するのも事実です。一つ大きな問題としては、「モンテッソーリ教育」という看板が一人歩きし、適切な認定許可を得なくても、誰でもモンテッソーリ教育に準じる教育プログラムを提供できてしまうこと...
84. モンテッソーリ教育:クラス環境や教師の役割など
今回は、モンテッソーリ教育が提供するクラス環境、モンテッソーリ教育を施す教師の役割、そして学習内容について簡単に紹介したいと思います。基本的に、生徒は学習計画に応じて、その日に従事するタスクを決定し、必要なマテリアルを持ってきて、自分の学習環境を整えるところから学習がスター...
83. モンテッソーリ教育の原則:内在的な世界探求力
これまでの記事に引き続き、今回の記事もモンテッソーリ教育に焦点を当てたいと思います。今回は、モンテッソーリ教育の原則に焦点を当て、それがどのように子供たちの内在的な学ぶ力に影響を与えているかについて簡単に紹介したいと思います。...
82. モンテッソーリ教育の誕生背景と概観
今回の記事は、簡単にモンテッソーリ教育の誕生背景とその根幹思想について紹介したいと思います。モンテッソーリ教育と聞くと、日本では早期教育あるいは英才教育の一種として受け取られている印象があります。 例えば、アマゾンの創設者ジェフ・ベゾスやグーグルの創設者サーゲイ・ブリンとラ...
81. オルタナティブ教育から得られる第二言語獲得に関する洞察:身体性と言語獲得
私自身の経験を振り返ってみると、米国に滞在して現在4年目になりますが、英語という第二言語を獲得したと呼べる段階には至っておりません。実際のところ、未だに少しずつではありますが、自分の言語力が常に進化しているのを感じています。...
80. マリア・モンテッソーリの教育思想:シュタイナー教育との共通点
これまでシュタイナー教育について概観を見てきましたが、モンテッソーリ教育もオルタナティブ教育の代表格であり、今回の記事はマリア・モンテッソーリの教育思想について見ていきたいと思います。 モンテッソーリ教育に関して様々な文献を調査してみると、もちろんシュタイナー教育と異なる思...
75. ルドルフ・シュタイナーの教育思想:学習に対する精神的成熟期間
現在、世界に存在するオルタナティブ教育の根底にある教育思想やシステム、そして実際の教育実践方法について比較をしています。シュタイナー教育やモンテッソーリ教育を抜きにして、オルタナティブ教育を語ることはできないので、主にそれら二つの教育システムを軸として、今後少しずつオルタナ...
【動画】アメリカのユニークな学校「Ross Institute」:ダイナミックシステム理論に基づいたスパイラル・カリキュラムとは?
ハーバード大学教育大学院教授のハワード・ガードナーやカート・フィッシャーを含め、様々な研究者や実務家がアドバイザーとして関与している興味深い学校を紹介致します。 その学校はRoss Instituteという名前で、米国ニューヨーク州のロングアイランドにあります。ルドルフ・シ...